北京暮らしを始めてみれば その後

3年間の北京暮らしを終え、2006年1月に帰国しました。
その後の日本での生活を綴っていきます。

高層ビルラッシュ

2004-07-29 | Weblog
 最近北京は建築ラッシュ。ある人に「今度ここに建つビルは北京で一番高いビルらしいよ」と聞いたのだが、また別の人に別の場所で「ここに建築中のビルが北京で一番高いねん」と言われる。これはどういうことかと言うと、次々と高層ビルが建築されるため、どれが一番高いか混乱しているのだ。
 今日も車で走っていると今まで知らなかった高層マンションがどんどん増えていた。しかもそのマンション名がすごい。「北京のシャングリラ」「富める者の城」などなど、私なら住所を書く時に恥ずかしくなるような名前がずらり並んでいる。ところで最近気になっているマンション名は「北京温泉マンション」 このマンション内に温泉があるんかな?

お寿司をめぐって

2004-07-28 | 北京生活編 中国の人々
 月曜日の日記に書いたとおり、つきものが落ちた(?)店員は相変わらず良く話しかけてくる。今までのあんたは何やったんや??と聞きたくなるくらい。もしかしたら、ものすごい人見知りちゃんかもしれない。(そうは見えないおっちゃんっぽい風貌の青年やけど)
 さて、今日もこの間の「寿司」話を引きずっていた。その店員が「寿司って生の米やねんでー!」と得意気に叫ぶと、他の店員もわらわらと集まってきて、「日本人は生米食べるんか??」とめちゃめちゃ興味津々。(と言うより半分怯えていた) とんでもない!生のお米とちゃうわ!と反論すると、例の店員。「あ、生米でなくて冷えたご飯や。」と訂正。すると先ほどにも増して他の店員は驚いたようで、「冷たいご飯食べて何がうまいねん??」と質問攻め。 これはもう、1回作って食べてもらうしか説明のしようがないかも。冷えたごはんに更にお酢を混ぜるという段階で、もう理解不能だったようだ。
 それにしても何故か私はそのスーパーでは「ご飯を作れない日本人」ということになっているようだ。何故だ?? 確かに夫の帰りが遅くご飯を作る機会は日本にいる時よりぐっと減った。それでも何かしら作っているのに...。 きっと他の日本人に比べて買う量が少ないのと、買いに行く時間が遅いのだろう。しかし、今日だってお肉や野菜を買い込んでいるのだ。私以外に一体誰が作るというねん??失礼な!

日本語を漢字にあてはめると

2004-07-27 | Weblog
 知り合いの中国人に「日本語で”ありがとう”と言われたら、日本語ではどう答えたらいいの?」と聞かれた。彼女は日本人と話す機会があるので、たまには日本語で答えてみたいとのことだった。そこで「どういたしまして」と言うのだと教えると、ピンインを書いてくれという。
 ピンインとは、中国語のふりがなのようなもの。小さな子や外国人が中国語を学ぶ際にまず習得するものなのだが、漢字をどのように読むかを全てピンインで表すことができる。使っている文字はアルファベットだが、発音などは英語とまた違う。
 で、そのピンインで書いて渡したら、何と彼女、そのピンイン(ふりがな)に当てはまる漢字を書き出した。結果「どういたしまして」は、「都一他西口馬西te」となった。最後の「て(te)」は中国語にはない発音なので当てはめる漢字がなかったのだが、彼女は何とかうまく発音していた。
 それにしても...。漢字にするとえらい怖い感じにになるもんやなあ。

ショウスーって何や??

