昨日、用事で高円寺で人に会い、食事をした。マックと上島コーヒーの間の路地をガード沿いに10メーター歩いた右側にある中華やに入った。50種類以上はあろう、全品380円で酢豚と五目チャーハンをたのんだ。一般には700円はする値段だが味も量も良しだった。従業員は中語人スタッフだった。日高とか王将も真っ青だよ、まだ四谷とか数件しか店舗がないが、脅威に感じた。また秋葉原の裏道理で、カメラのフィルターとかレンズを作っていたメーカー、ケンコーの名前を見かけた。ショーケースの中にハイビジョンデジタルビデオカメラ(DVS 2500 HD)と書いてある文字を見かけ、ソニーとかパナソニックなら5万円している。9000円の値段を見て玩具ではないのか疑って、インターネットで検索するとなかなかの評判である。新品と書いてあるが1台しかないのかしれないと思い慌てて買うと、奥から品物を持ってきた。今日早速、浅草の銭湯に行ったついでに撮ってみたが、これが9000円とは思えないほどの映像がとれた。日本の製品は技術力があると思っていると、足元を救われてしまいそうだ。
先日、朝、喫茶店で本を読んでいたら、絵の好きな友人に声をかけられ、東京都写真美術館の入場券をもらい、昨日いってきた。恵比寿に降りたのは何十年ぶり、恵比寿ガーデンプレイスができたころは人が大勢きて、賑わっていたが、しばらくぶりに来てみればガラガラでマックに若い子達がいるだけで、三越には人はまばら、何処の街も似たりよったり、人が集まらない。日本航空(JAL)(9205)の再建をめぐり、企業再生支援機構が検討している会社更生法を活用した事前調整型の法的整理について難色を示していた主取引銀行が、15日までに同意することが明らかになったと言っている話で思い出す。昔、青木建設という1部上場の会社が倒産し、あすなろ建設と合併し青木あすなろ建設となって1部上場会社になった。後でそのことを知って会社に電話したら青木建設の株券はゼロに近い減資をし、ほとんど価値がなくなっていると言われた。倒産をすればゼロに近い減資をし、新しい株券を発行し増資をする。いつも迷惑をこうむるのは個人株主で、ほとんど投資したお金は返ってこない。
今の日本は何でも責任転嫁する。友達親子の方が親は無責任いられるし、親にとってこれほど気が楽なことはない。友達先生の方が先生は無責任でいられるし、これほど楽なことはない。そして国中が無責任になった。給食費を経済的に納められるのに納めない。保育費の不払い問題、奨学金の返還のがれなどから官僚の無責任まで醜い無責任状態だ。責任感があってエリートであろう。日本のトップでさえ問題の先送り、あまりにも責任感がなさ過ぎる。