風に訊け

日々の考え、趣味のサッカー、釣り、読書、音楽、アウトドアなどについてエッセイ風に綴りたいと思います。

11/26 初カレイ

2006年11月29日 | 釣り



11/26日 中潮、単独行、三春町
実釣12:00~18:00 キス×1、木っ端カレイ1(投げ)


起きたら我慢できずにカレイ釣行。
ここ数年ぜんぜんカレイつりをやっていなかったので、
今年は顔を見たい。

というわけで三春町岸壁へ。
途中ポイントで青イソメ100gを購入。

小雨の中、開始15分後に2色でブルブルっとカレイちゃん。とっても小さい。
逃がそうかと思ったが針を飲んでしまっており、キープ。

少しあとに今度は4色でキス。まあまあの型。
後が続くかと思いきやこの一匹のみ。

日没後、やけくそで電気ウキを購入し、スズキ狙うも……そんなに甘くない。
18時納竿。

11月18日 富津新港

2006年11月19日 | 釣り



立石、上原、大橋、笠原の4名と5時大森発で、富津新港へ。
北東が吹くなか、堤防、角手前50メートルにて外へ中へ投げる。

投げ釣り 3~4色にてアイナメ20センチ前後が8匹(終日ポツポツと)
堤防テトラの穴釣り メバル2匹(15センチ)、カサゴ2匹

釣果はすべて外海で。
他には立石氏が穴釣りで25センチほどのムラソイをあげる。


くじら

2006年11月17日 | 釣り
http://blog7.fc2.com/s/simagunizm/file/komamane05.html
くじらさん、最高です。
唯一無二の存在です。

釣り好きには、特にたまりません。
見た目に似合わず動きが鋭い。

野比海岸(11/3、11/5)

2006年11月07日 | 釣り
11/3日 中潮、鴨野、野比海岸
実釣12:00~19:00 門辺ピン2、メゴチ多数(投げ、メゴチ泳がせ、ルアー)
鴨野ピン3-4、ヒネ3(投げ)

野比川左岸に入るも、渋く、夕方になり浪打際で少し出る。
テトラ方面にナブラが出たので、ジグ40gをキャストするも不発。
水は透明度高い。

11/5日 大潮、鴨野、野比海岸
実釣8:00-15:00 門辺ショウサイフグ10匹(すべてリリース)、
ハゼ2匹(胴付きカワハギ仕掛け、投げ、ブラクリ、ルアー)
初のボート釣り。
8時30分ころ出航。秀丸正面テトラ沖50mにもやる。
10時ころショウサイフグが、カワハギ仕掛け(胴付き3本針、コマセ)
に入れ食い。10匹くらい釣る。
しかしそのあとピタッととまり、本命のカワハギ、カサゴはゼロに終わる。
ナブラにジグを投げるも反応なし。

デーブ・スペクター氏の提言から考えるメディアとしてのインターネットの可能性

2006年11月03日 | 釣り
ずいぶんと長い題名になった。
本日、ある大手代理店にてインターネットに関するフォーラムがあったらしい。参加した営業から話を聞いた。
ゲストでデーブ・スペクター氏が登場し、こんなことを言ったという。
「私はホリエモンが嫌いだ。TV番組などを“ソフトウェア”と呼び、テレビ局から買ったソフトウェアをインターネット上で配信しようとしたからだ。またソフトウェアという言葉も嫌いだ。何度も複製できる製品というニュアンスがあるからだ。
インターネットは独自の番組などなくて、他から買った情報を流しているだけじゃないか。ニュースにしても通信社から情報を買って垂れ流しにしているだけだ。
You Tubeがすごいってみんなは言うけれど、あんなの『さんまのからくりテレビ』は何年も前からやっていたよ」

話の大半はお決まりのジョークだったそうだが、後半に少しこんなことを言ったらしい。
サンジャポなどを見ていてもときどき氏が鋭い発言をすることがあり、ドキッとする。あのテリー伊藤氏を持っても「あれほどまともな男が……」というような話をしていた。
芸能界に長く残っているのはジョークだけではないようだ。

話を戻そう。
上のスペクター氏の発言は、現状のインターネットの世界やそれを取り巻く人々を見たときに、とても正しい。
現状のネットの世界では、オリジナルの記事は少ない。僕もまだインターネットの世界に来てから1年ほどなので、さほど詳しいわけでもなく、もしかしたらまともなサイトもあるのかもしれないが、日々目にするサイトのなかで、自ら調べ、書き、意見するという「メディア」と呼ぶべきサイトはほとんどないといってもいいのではないだろうか。

