鏡味仙三の丸一日

KAGAMI SENZA OFFICIAL BLOG

がんばろう山梨!~その12~

2014-02-19 20:13:30 | やまなし
塩ノ山麓の新居へ到着。車が地下ずく度に、脇へ寄らなくてはならず、駅から十分だか、倍近く歩いてかかった。

家の前を、近隣の方が雪掻きをしてくださったようで、感謝。正式に、組の皆様にご挨拶もしていないにも関わらず、スコップをありがたくもお借りし、お手伝い頂きながら、歩道の除雪をした。

甲府の雪と違い、まだ踏みかためられてなかったからかもしれないが軽い。不思議だ。冗談を言いながら、和気藹々と、自己紹介しながらスコップを動かす。

今日も、県内の学校は休校とのこと。一日も早く、この道を元気な子供たちに通ってもらいたい。

雪は、教育にも深刻な影響を与える。校庭はどこも雪だらけ。道路の除雪も出来ておらず、重機が足らないため、校庭は後回しになりやすい。授業の遅れを取り戻すのは大変だ。まもなく三月で修了式、卒業式。一年の総括をする時期ゆえに、とにかく重機がほしい。

重機は、命や財産を、農業を、経済を、教育を、生活を、観光を…守ることの、突破口となる。これがないと何も始まらない。気温が低いため、晴れていても、一向に雪解けは来ない。待っていても、時間がかかり、体力や精神力は疲弊するのみである。

県でも、ようやくボランティア受付を本格的に開始した。遅すぎの感はあるが、反省は後回し。東京近郊の県人でつくる、山梨県人会連合会青年部(ほうとう会)有志が、重機を調達し除雪作業の奉仕者探しに動き出している。

やまなしのみなさん!陸の孤島は、長野、静岡、神奈川、東京から次第に地続きに!車庫が倒壊、雨樋が外れているお宅など、一日歩いただけで、十ヵ所近く見たが、いましばらくの辛抱。

新潟県の、世界屈指の除雪部隊のみなさん、ありがとうm(._.)m復活遂げた暁には、謙信公は塩を下さったが、山梨からは、ご恩返しに、ぶどうやももを献上。

山梨県民は強い。そしてあったかい。このハートの熱で、雪を溶かし必ずや様々な、これからさらに明らかになってくる被害の現状を乗り越える。

新天地にて生きる力を、ここ数日の体験で、みなさんに頂いた。この手袋は、その証だ。

がんばろう山梨!~その11~

2014-02-19 19:19:49 | やまなし


甲府駅から塩山駅へ。

特急車両が、試験運転をしていたため、駅間で待っていたため、20分ぐらい遅れて到着。そろそろ、あずさも運転再開なのだろうか。

塩山駅には、除雪車両が停まっていた。お疲れさま!あなたの活躍で救われました!しかし、これを教訓に、除雪車両を山梨で、常備する数を増やすことを望みたい。想定外を想定する発想が必要に思う。

来月に、塩山へ中古戸建てを買い引っ越す手続きをしに、甲州市役所へ。駐車場では、ブルドーザが大活躍。道路は、何ヵ所かで、重機が動いていた。お兄さん方が寒風に負けじと、笑顔で私に、あいさつしてくれた。困難なときほど、冷静に明るく行こう!

口座づくりのために、甲府信金塩山支店へ。こういうときも、お金の流れを止めてはいけない。農業ハウスが壊れて困っている人、家が倒壊して悩んでいる人の味方になってほしい。広い駐車場はきれいに除雪してあった。お客様の安全を第一に考える、あたたかい心を感じた。

がんばろう山梨!~その10~

2014-02-19 18:25:47 | やまなし


私の卒園した、相川小学校へ。園庭の除雪を小型の機械で、園長先生が行っていた。ひなまつりの催しが近々あり、保護者の車が置けるように、保育士さん方が必死にスコップで掻いている。

卒園生として、少しの雪は、雪合戦や鎌倉づくりで楽しいが、子供たちの遊びにこの雪は多すぎだ。健やかに育つ子供たちのことを思い浮かべながら、汗をかかせてもらった。

朝日町のスーパーのオギノへ。野菜や魚などの生鮮食品は、次第に入ってきた。しかし、店内奥の牛乳売り場は、長野の牛乳が品薄で、一人二本と制限している。お米は、全くなかった。ここ数日、水道や電気は概ね使えたらしく、おかずは無くともご飯を食べてしのいでいたと思う。

空を見上げると、ヘリコプターが。上積翠寺の老舗旅館は、二軒ともお客様が缶詰となってしまい、先日ヘリにより救助されたという。標高は500メートルぐらいだろうか。武田神社から北は、除雪の手が足らないのか、しばらく通行は難しいかもしれない。

がんばろう山梨!~その9~

2014-02-19 17:53:01 | やまなし


甲府駅から、実家の山へ行くには細い道を歩かなくてはならない。雪掻きをしてくださったお陰で、一度も転ばなかったが、足元はアイスバーン、頭上は落雪注意だ。しかも、つららまで垂れ下がっている。

電線に雪がもたれ掛かり、切れないか不安になる。わたしは山登りで雪山の経験があるから、靴もズボンも対応できているが、普通の長靴では、転倒に十分気を付ける必要がある。

