金融各社の08年相場予想
<バークレイズ・キャピタル>
米経済は今後3カ月で大幅に減速するが、米国以外は緩やかな減速にとどまるだろう。高インフレは今後も続くとみられるが、少なくとも主要国では、依然として副次的な問題だ。クレジット市場は、年末にかけて流動性が改善し、正常化に向かい始めるだろう。
ただ投資家には、慎重な取引を推奨する。マクロ経済や市場はかなり不透明感が強く、金融市場も不安定な展開が続くだろう。株式、特に米国株と日本を除くアジア株をアンダーウエートとすることを推奨する。流動性の低下や見切り売りで打撃を受けているクレジット市場については、ヘッジをしたうえでリスクをとることを推奨する。流動性の低下と見切り売りは、信用力の低下ほど長くは続かないだろう。下落が進んでいるドルとリスクフリー債券・高格付け債へのエクスポージャーを減らすことを推奨する。
【fxdondonコメント】
アジア株をいずれアンダ-ウェ-トにするのは正解だろうが、それは中国オリンピックの前後あたりと推測している。08年前半まではアジア安泰と推測している。
<メリルリンチ>
米経済が減速しても、世界経済は底堅さを維持するとの見方を変えていない。たとえ米経済が2.2%から1.4%に減速しても、米国を除く08年の世界経済成長率は、6.0%から5.6%への減速にとどまるだろう。
マクロ経済は、引き続き債券よりも株式を支援する要因になる。ただ経済のボラティリティの上昇、相関性の低下、短期金利の上昇は、株式から現金への資金シフト、プロテクションの買い、慎重なリスク管理、分散投資を促す要因となる。
為替市場では、ドルが急落しているが、いずれ底値を探る動きが出るだろう。アジア、中東、ロシアの通貨は非常に魅力的だ。商品市場では、原油がさらに上昇し、政府が原油高抑制策をとる可能性がある。もっとも、最終的には原油価格は下げに転じるだろう。
【fxdondonコメント】
08年にドルの底値を伺う展開となるのは個人的にも賛同。すべては中国の動向次第で、中国投資過熱感の冷え込み具合にかかっているが・・・。
<UBS>
世界経済と企業業績は、08年に減速するだろう。米景気後退のリスクは大きい。当社の試算では、今後12カ月で40%以上の確率がある。当社は今年夏以降、ユーロ圏の経済成長予測を大幅に下方修正した。多くの新興国でも、輸出主導型の経済成長が減速する可能性が高い。
金融セクターのクレジット、デリバティブ関連損失は、5000億ドルを超える見通し。第4・四半期も追加評価損の計上があるだろう。
本当のデカップリング(非連動)が起きる可能性は低いが、新興国・資源国の経済と企業業績は、今後も総じて底堅く推移するだろう。
当社の見解では、08年に向けた適切な投資方針は、引き続きドル以外の資産を選好し、ポートフォリオの分散で資産を守ることだ。
【fxdondonコメント】
07年はドル楽観見通しで大幅なトレ-ディング損失を出し、結果として赤字を出したUBS。07年とは手のひらを返し、08年は通年でドル安予測なのか?08年もカン違いによるトレ-ディング損失が騒がれそうに思うが・・・。
<リーマン・ブラザーズ>
08年の世界経済は減速するだろう。07年に起きた金融市場とクレジット市場の混乱が、08年にどのような展開を遂げるのかは不透明だ。当社の基本シナリオでは、スプレッドと信用のアベイラビリティの両面で大幅な信用収縮が進み、主要国全体で投資と消費が阻害されるとみている。
金融市場の混乱が断続的に起こるリスクがかなりあり、信用収縮が進むだろう。最悪のシナリオでは、本格的なクレジットクランチが起きる可能性もある。
こうしたマイナス要因があるものの、世界経済の深刻な下降・本格的な景気後退の回避につながるプラス要因が2つある。1つは、中央銀行が対応を進めていること。もう1つは、米経済の底堅さと、危機のさなかでも世界経済を取り巻く環境が良好だという点だ。米経済は近年、極めて回復力の強いことが証明されている。
【fxdondonコメント】
米経済に対してのここまでの楽観ぶりには疑問。では、住宅以外の何を原動力として米経済は回復すると言うのか?堅調な個人消費がこれからも続くとでも言うのか?ただ、最悪シナリオを想定していることに対しては○。
<シティグループ>
