kabuka7

思い出

世界単一市場の誕生

2010年04月22日 | Weblog
10年前は、外国との関係は国際という言葉が多く使われていました。国際間、国際事業、国際人など色々な国際と言葉が使われていました。国際の際、すなわち国との境がなくなり、国と国との間を仕切る壁がなくなり、経済に関して国と国の堺を意識しなくても、自由に経済活動が運ぶようになってきました。経済の世界では国境を大きな障害として意識せずに、物もお金も人も動き回っています。世界は一つのマーケット、市場になって、一つの共通の価値基準や商品やサービスが選別され、取引されています。そこに商品も資源も人も自由に流通して、高い所から低い所に、水の流れように需要を求めて移動していきます。ですので同じ商品には同じ値段がつけられるようになるのです。日本の企業は1990年代以降のバブルを精算し、2008年初めまでは、連続して記録的な好業績を記録し続けてました。大手企業は最高利益を出しているのに地方の中小企業には回ってきません。かっては大手から中小、中央から地方へと景気が波及していた時期がありました。しかし、今グローバル市場で活動する自動車、家電、電子通信をはじめとする大手企業は、生産拠点を海外に移し、グローバル市場に対応する体勢にしました。このことが日本における生産拠点、子会社郡、それを取り巻く関連サービス業界を一変させました。大企業は毎年最高益を謳歌してきましたが、その収益は海外の事業単位から上がっているのです。かつてのような日本国内で大手企業の周辺下請け、孫請けから地方の事業会社、サービス産業へと順次おこぼれが回っていく波及効果はなくなったのです。にもかかわらず、メディアも政府もこのことを知っていながら「いつか景気は良くなるよ」発言しているのです。本当のグローバリゼーションの中で生きていく道を素直に言うべきで、国民や中小企業をだまし続けているのです。地方格差というたわ言を聞きたくありません。

中国は違う。日本も頑張って

2010年04月20日 | Weblog
日本では十年かかってもできないが、中国では一年で大動脈なる道路を造ってしまう。私は先年訪れたときの輝いた中国人のこの一言が忘れられない。それは反対ができないからです。中国は資本主義の国ではありません。そんな簡単ことみんな知っていながら市場原理主義を優先して人民元の引き上げ等を騒いでいます。これも中国では引き上げは必要な条件を少し修正すれば済むことと思っていますね。中国は自国の政策で動いています。今はまだ貧富の差の大きい国ですね。だからもっと先進国なみのレベルを軍事と同じように産業界に導入しようとしています。そしていろいろ修正をしています。しかもそれを全部海外の資金を運用してときっと思っているでしょう。米国も自国の輸出量を増やすために政府が直交渉に乗り出しいます。それを見て資本主義市場は人民元切り上げの騒ぎになってます。あったとして世界との付き合いぐらいのレベルですよ。中国は言い換えれば物凄い勢いで追いついてきています。日本は今走りすぎや深い悩みに疲れて眠りこけています。からだはいたるところに傷だらけです。だけど寝ていても十年後の日本の良い夢をみたひとが一杯いれば救われます。早く日本らしさを追求して頑張っていこう!。

評価

2010年04月12日 | Weblog
世の中には自分のほうが優れているとかウチの製品の方が優れていると思う事がある。それはあくまでも主観的な考えかたで、第三者が優秀だと思っているかどうかはわからない。それに気づかず自分が優秀だと思い込んでしまうと、周囲と軋轢を産み、正しい方向性を見失うことになる。評価とは自分が下すことではなく、周囲が下すことで、客観的に下されたものが正しい評価である。新党「たちあがれ日本」が10日、旗揚げした。政策も理念も異なる5人の国会議員が「打倒民主党」を結集軸に集まったが、評価はこれからだ。歌謡曲で、ちまたの噂で「ちあきなおみの」唄は素晴らしと言われている。ご主人が死んでから芸能界から完全に引退し、CDからしか歌声を聞くことはできない。最近CDを聴き、なるほど、ちまたの噂は本当だと知った。

これからの日本

2010年04月09日 | Weblog
もしも5年後、民主党政権の施策がうまくいかず財政赤字の拡大に歯止めがかからなければ、日本の売りの動機にとなり、円が売られ、1ドル90円前後の為替相場が130円の円安になっているかもしれない。またアメリカ経済が思ったように立ち直ることができない場合は、ドルは売られて1ドル70円の超円高になるだろう。急激な円高・ドル安は輸出企業の多い日本経済は混乱する。いま政治、経済は安定しているが、政府の舵取りが難しい局面にきている。BRICsと呼ばれる中国とインド、ブラジル、ロシア、ベトナムなどの新興国の著しい成長が、先進国の製品を買うようになれば、日本からの輸出も増えて、国内の景気も良くなってくるだろう。