2004-07-26 | 中国語について
 マンションのスーパーにはいつも店員に向かって怒鳴っている男性店員がいて怖い人やなあと常々思っていた。他の店員さんは買い物に行くたびに話しかけてくれるのに、彼は挨拶程度。かろうじて微笑らしきものを浮かべてくれたら
それはすごい収穫である。ところが。1年以上たってようやく彼も心を開いてくれたようだ。 
 先日スーパーへ行くと店員さんが集まって何やら食べている。見るとアメリカンチェリー。おいしそうやなあ...と思った次の瞬間。何と例の怖い店員さんが私に1つくれたのだ。他の店員さんならよくあることだが...。いやいやびっくり。 
 その出来事以降、彼はつきものが落ちたように気軽に話しかけてくれるようになった。私が何か日本の食材を買うたびに、「これはどう料理するのか?」と興味津々である。この間「ひじき」を買った時は、「何でこんなもん食べるねん?」という反応だった。そして今日。レジで会計しているといきなり彼が「ショウスーってどうやって作るん??」と聞いてきた。「ショウスー??」 とっさに何のことか分からない私。で、「ショウスーって何?」と聞き返すと...。
 何と彼は大爆笑。「ショウスー知らんねんて! 日本人やのに~!!」とスーパー中に響き渡る声で叫ぶではないか。恥ずかしいやら腹が立つやら...。日本人なら知っていて当然の食べ物??ショウスー、ショウスー、ショウスー...???
 あ!!! 「寿司!」 
 頭をフル回転してようやくわかった。「ショウスー」とは「寿司」の中国読み。言い訳をさせてもらうと、日本食レストランではほとんど「スシ」で通じる。中国人の間でも「スシ」と読む人も少なくない。 でも...。帰ってきた夫に「ショウスー」って知ってる?と聞くと、「寿司やろ。」とあっさり回答。やはり常識単語だったのか?? 

MRI検査 その1

2004-07-23 | Weblog
 MRI検査を受けた。脳ドックなどで行われる検査である。頭部に腫瘍があると耳鳴りを引き起こすことがあるらしいので、念のため検査をしておこうというわけである。いつもの病院ではMRIの検査機器がないので、その病院の関連である中国の病院へ行くことになった。

 以前通っていた病院から中国の病院へ検査に行ったことがあったが、その時は高級車に乗せてもらい、更に日本語ペラペラの看護婦さんがついて来てくれた。今回もそうかな...と思っていたら、残念ながら全然違った。営業車のような車に乗り、ついて来てくれたのは中国語onlyの看護婦さん。しかもその車。今飲んでる漢方と同じような妙な匂いが..。

 さて着いた病院は外観は古かったが中は清潔な感じで、以前行った北京病院よりも静かできれいだった。ここなら安心やな...と思って看護婦さんの後をついて行くが、どういうわけかその綺麗な病棟を通り抜け中庭へ出てしまった。緑あふれる中庭にぽつんとプレハブっぽい建物が。もしかしてここ??

 信じられないことに、そのプレハブの中に最新機器(?)MRIの検査室があった。ほんまにここで大丈夫なんか??と不安だったが、機器は日本の脳ドック時に使用するものと同じ、更にこの病院は今の日本人主治医からの紹介だったから間違いはないだろう。とりあえず受け付け前のソファーに座って順番を待つことになった。続きは明日。

バーゲン会場にて

2004-07-23 | 北京生活編 中国の人々
 どうも夏風邪をひいてしまったようだ。今北京で流行っているのはお腹に来る風邪。たしかにお腹がすっきりしないこともあったがそれは2週間ほど前のこと。一昨日漢方をもらいに病院に行った時に診てもらったら、たいしたことなさそうだが。

 体調は思わしくないのだが、今日バーゲンへ行ってきた。北京でも今はバーゲンシーズン。今日行ってきたのは日本のブランドが会場を借りて実施したもの。冬物中心に70~80%offである。

 ところで私は本来バーゲンは苦手である。安く買いたいのは山々だが、日本でも人だかりを見ただけで何となく「もういいわ」という気分になってしまうのだ。そんな私がここ北京で中国人相手に服を奪い合いすることができるのだろうか??少し不安に思いながらも友達と会場へと入っていった。

 するとこの会場は特別なのだと思うが、大半が日本人だった。以前中国人も多かったらしいが、あまりに順序を守らず並びもしないので今回は制限されたようだ。そうは言うものの実際には何人もの中国人が参加していて、そのうちの数人に私は圧倒されてしまった。公衆の面前でパンツ一丁(に近い姿)になっているではないか!

