北京暮らしを始めてみれば その後

3年間の北京暮らしを終え、2006年1月に帰国しました。
その後の日本での生活を綴っていきます。

こんなこともあるもんだ

2005-12-25 | Weblog
 今日は家庭教師の先生とその生徒である友人、私の3人でご飯を食べた。私がもうすぐ帰国するので是非一緒にと先生が企画してくれたのだ。場所は私の家から歩いていける中華料理やさん。以前1回行ったことがあるけど、スープがめちゃめちゃ美味しいお店である。

 さて店に入ると店員はみなサンタの格好。クリスマスやもんなあ。でも食べるのは中華。早速食べてみると...。かっら~い!!! カラシが効きすぎている。ここで普段なら大人しくあと一口二口食べて諦めるところだが、先生は黙ってはいなかった。店員を呼び、「こんな辛いの食べられない! カラシ入れすぎ! 辛くないのと交換して!」と文句をつけた。 何回かやりとりがあったものの、結果新しいお料理と交換してくれたのだ。...こういうことも出来るんや。

 そうこうしている間に、各テーブルに何やら番号が書かれたチケットのようなものが配られた。どうもクリスマスだからこの店で抽選会を行うらしい。突然にぎやかな音楽が流れたかと思うと、整列した店員が一斉に踊りだした。でもその踊りは...。本当に付け焼刃で練習したとしか思えないもので、動きはばらばら、キレもなく、何よりあまり楽しそうに踊っていない。小学校の学芸会を見ている感じか? 逆にそういう踊りが妙におかしかったが...。

 で、ようやく抽選会が始まった。豹だか虎だかのぬいぐるみから、掛け布団など次々商品が出てくる。そして最後のDVD・CDデッキ+スピーカー。どうせ当たらんやろうと思っていたら、何と何と司会者の読み上げた数字は...。

 私たちの番号ではないか!!!

 なんだかわけがわからんうちに司会者のもとへ行き、質問に答える私。まず私をじろっと見て一言、「ナニ人??」 日本人だと答えると、「にほんじん~??」とやたらびっくりされる。もしかして日本人のくせに私たちの商品に当選しやがって!と思われてるんではと、いたたまれない気持ちになる。が、そうではなく、以前も日本人がここで商品に当選したらしく、また日本人だ!と驚いていただけのようだ。

 それにしても、偶然この日にこのレストランで食事をしただけで、思いがけなく1等の商品をゲット。結局この商品は家庭教師の先生に持って帰っていただいた。いやあ、こういうこともあるんやな~。

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