当社の予想通り、08年に景気の底堅さが鮮明になれば、長期国債利回りが上昇し、イールドカーブのスティープ化が進むだろう。
今後も、リスク志向の縮小が米国のクレジットスプレッドに悪影響を及ぼすとみられる。これは、金融政策や、金融機関の損失内容がさらに明らかになることを通じて、金融不安が払しょくされるまで続く。
株式市場はクレジット市場の混乱に対して免疫はないが、主要株式市場では、妥当なバリュエーションが悪影響を緩和する要因となるだろう。
世界経済が、金融市場の混乱と米住宅問題を乗り越えて拡大すれば、08年はリスク資産への投資が増える局面もあるだろう。ただ、それがいつになるかは現時点では判断できない。
【fxdondonコメント】
シティ自身のことを言ってるようですね(笑)
シティ傘下のSIVが抱える不良資産の総額を明らかにして、事業損益が回復してからようやくクレジットは信頼を回復するのですよ。
<BNPパリバ>
今回の金融危機は、98年の危機よりも根が深く、どこから損失が出てくるかが不透明だ。また、問題の根源は米住宅市場にある。これは早期の解決が期待できない慢性的な問題だ。したがって、今回の危機の影響は深刻かつ広範で根深いものとなる。金融機関の資本が圧迫され、実際の活動にも悪影響が出るだろう。
最大の下振れリスクは、すでに大幅に減速している経済が、今回の金融危機により本格的な景気後退に発展し、経済と金融が悪循環に陥ることだ。
現在の景気減速と信用収縮は経済の長期的な不均衡が原因であり、問題の解決には時間がかかる、というのが当社の基本認識だ。
【fxdondonコメント】
現時点では、最も好感の持てるコメントと思える。クレディスイスのような浮かれた楽観派が泣きをみる時に、BNPパリバはその堅実ぶりが評価されるのであろう。石橋を叩いて渡る、特に08年前半は要注意だと思うが・・・。
<ゴールドマン・サックス>
米住宅バブルの崩壊で、世界中のクレジット市場でリスクを再評価する動きが広がり、米住宅市場に直接エクスポージャーのない国やセクターにも影響が及んだ。
現在の金融危機を受けて、投資家の景気信頼感が一段と低下する可能性が高い。信用収縮が経済成長にどの程度まで影響するかは、当然、各国によって状況が異なる。クレジット市場の状況が急激に改善するとは予想していない。今後も厳しい局面が続くだろう。
ドル安も、欧州経済の成長を圧迫する要因となる。当社は、今後12カ月でドル高が進むとみているが、これまでのドル安が、欧州の対外貿易に悪影響を及ぼすだろう。米経済が急激に悪化すれば、ユーロ高が進む可能性はある。が、ユーロは依然として著しく過大評価されており、中・長期的にはユーロ安が進むとみられる。
当社は、08年の世界のGDP伸び率を4.2%、米GDP伸び率を1.8%、ユーロ圏GDP伸び率を1.7%、日本のGDP伸び率を1.2%と予測している。
【fxdondonコメント】
最も欧州悲観を展開している珍しいゴ-ルドマンサックスである。もし予想が当たれば大した推察力と褒め称えるが、ユ-ロの過大評価が著しいとは、逆に言えば米国を過大評価しているということか。とにかく、米国経済は回復へと向かう原動力に乏しいのは明らかである。
<大和総研>
年前半はサブプライム問題をめぐる懸念が残り、株価は軟調で金利は低下気味の相場環境が続くと予測。円は金利の低下余地が小さく、投資家のリスク志向が後退する局面で買われやすいため、対ドルで101円程度まで上昇すると見る。米実質成長率は年率1%以下まで減速。米連邦準備制度理事会(FRB)は春先までに、少なくとも3回利下げし、現在4.25%の政策金利を3.5%まで引き下げる。
ただ、年後半にはドルが持ち直すと見る。サブプライム問題が収束に向かい、株高・金利上昇に転じるにつれ、円は115円程度まで下落する場面もあると予想。米大統領選を秋に控え、相場が動きにくくなる傾向もある。
【fxdondonコメント】
年後半にドルが持ち直すかもしれないという推測は、個人的にも中国の動向次第であるものと観ている。
<みずほコーポレート銀行>
円が年後半に95円程度と95年以来13年ぶりの高値をつけると予想。サブプライム問題は、いつ収束するか見当がつかない。米景気の減速を背景に、ローン支払いの延滞による証券化商品の損失は、サブプライム層だけでなく、一般の家計が抱える各種債務や商業用不動産にも広がると予想。事態が「少しずつ悪化」する中で、FRBは3%までの利下げを余儀なくされ、ドル安傾向が続く。