 バーゲン会場には試着室がない。だから、普通の人は端っこの方でこそこそと試着したり服の上から着てみたりと、目立たぬように工夫している。しかし一部の中国人は鏡の前を陣取って、ぽんぽん着替えているではないか! ここは自分の家とちゃうねんでー! 会場内にはもちろん男性スタッフもいるのに、彼女達は平気なのだろうか?(どう考えても見苦しいとしか形容できない光景なんやけど...。) 

人間ドック

2004-07-20 | Weblog
 今日は北京の病院で人間ドック。やはりきちんと診てもらいたいので、日本語が100%通じる病院を選んだ。そこはとあるマンションの1階にあるのだが、そのマンションの住人はほぼ100%日本人。と言うわけで、隣接する病院も日本人向けのサービスが充実しているのである。

 病院内は全く日本のそれと変わらず、とても静かで清潔。時々行く中国の病院のあのにぎやかさ(やかましさ?)とはえらい違いである。日本人の看護婦さんに案内され、まずは身長・体重測定。測ってくれたのは中国人の看護婦さんだが、身長測定後、何やら目盛りを見比べて考えている。ちなみにその測定器、体重計からびよーんと目盛り付きの棒が伸びてそれを頭の辺りまで持っていくという、正確さとは程遠い器具であった。そしてその看護婦さんが一言。「163センチ」
 ??? 私の身長は157センチ。一気に成長したんか?? 言おうかどうか迷っていたが、
背が伸びた感じで何となくうれしかったのでそのままにしておいた。(が、結局気になって最後に日本人看護婦さんに測ってもらったら、やっぱり157センチだった)

 身長測定器を見て、「やっぱり日本人向けとは言え器具は揃ってないのかな?」と不安に。ところがその後の検診は全て日本と同じだったので一安心。今日は胃の検診でバリウムも飲んだのだが、この病院だけが北京で唯一日本製のバリウムを使用しているらしい。看護婦さんが中国のバリウムを飲んだところ一口で吐き気をもよおしたらしく、無理を言って日本から取り寄せてくれているのだ。そのお陰でバリウムを飲むのに何の苦もなかった。ところが別の面でちょっとした苦労があったのだ。

 それはバリウム検査をする先生である。先生は中国人だが日本語が使える。指示は全て日本語でしてくれるのだが、時々怪しい日本語になるのだ。彼はどうしても「~~してください」が言えず、「~~してクサイ」となるのである。それが妙におかしくて、胃の写真を撮る時に「ハイ、息を止めてクサイ」と言われるたび笑いをこらえながら息を止めるのに精一杯であった。

 北京の病院で人間ドックを受ける人はそんなに多くないようで、今日は夫と二人で貸切状態。無事検診終了した。

日本からの友人

2004-07-19 | Weblog
 昨日まで日本から友人が遊びに来てくれたので、またまた北京観光をすることが出来た。それにしても今は中国の観光シーズンなのか?? とにかく観光名所は人、人、人...。今までの中でも一番人が多かった。

 おまけに季節は夏! めちゃめちゃ暑い。それでも日本より乾燥しているせいか、万里の長城など風はひんやりしてとても気持ちが良かった。ところでその万里の長城。所々関所のようなものがあってそこだけ道幅が狭くなっている。順番に並ぶということをしない中国人観光客は我先に通ろうとするので、狭い道に人が集中して流れなくなってしまった。誰か誘導してくれたらいいのに...。

おまけにわがままな子供が「早く行けよ!」などと大声で暴言を吐きながら割り込んでくる。万里の長城はオフシーズンに行くべきなのか???

 日本から人が来てくれると普段は行かないような観光名所に行けるし、名産を食べにいける。今回も初めて世界遺産の頤和園へ行けたし、北京ダックも食べることが出来て、楽しい時間を過ごすことが出来た。