テレビだって新聞や雑誌をそのまま、こんなことが書いてありました、ということもあるし、某番組では「今週の中吊り大賞」なんてコーナーもある。まるで上からものを見ているようだ。テレビが雑誌を評価してあげている、そんな気配もある。僕も雑誌をやっているときにはこの手の「テレビ屋」の高慢さには嫌というほど出会った。
突然電話を掛けてきて「お宅の本に載っていたあの人の連絡先を教えてくれ」。
おい、待て。出版社にとって情報は宝だぞ。必死に見つけてきたネタをよくも恥ずかしげもなく……ととても頭にきたものだ。

しかし、現在自分の働いているインターネットの世界ではこれが日常的にある。
先日あるプロデューサーと広告企画について話していたときのことだ。
俺「こんな企画でクライアントが決まったんだけど」
P「あっ、よかった。で、問題はその記事をどこから買うかですね~」

おいおい、記事は書くものだよ。というのは我慢して言わなかったけど、「僕が書くからいいですよ」と伝えた。

うちの会社が特にそうなの傾向が強いのかもしれないが、ネットに入ってまず思ったのは、ここはインフラ会社なのだな、ということだった。
そして社内の営業だけでなく、代理店についても中身のことなど一切見ていない。いや、わからない。
そして話すのは数字のことばかりになってしまう。
おいおい、目先の数値だけ追ってどうするの?ポストインプレッションは?広告を見てから3ヵ月後に購入したら?サイトから出なく店舗で購入していたら??

そんな疑問をもしぶつけたら彼らはこう答えるだろう。
「だって、クライアントが求めるから」

また話がそれた。
インフラ会社の話だ。
おそらく、インターネットがメディアでなくインフラ屋になりさがっている現状にはいくつか理由がある。

1、社員のメディア人としての能力が低い(技術人としては優れている)
2、だから作るより買ったほうが安い
3、今のところ儲かっているから、買えてしまう
4、既存のメディアと異なり、スティール、動画、テキストなどさまざまな形式のデータを配信することが可能(つまりデジタル時代の恩恵を受けている)

1、2、3については僕は斜陽産業である(すなぎも、ごめん)出版社からの人材に期待したい。僕もそうなるべく転職してきたつもりだ。また広告も毎年前年比130%とか140%とか著しい成長がひと段落してきて、人材の見直しなども進むだろう。
今のネットのプロデューサーと言われる人材にはまともな記事一本どころか、まともな日本語が使えない人材もいる。

もうひとつ、インターネット産業の課題はシステムへの過剰な信頼だ。
やれWeb2.0だ、SNSだ。
おいおい、システムは人間の本質を変えない。
そして人間の本質が変わらない限り、人間の行動も変わらないだろう。
余計な情報がネット上に氾濫するだけだ。
新しい機能を用意するのは大切かもしれない。
昨日にばかり目がいって、中身を見ていない。
砂漠に水をまき続けるスプリンクラーを開発しても、肝心の水がなかったら、緑は育たないじゃないか。


ブログなど玉石混在する情報から「面白い記事だけを自動で抽出しよう、キーワードを拾って」とこうなる。
おいおいおい。ロボットに面白いか面白くないかがわかるのかい? 

実際に僕のいる会社でも実験的にやっている。
しかしこれがひどい。
文章は稚拙で、情報は間違いだらけで、論の展開は自己満足で終わる。

そりゃ、そうだろ。
誰にも教育を受けていないようなブロガーの記事を誰が読めるんだ?
俺だって、新人時代に先輩の赤字が入らなくなるまで何百本書いたと思ってるんだ。。。



確かにインターネットはものを売るには最適だ。
ある意味もっともビジネスモデルとして成功しているのは楽天じゃないかと思うくらいだ。

その意味ではロングテールなるモデルも信奉しよう。
アマゾンだってV字回復した。
googleだって絶好調だ。

しかし、これらはメディアではない。
あくまでシステムであり、物売りだ。

インターネットにメディアの可能性はあるのか。
まさにそれは今、問われようとしている。
それには我々がまず本質を見極め、
システムやショッピングとは一線を画した視点を持っていかないといけない。