【fxdondonコメント】 ドル/円で95円につけるとは大胆予想。ここまで円が買われるとは思えないのだが・・・。
<JPモルガン・チェース銀行>
証券化商品などの再評価が進む過程で、投資家らが想定する相場の変動率(ボラティリティー)が高止まることが、金利差に着目した円売りを抑える。ユーロも対ドルで1.55ドル前後に上昇し、史上最高値を更新すると予想する。
【fxdondonコメント】 ユ-ロが1.55まで上昇してもおかしくはないとは思うものの、その前にユ-ロ圏にも利下げ観測が浮上して達成できずと観ている。
株をやり始めて金融業界のレポートを見るようになった。そこで金融業界のレポートは何か難しいしわからないそして何故かもみえてない。状況が同じでも各社(人)が紅白(売りと買い)に分かれ反対の意見を言いながら投資家のファンダメンタルを作っている。だからどうしろもなく、そして決め言葉はあなたが決めて自分で責任を持ってくれだ。金融各社の言葉に責任がないしは恥ずかしさも見えない。原理原則を重んじますか?例えば人間の欲望に食欲、物欲、性欲がありますね。それを頭にいれて今話題のデカップリングを考えてみようか。今の中国は鎖国から共産主義でも恵まれた環境の人は働いたら自分の利益に跳ね返ってくるようになったね。生産したものを世界に輸出するようになったね。日本に送るものは品質にうるさいが自分も使いたいし食べたいよね。そして今やっと一部の人がそれが出来るようになった。さあそこで世界が不況になった。まさに現在だ。出荷量が減った。働くメリットを知った人達はどうしますか?品質、コストの競争をしながら内需ですよ。13億人の人がこれから需要者になるんですよ。先述の3欲望がある限り努力しますよ。若いころアメリカ人がうらやましいかったよね。インドも同じたと思うよ。日本の企業が進出している分日本にとって有利ですね。日本にアメリカ企業はあまり来なかった。貧しい人がわんさと立派な需要者になっていくね。私たちが歩いたと同じ道ですよ。人口下り坂の日本と違う伸びをするはずです。
<バークレイズ・キャピタル>
米経済は今後3カ月で大幅に減速するが、米国以外は緩やかな減速にとどまるだろう。高インフレは今後も続くとみられるが、少なくとも主要国では、依然として副次的な問題だ。クレジット市場は、年末にかけて流動性が改善し、正常化に向かい始めるだろう。
ただ投資家には、慎重な取引を推奨する。マクロ経済や市場はかなり不透明感が強く、金融市場も不安定な展開が続くだろう。株式、特に米国株と日本を除くアジア株をアンダーウエートとすることを推奨する。流動性の低下や見切り売りで打撃を受けているクレジット市場については、ヘッジをしたうえでリスクをとることを推奨する。流動性の低下と見切り売りは、信用力の低下ほど長くは続かないだろう。下落が進んでいるドルとリスクフリー債券・高格付け債へのエクスポージャーを減らすことを推奨する。
【fxdondonコメント】
アジア株をいずれアンダ-ウェ-トにするのは正解だろうが、それは中国オリンピックの前後あたりと推測している。08年前半まではアジア安泰と推測している。
<メリルリンチ>
米経済が減速しても、世界経済は底堅さを維持するとの見方を変えていない。たとえ米経済が2.2%から1.4%に減速しても、米国を除く08年の世界経済成長率は、6.0%から5.6%への減速にとどまるだろう。
マクロ経済は、引き続き債券よりも株式を支援する要因になる。ただ経済のボラティリティの上昇、相関性の低下、短期金利の上昇は、株式から現金への資金シフト、プロテクションの買い、慎重なリスク管理、分散投資を促す要因となる。
為替市場では、ドルが急落しているが、いずれ底値を探る動きが出るだろう。アジア、中東、ロシアの通貨は非常に魅力的だ。商品市場では、原油がさらに上昇し、政府が原油高抑制策をとる可能性がある。もっとも、最終的には原油価格は下げに転じるだろう。
【fxdondonコメント】
08年にドルの底値を伺う展開となるのは個人的にも賛同。すべては中国の動向次第で、中国投資過熱感の冷え込み具合にかかっているが・・・。
<UBS>
