風に訊け

日々の考え、趣味のサッカー、釣り、読書、音楽、アウトドアなどについてエッセイ風に綴りたいと思います。

ギリシャ旅行 vol.1

2008年01月10日 | 島旅
仕事に追われたり、体調が悪かったりして、早4カ月。
ギリシャ旅行について書きたいと思います。

8泊10日のアテネ、サントリーニ島旅行でした。
オランダKLM航空にてアムステルダム経由でアテネへ。
アテネに深夜に着いたため、オリンピックホテルにて一夜を過ごしました。

以下、現在形にて記述。

ホテルの窓から外を見る。
目の前にハドリアヌスの門がライトアップされ幻想的にじんわりと光を放っている。
紀元前にものが街中にそびえている光景は東京にはない。

翌日、午前に市内見物をしてから空港へ。
預けた荷物を受け取るためにいったんホテルへ。
高圧的な態度のフロントと、いかにも人のよさそうな顔をしながら「サー」を繰り返す若いポーター。
その格差にヨーロッパを感じる。階級社会なんだなと。
日本でも似たようなことはあるが、なにかヨーロッパのほうが絶対的なものを感じる。

夜のフライトでサントリーニへ。
エーゲ海にはたくさんの島々が並び、漆黒の海に家々の電気が生える。
学生時代に長距離バスで通った瀬戸大橋を思い出す。
人間の暮らす確かな息吹。

地球上でもっとも文明の栄えている大都会の東京からジェット機ではるばる飛んできた自分。
おそらく数千年前からずっとこの島々で暮らしているであろうギリシャ人。
彼らは飛行機に乗って、極東の国まで旅行に来たりすることがあるのだろうか。

1時間に満たないフライトで、サントリーニヘ着いた。
なんだ、東京から八丈島へ行くようなものだ。

タクシーを捕まえ日付の変わるころ、フィロステファニという街にあるホテル『ダナ・ヴィラス』ヘ。
洞窟スタイルのこのホテルはそれぞれが独立している構造で、赤土の岸壁に張り付いている。

青い海、白い家、赤土の大地。

翌日からこの天国みたいな島、サントリーニを楽しんだ。

(続く)