ワイルド・バレット ＲＵＮＮＩＮＧ ＳＣＡＲＥＤ

やくざな暴力的な顔、脅している顔、脅されている顔、それぞれ皆怖かったり
不安だったりの顔の表情が、真にせまっていて実にいい。私は怖がりなので
個人的には、この作品も「スケアリー・ムービー」と呼んでもいい。
作品の出来は、スリリングで暴力的恐怖の緊張感が全編にわたって感じる。
良く出来た作品と思うので、是非観てください。

ＩＣＨＩ

辛く悲しい生い立ちを背景に今のＩＣＨＩの現状を表している。「起承転結」の
「起」が、この作品と思う。残りの「承転結」を是非作って欲しいものである。

あいつはママのボーイフレンド Ｍｙ Ｍｏｍ’ｓ Ｎｅｗ Ｂｏｙｆｒｉｅｎｄ

ストーリーは、無駄が無く軽快でスムースな流れで素直に笑える。最後まで
夢中になって観てしまった。新しい何かがあるわけではないが、コメディー
としての完成度は高いし、作品としても良くまとまった出来と思う。

アライブ ＷＨＩＬＥ ＳＨＥ ＷＡＳ ＯＵＴ

女性一人が危機に直面し、他の人の助けを求めるが、結局自分一人で対処する。
最後には、より逞しく強く成長する。こういうストーリーの代表的作品に「エイ
リアン」のリプリーを思い出す。女性であっても自分の身は、自分が守るという
考え方は、アメリカという国の歴史の特徴であり、アメリカ人のＤＮＡなのだ
ろう。

エネミー・ライン ３ ＢＩＨＩＮＤ ＥＮＥＭＹ ＬＩＮＥＳ；ＣＯＬＯＭＢＩＡ

このシリーズ１作目は、切迫感がありスリリングでとても楽しめた。２作、３作と
作られるうちに娯楽戦争アクシヨン性が強く感じられる。特に３作目（ＣＯＬＯＭ
ＢＩＡ）は、ストーリー展開より娯楽アクシヨン性が強い。そのつもりで観れば
充分楽しめる。私の好みは、１作目です。

ビハインド・エネミー・ライン （フランス映画）

私は、ほんとうの銃撃戦は知らないが、この作品の戦場での銃撃戦は、まさにこれ
が現実と思わせるほどリアルな出来と思った。戦場を舞台にしたよくあるストー
リーであるが、銃撃戦は、絶対に観る価値があります。