世界経済と企業業績は、08年に減速するだろう。米景気後退のリスクは大きい。当社の試算では、今後12カ月で40%以上の確率がある。当社は今年夏以降、ユーロ圏の経済成長予測を大幅に下方修正した。多くの新興国でも、輸出主導型の経済成長が減速する可能性が高い。
金融セクターのクレジット、デリバティブ関連損失は、5000億ドルを超える見通し。第4・四半期も追加評価損の計上があるだろう。
本当のデカップリング(非連動)が起きる可能性は低いが、新興国・資源国の経済と企業業績は、今後も総じて底堅く推移するだろう。
当社の見解では、08年に向けた適切な投資方針は、引き続きドル以外の資産を選好し、ポートフォリオの分散で資産を守ることだ。
【fxdondonコメント】
07年はドル楽観見通しで大幅なトレ-ディング損失を出し、結果として赤字を出したUBS。07年とは手のひらを返し、08年は通年でドル安予測なのか?08年もカン違いによるトレ-ディング損失が騒がれそうに思うが・・・。
<リーマン・ブラザーズ>
08年の世界経済は減速するだろう。07年に起きた金融市場とクレジット市場の混乱が、08年にどのような展開を遂げるのかは不透明だ。当社の基本シナリオでは、スプレッドと信用のアベイラビリティの両面で大幅な信用収縮が進み、主要国全体で投資と消費が阻害されるとみている。
金融市場の混乱が断続的に起こるリスクがかなりあり、信用収縮が進むだろう。最悪のシナリオでは、本格的なクレジットクランチが起きる可能性もある。
こうしたマイナス要因があるものの、世界経済の深刻な下降・本格的な景気後退の回避につながるプラス要因が2つある。1つは、中央銀行が対応を進めていること。もう1つは、米経済の底堅さと、危機のさなかでも世界経済を取り巻く環境が良好だという点だ。米経済は近年、極めて回復力の強いことが証明されている。
【fxdondonコメント】
米経済に対してのここまでの楽観ぶりには疑問。では、住宅以外の何を原動力として米経済は回復すると言うのか?堅調な個人消費がこれからも続くとでも言うのか?ただ、最悪シナリオを想定していることに対しては○。
<シティグループ>
当社の予想通り、08年に景気の底堅さが鮮明になれば、長期国債利回りが上昇し、イールドカーブのスティープ化が進むだろう。
今後も、リスク志向の縮小が米国のクレジットスプレッドに悪影響を及ぼすとみられる。これは、金融政策や、金融機関の損失内容がさらに明らかになることを通じて、金融不安が払しょくされるまで続く。
株式市場はクレジット市場の混乱に対して免疫はないが、主要株式市場では、妥当なバリュエーションが悪影響を緩和する要因となるだろう。
世界経済が、金融市場の混乱と米住宅問題を乗り越えて拡大すれば、08年はリスク資産への投資が増える局面もあるだろう。ただ、それがいつになるかは現時点では判断できない。
【fxdondonコメント】
シティ自身のことを言ってるようですね(笑)
シティ傘下のSIVが抱える不良資産の総額を明らかにして、事業損益が回復してからようやくクレジットは信頼を回復するのですよ。
<BNPパリバ>
今回の金融危機は、98年の危機よりも根が深く、どこから損失が出てくるかが不透明だ。また、問題の根源は米住宅市場にある。これは早期の解決が期待できない慢性的な問題だ。したがって、今回の危機の影響は深刻かつ広範で根深いものとなる。金融機関の資本が圧迫され、実際の活動にも悪影響が出るだろう。
最大の下振れリスクは、すでに大幅に減速している経済が、今回の金融危機により本格的な景気後退に発展し、経済と金融が悪循環に陥ることだ。
現在の景気減速と信用収縮は経済の長期的な不均衡が原因であり、問題の解決には時間がかかる、というのが当社の基本認識だ。
【fxdondonコメント】
現時点では、最も好感の持てるコメントと思える。クレディスイスのような浮かれた楽観派が泣きをみる時に、BNPパリバはその堅実ぶりが評価されるのであろう。石橋を叩いて渡る、特に08年前半は要注意だと思うが・・・。
<ゴールドマン・サックス>
米住宅バブルの崩壊で、世界中のクレジット市場でリスクを再評価する動きが広がり、米住宅市場に直接エクスポージャーのない国やセクターにも影響が及んだ。
現在の金融危機を受けて、投資家の景気信頼感が一段と低下する可能性が高い。信用収縮が経済成長にどの程度まで影響するかは、当然、各国によって状況が異なる。クレジット市場の状況が急激に改善するとは予想していない。今後も厳しい局面が続くだろう。