そんななか、帰路の途中に、友達の家を経由した。ちょうどお母様が玄関にいて、お話を伺う。植木がグニャリとお辞儀をする形で、雪に埋もれていた。かわいそうな姿だ。その上には、いまにも落ちてきそうな雪の塊。

しかし、その横には梅が蕾を開こうと頑張っていた。大きな難だが、チャンスにしていく、教訓とし前向きに今回の雪害を捉えようと思った。

実家は、親父が一人で、雪掻きをしていたとわかった。寒さの中、大変であったろう。忍耐の二文字字が頭に浮かんだ。

まだ、雪掻きをしていない所を探して、道が繋がった。眼前には、いつも通りに、富士が聳えている。

がんばろう山梨!~その8~

2014-02-19 13:29:00 | やまなし


甲府駅北口にいつもいる、タクシーはゼロ。やはりお年寄りなどは、通院で使う方が多く、町医者の医院には診察が終わるまで待っていると思われる車がいた。

坂はアイスバーンで危ないため、安全なルートを選び、母と伯父さんのもとへ。伯父さんは、自分の店の前を必死に雪掻きをしていた。顔色が悪い。雪掻きした山が、町のみなさんの結束の強さを表している。道が細く、くねくねしているため、渋滞しやすく、雪掻きしながら、交通整理までしていた。体がこれではもたない。心配だ。

母も元気そうであったが、降雪から5日となり、披露が見えた。道が危ないため、買い物にも自転車で行くことが難しい。

コンビニは、やはり品薄。パンやおにぎりなどは、棚に並んでいない。棚卸しでもしたかのようだ。ジュースなどの飲料は、在庫があった。

武田通りは、ほぼ一車線。路線バスが復活していたが、すれ違いがギリギリで、スリップしないか、ひやひやする。歩道は雪掻きが進んでいるが、歩行者も譲り合いながら歩いている。甲府駅から山梨大学まで、500メートル以上、動きが鈍い。これでは、車は時間が読めない。経済活動に支障がでる。

がんばろう山梨!~その7~

2014-02-19 08:08:32 | やまなし

勝沼ぶどう郷駅から眺めるぶどう畑。
農業被害が甚大で、まだ全体像が見えないが、国の支援をお願いしたい。

我が町・塩山の、塩の山が見えてきた。一面白だ。いや、凍てつく銀の白だ。甲府盆地が冷凍庫状態。標高が低くなり、日も当たるため、残雪のかさは減ってきた。

しかし、駐車場には、除雪手付かずの、車体が半分埋まっているところが多い。

ショベルカーが、駅前や学校校庭などに置かれていた。いま8時なので、暫くすると、動き始めるのだろう。子供たちが安全に登校でき、お年寄りが転ばないよう、除雪を進めてほしい。

いよいよ、甲府駅へ。

がんばろう山梨!~その6~

2014-02-19 07:57:21 | やまなし

昨夜から故郷・甲府に中央本線で行けるようになったので、甲府へ、いざ出陣!(ただし、笹子駅は、雪のためホーム下車が困難なため、通過する)

自宅の常磐線の始発電車で、亀有駅を出発。特大スーツケースと大型リュックの重さは、合計約30キログラムだろうと推測する。

食糧を中心に(パン、レトルト米・カレー・中華丼・牛丼・コーンスープ・ソーセージ、即席ラーメン、チョコレート、野菜ジュース、カイロなど)約20人分、県内に住む家族・親戚に届ける。

御茶ノ水で乗り換えて、高尾駅までは平常運転。やはり、標高高くなる八王子からは、まだ屋根に10センチ位は積もっている。

高尾駅で、乗り換えがスムーズに。本来は松本行きだが、本日に限り、甲府駅行き。いま現在、7時前だが、座席に座れる。

本日は、大幅に本数が減ると車内アナウンスが流れる。特急はまだ運行しないようだ。

先日は、上野原駅で下車していたので、そこから先は大雪災害後は、初めて通る。

四方津駅は上りホームに通学通勤の皆さんが大勢いるが、まだ80センチほどの雪があり、雪掻きが行き届かず、整列乗車をしにくく、ホームを歩くのも一苦労のよう。

鳥沢駅停車中に、家屋の屋根を見ると、50センチはまだ残雪がある。屋根が壊れないことを祈る。甲州街道を見ると、除雪はされたようだが、アイスバーンで夏タイヤは無理である。慎重な運転が必要だ。

大月駅から、太陽が昇る。まだ、富士急行線は不通で、下車する方はほとんどいない。冬の富士を眺めに来る観光客で賑わう姿を、一日も早く訪れるよう、除雪作業で奮闘されている方々を、心から応援する。

笹子駅の辺りは、積雪量が多かったり、日もあたり憎いのか、あまり雪が溶けていない。落雪に要注意だ。

レールが凍っているのか、このあたりは、走行中や停車するときにガリガリという音がする。カーブや勾配があるため、事故にならないように、運転士も、相当気を使うだろう。

笹子トンネルを抜けると、来月に家族三人でUターンしてくる塩山駅はすぐそこだ。新居は無事か心配である。