裸の二人組

2004-07-15 | 北京生活編 中国の人々
 マンション内にはジムとプールがあるのだが、今日はプールで泳いだ。朝出勤前や夜などは多くの住人が利用するが、平日の午後は大抵貸切状態である。今日も1人で存分に泳ぐことが出来た。
 着替えを済ませロッカールームで髪を乾かしていた時、二人の中国人が入ってきた。その時私が座っていたのは鏡台が並んでいる所で、更衣室はその鏡ごしに丸見えである。カーテンで仕切られているものの二人はカーテンを閉めることなく着替え始めたので、何となく目をそらして髪を乾かし続けた。そして、服を脱いだ彼女達は...。
 なんと裸のまま何も着ずにプールの方へ歩いていくではないか!まさかそのままプールへ行くつもりか? 確かに今は誰も泳いでいないけど。
 彼女達の歩いていく姿は見覚えのある光景だった。そう、お風呂屋さんである。彼女達の姿はまさにお風呂屋さんで更衣室から湯船の方へ歩いていく感じだったのだ。と言うのも、二人とも手にシャンプーのようなボトルを抱えていたのだ。このロッカールームにはサウナもジャクジーもある。だからと言って他の人は誰一人お風呂代わりに使っていない。
 一体あんたら、何しに来てん?? あまりに謎だらけだったので思わず彼女達の後をつけて行きたかったが、それはちょっとためらわれた。何やったんやー???

凍った川の話

2004-07-14 | 北京生活編 中国の人々
 北京でもここ最近異常気象が続いている気がするが、2年前の冬はとてつもなく寒かったらしい。

 私の住んでいる近くには割と大きな川が流れている。その冬はもちろんその川も凍ってしまった。凍った川を見て北京の人がとった行動は...。

 ”川面を自転車で走る!”

 何でわざわざ怪我の元になるような行動を取るのかわからないが、自転車で凍って水面を走る人が何度か目撃されたらしい。病院に勤務している人によれば、やはり通常より骨折患者が多かったとか。

 ただ、北京の人もいきなり自転車は怖かったようだ。何にしろ氷の厚さがどれくらい頑丈かもわからない。ある日の川面には、靴が投げられていた。そして別の日には大き目の岩が投げられていた。こうして徐々に氷の厚さを調べているのだなあと川を毎日チェックしていたある日。凍った水面上に投げられていたものは...。

 電柱!!!

 投げられたのではなく単に倒れたのかもしれないが、さすが北京。予想もしないオチが待っている。

北京でも豪雨

2004-07-13 | Weblog
 日本では豪雨による被害が出ているようだが、北京でも先週の土曜日にものすごい雨が降った。私たちは偶然家の中にいたので被害はなかったが、ニュースを見てびっくりした。街中で車が水に埋まっているではないか!

 北京でも南の方は少し地面が低くなっているところがあるらしい。ニュースの画面上には次々と被害状況が流れている。水につかった車から出てくる人々、屋根の辺りまで水につかったバス、普段は何事もない普通の町並みが全て水の中なのだ。排水溝設備が不十分なのも原因のひとつらしいが、こんな豪雨は北京では本当に珍しいらしい。

張さんの意外な一面

2004-07-12 | 北京生活編 中国の人々
 先日久しぶりに張さんの車に乗った。入院している友達のお見舞いに行ったのだが、家から遠い所だったので彼に運転をお願いしたのだ。張さんが運転する時につきまとう「道に迷うのでは?」という不安は今回はほとんどなし。と言うのは、その病院は北京一の技術を誇る病院で誰でも知っているところだからである。

 さて、無事に病院に到着した。が、病院の門は車線と反対側。なので、道端に寄せて止めてくれたら後は歩いていくからいいよと張さんに伝えたのに、「いいからいいから」と私の意見を無視して病院の門へと左折した。ところがその場所は左折禁止の場所だった。(日本と同じくセンターラインが黄色で対向車線を横切っての右折左折が禁止されている場所) 門番はもちろん侵入を許してくれない。そこは片側1車線の道路。門の手前で止められている私たちの車のせいで、車の往来がストップしている。

 ものすごい大声で、「今すぐバックしろ!」と車を制止する門番。すると張さん。車の窓を開けて、これまた大声で「人を降ろすだけやから通らせろ!」と怒鳴りだす。いつも自信なさげに(?)運転する張さんとは別人のようだ。「通せ」「通さん」のやりとりがしばらく続き、後部座席の私はいたたまれない気持ちで固まっていた。おそらく暴言と思われる彼らの会話はこうなったらもう聞き取れない。

 結局、門番はどうしても通してくれず、張さんは車をバックさせてその場を去るしかなかった。どうしても不満らしく、運転しながらも不満をぶちまけている。張さんの機嫌をそこなわないように、「どこでも止められる所でいいから、そこで降りるよ」と言ったが、彼は果敢にもUターンして、再びまっとうな方法で病院の門から堂々と入っていったのだった。たかだか病院へ行くのに、どっと疲れてしまった...。