ドル安も、欧州経済の成長を圧迫する要因となる。当社は、今後12カ月でドル高が進むとみているが、これまでのドル安が、欧州の対外貿易に悪影響を及ぼすだろう。米経済が急激に悪化すれば、ユーロ高が進む可能性はある。が、ユーロは依然として著しく過大評価されており、中・長期的にはユーロ安が進むとみられる。
当社は、08年の世界のGDP伸び率を4.2%、米GDP伸び率を1.8%、ユーロ圏GDP伸び率を1.7%、日本のGDP伸び率を1.2%と予測している。
【fxdondonコメント】
最も欧州悲観を展開している珍しいゴ-ルドマンサックスである。もし予想が当たれば大した推察力と褒め称えるが、ユ-ロの過大評価が著しいとは、逆に言えば米国を過大評価しているということか。とにかく、米国経済は回復へと向かう原動力に乏しいのは明らかである。
<大和総研>
年前半はサブプライム問題をめぐる懸念が残り、株価は軟調で金利は低下気味の相場環境が続くと予測。円は金利の低下余地が小さく、投資家のリスク志向が後退する局面で買われやすいため、対ドルで101円程度まで上昇すると見る。米実質成長率は年率1%以下まで減速。米連邦準備制度理事会(FRB)は春先までに、少なくとも3回利下げし、現在4.25%の政策金利を3.5%まで引き下げる。
ただ、年後半にはドルが持ち直すと見る。サブプライム問題が収束に向かい、株高・金利上昇に転じるにつれ、円は115円程度まで下落する場面もあると予想。米大統領選を秋に控え、相場が動きにくくなる傾向もある。
【fxdondonコメント】
年後半にドルが持ち直すかもしれないという推測は、個人的にも中国の動向次第であるものと観ている。
<みずほコーポレート銀行>
円が年後半に95円程度と95年以来13年ぶりの高値をつけると予想。サブプライム問題は、いつ収束するか見当がつかない。米景気の減速を背景に、ローン支払いの延滞による証券化商品の損失は、サブプライム層だけでなく、一般の家計が抱える各種債務や商業用不動産にも広がると予想。事態が「少しずつ悪化」する中で、FRBは3%までの利下げを余儀なくされ、ドル安傾向が続く。
【fxdondonコメント】 ドル/円で95円につけるとは大胆予想。ここまで円が買われるとは思えないのだが・・・。
<JPモルガン・チェース銀行>
証券化商品などの再評価が進む過程で、投資家らが想定する相場の変動率(ボラティリティー)が高止まることが、金利差に着目した円売りを抑える。ユーロも対ドルで1.55ドル前後に上昇し、史上最高値を更新すると予想する。
【fxdondonコメント】 ユ-ロが1.55まで上昇してもおかしくはないとは思うものの、その前にユ-ロ圏にも利下げ観測が浮上して達成できずと観ている。
株をやり始めて金融業界のレポートを見るようになった。そこで金融業界のレポートは何か難しいしわからないそして何故かもみえてない。状況が同じでも各社(人)が紅白(売りと買い)に分かれ反対の意見を言いながら投資家のファンダメンタルを作っている。だからどうしろもなく、そして決め言葉はあなたが決めて自分で責任を持ってくれだ。金融各社の言葉に責任がないしは恥ずかしさも見えない。原理原則を重んじますか?例えば人間の欲望に食欲、物欲、性欲がありますね。それを頭にいれて今話題のデカップリングを考えてみようか。今の中国は鎖国から共産主義でも恵まれた環境の人は働いたら自分の利益に跳ね返ってくるようになったね。生産したものを世界に輸出するようになったね。日本に送るものは品質にうるさいが自分も使いたいし食べたいよね。そして今やっと一部の人がそれが出来るようになった。さあそこで世界が不況になった。まさに現在だ。出荷量が減った。働くメリットを知った人達はどうしますか?品質、コストの競争をしながら内需ですよ。13億人の人がこれから需要者になるんですよ。先述の3欲望がある限り努力しますよ。若いころアメリカ人がうらやましいかったよね。インドも同じたと思うよ。日本の企業が進出している分日本にとって有利ですね。日本にアメリカ企業はあまり来なかった。貧しい人がわんさと立派な需要者になっていくね。私たちが歩いたと同じ道ですよ。人口下り坂の日本と違う伸びをするはずです。