太陽LOG

「太陽にほえろ!」で育ち、卒業してから数十年…大人になった今、改めて向き合う「太陽」と昭和のドラマ

#442 引金に指はかけない

2017年11月18日 | 太陽にほえろ!


銀行強盗の現場に居合わせたスニーカー(山下真司)は、犯人の一人が明確な意志をもって行員を射殺したと証言。
やがて、犯人一味と思われる男が相次いで殺され、主犯格の香川(片桐竜次)が捜査線上に浮かぶ。
子犬をも射殺し、スニーカーに追われて逃げる途中、躊躇なく無関係の老人を撃つ異常な行動に刑事たちは戦慄する。


片桐竜次さん。今でこそ穏やかで優しい役もありますが、このころはギラギラしていかにも危なそうな気配が立ちこめていましたね。
犯人役がピタリとはまると、俄然ドラマが面白くなります。

さて、この回はいつもと違った演出が多くみられました。
気になったものを挙げてみます。


「それもわかった」
なぜ非情な犯人がそこまで小さな犬を怖がるのか。
長さん(下川辰平)が、みんなの会話の途中で部屋に入ってきてひとこと。
RH(-)AB型という特殊な血液型のため、輸血が難しいせいで怪我を極端に恐れているのではということですが、
いつもなら山さん(露口茂)が言いそうです。

ジーパンのテーマ
アクションシーンでおなじみの曲が、今回は日赤血液センターに輸血用血液の要請があったことがわかり、
ボス(石原裕次郎)が無線でみんなに指示を出す場面でかかりました。

走るドック
七曲署の若手刑事といえば、とにかく走る。その伝統を覆してきたドック(神田正輝)が本編ではけっこう走っています。
ダントツに速いのはスニーカーですが、走るのが苦手というドックも上り坂でバテることなく、
のちのボギー(世良公則)に比べたらはるかにスタミナもありそうです。

本日の現場リーダー?ロッキー
スニーカー、ドックとともに香川を追うロッキー(木之元亮)。
「ドック、こっち!」「ドック、自転車!」「ドック、ジャンプ!」と指示を出し、
ドックも素直に従ってロッキーの背中を踏み台にしてフェンスを越え、
自転車に乗っていた男性に覆いかぶさって香川の銃弾から守るという大技を決めておりました。

劇伴なしの追跡
これら一連の追跡場面に珍しく音楽がかかりません。
ひたすら走る足音、息遣い、周囲の音などがダイレクトに伝わり、追跡シーンがリアリティを増すという効果があったと思います。
途中からゴリさん(竜雷太)が覆面車で追いつき、坂道を駆け上がるドック、ロッキー、スニーカーの脇を追い越していくのを
助手席側から映した画もおもしろかったです。

銃撃シーンのアングル
公園に香川を追いつめたものの、近くになにも知らない子供がふたり。
香川を引きつけるべく飛び出したスニーカーと、子供の救助に向かったゴリさんの援護射撃をするドックを
彼の右後ろから映した珍しいアングル。
ドックになって拳銃を撃っている気分もちょっと味わえます。


見守るゴリさん
本来ならゴリさんが3人に指示を出して現場を仕切るところですが、今回は若手教育の一環か、一歩下がった立ち位置です。
ゴリさんだけ拳銃を持っていないのは謎ですが、ゴリさんが持っていたら一発で香川を仕留めて終わっちゃうので
敢えて出さなかったんでしょうかw
しかし、拳銃を持っていなくても頼れることに変わりなし。子供たちが背中にぴったり張りつく気持ち、わかります。


安定の山さん
こちらはおなじみの締めのシーンでの素敵な山さん。
スニーカーにゲームを一緒にやろうと誘われ、ゴリさんにどーぞ、という仕草。

結局今日も山さんに持っていかれてしまった…。
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