 夫にその話をしたところ、「そうそう、妙に頑固なところがあるねんな~。」と納得してた。私が相手だから好きなように運転しているのかと思っていたが、誰に対しても頑固な性格だったのか...。

地下鉄での良い出来事、悪い出来事

2004-07-09 | 北京生活編 中国の人々
 久しぶりに北京の中心部へ出かけた。その際に地下鉄に乗ったのだが、相変わらず戸惑うことがあった。ここ最近地下鉄に乗るたびに激しい物乞い攻撃を受けたり、大声で新聞を売る人がいたりと、日本では考えられない状況に出会う。最初は本当にどう反応して良いかわからないくらい驚いたけど、最近は心構えが出来たのか、他の中国人と同じように冷静でいられるようになった。(驚くことに、地下鉄内の出来事に中国人は常に冷静。慣れているのか??)今日も何かあるだろうと覚悟して乗ったところ...。

 近くの座席がどうも騒がしい。どうしたんかな??と見てみると、一人の男性が高齢のご夫婦に席を譲っているところだった。そのご夫婦は欧米人。見た感じ言葉が通じていないようだったが、身振り手振りで一生懸命席を譲っている男性の姿を見てとてもうれしくなった。更にびっくりしたのは、その男性を見て感動した(?)別の男性が、自分の席をその人に譲りだしたのだ。二人ともまだ30代くらい。譲り合わなくても十分体力がありそうなのだが、その二人の姿もとても微笑ましかった。

 ところが。

 せっかくほのぼのした気分になっていたのに、それをぶち壊す女性が...。物売りである。何かよくわからん紙を乗客に無言で見せ付ける。中国語でたらたらと説明が書かれているようだ。大抵の人は無視し続けるのだが、時間にして2~3分、ずーっとその人の目の前に紙をつきつけたまま。なかなか諦めて去っていかないのだ。とにかく1回そういう人に目を付けられたら運が悪かったと諦めるしかない。私は全身で、「ワタシ、日本人、中国語わかりません!」というオーラを発しつつ、日本の文庫本に顔をうずめてその場をやり過ごしたのだった。

シーマの泉?

2004-07-08 | Weblog
 先日日本に帰ったときに初めて「トリビアの泉」という番組を見た。前回日本に帰ったときに友人の話に全然ついて行けなくて一度見てみたいとずーっと思っていたのだ。内容によってばらつきがあるものの、かなり笑かしてもらった。

 中国語で「へぇ~」は「是 口馬 (シーマ)」と言う。これは結構便利な単語で相槌代わりに私もよく言っている。 

 ところで北京には日本人向けの情報誌が数冊あるのだが(勿論全て日本語)、その雑誌の一つに新コーナーができていた。その名も「シーマの泉」。 「トリビアの泉」を完全にパクッているのだ。さて、その内容は...。

 「万里の長城は宇宙からは見えなかった(86シーマ)」「ケミストリーの中国名は”化学超男子”という(30シーマ)」 「中国で救急車は無料ではない(83シーマ)」などなど、とにかく全て北京ネタ。確かにへぇ~って感じやけど...。

飲んでもいないのに??

2004-07-07 | Weblog
 5月、6月と友達と夫の両親が日本から遊びに来てくれたのだが、その時共通して「?」と思うことがあった。二組ともホテルに宿泊していたのだが、チェックアウト時に飲んでもいないミネラルウォーター代を請求されたのだ。ホテルの部屋には小さいペットボトルが置いてあり、それは無料サービス。しかしチェックアウト時の請求書には、冷蔵庫内のミネラルウォーターを飲んだとされているのだ。 友達の時は偶然その場にいたので一緒に抗議して払わずに済んだのだが、夫の両親の時は私がホテルに迎えに行く前にチェックアウトを済ませていて、わけもわからず支払ってしまったようだ。

 一体どういうことなんやろ? 二組は全く別のホテルに宿泊してるし、両方北京でも指折りの立派なホテルである。いくらなんでもホテルが不当な請求をするなんて考えにくいし...。何にしろ今後北京のホテルに泊まる時は、チェックアウト時にしっかり確認する必要があるようだ。