太陽LOG

「太陽にほえろ!」で育ち、卒業してから数十年…大人になった今、改めて向き合う「太陽」と昭和のドラマ

「俺たちは天使だ!」#1 運が悪けりゃ死ぬだけさ

2019年08月20日 | 刑事・探偵モノ
時々、無性に観たくなり、観だすとついつい何話も続けて観てしまう。
私にとって「俺天」はそんなドラマです。
今までに何度かレビューを試みましたが、テンポの良い会話や軽妙なアクションに引き込まれ、
けっきょくツボだらけで収拾がつかないため断念してきました。

ならばいっそ文章のみ、5点までという制限を設けて、各話の私的ツボを記してみたいと思います。


【本日のゲスト】
橋爪功さん、当時38歳。髪もふさふさ。
顔はあまり変わらないのに一瞬わからず。
金に目がくらみ自分の拳銃で殺しを請け負ってしまったその名も橋爪刑事役。


【本日の名言】
「俺のは身だしなみ。キザとはね、それが身についてない人のことを言うの」
新妻署のゴリラ(横谷雄二)から「キザ野郎」と言われ、CAP(沖雅也)が放ったひとこと。
ゴリラにファイティングポーズをとるCAPの顔が絶妙。


【本日のグルメ】
おなじみアジサンドが初回から登場。
アジも食パンもまっ黒焦げで身体に悪いことこの上なし。
アジだけを丸かじりするときのCAPのまばたきが細かい。


【本日の男前】
ピタッとした紺のシャツに黒いスラックスでカップラーメンを食べる藤波弁護士(小野寺昭)の
線の細さがほんのり色っぽい。
私は優しい殿下よりも、ちょっとだけぶっきらぼうな藤波さんが好み。


【本日の武器】
CAPのブーメラン、DARTS(柴田恭兵)のダーツ、NAVI(渡辺篤史)の頭突き・・・
立ち回りではほとんど活躍しないJUN(神田正輝)の武器は電卓?
札束に電卓を当てて、すばやく金額を算出する技は習得したいが役立てる機会はなさそう。


ところで、事務所の窓際にかかる鳥かごの中のモケモケした白いぬいぐるみは何ですか。

「大捜査線」#26 あゝ沢木刑事!青春の赤い墓標

2019年04月14日 | 刑事・探偵モノ


上野駅でとある事件の容疑者である暴力団組員が現れるのを待っていた中林(青木義朗)と沢木(神田正輝)両刑事。
そこで偶然ガラの悪い男に絡まれている若い女性(吉村彩子)をみかけた沢木は、中林に断り女性を助けにいく。

女性に忠告し、ちょっとした言い合いになってしまった沢木。
その間に組員が若い男と一緒に現れ、中林が追いかけるのをみつけた沢木が合流したが、
若い男には逃げられ、組員はたまたま居合わせた四機捜・下條班が捕らえてしまう。


自分が持ち場を離れたばかりに容疑者の仲間を逃がしてしまい、責任を感じて自分の手で捕まえようと
いつになくカッカしている沢木に対し、「誰かさん(加納主任)に似てきた」とぼやく隊長(山内明)。
当の加納(杉良太郎)は、そんな沢木をたしなめつつも自分に似てきたと言われまんざらでもない様子。
目をかけている後輩が自分に似てきたというのは、先輩としては悪い気はしないでしょう。

そんなある日、沢木は加納班行きつけの小料理屋で、先日上野駅で助けた女性と再会した。
彼女は女将さんの姪っ子だった。女将の夫は元刑事で10年前に殉職していて、
その時の叔母の悲しみようを知る彼女は刑事の仕事が好きになれないという。

最初は反発しあっていたものの、翌日捜査の途中で店に立ち寄り非礼を詫びる沢木に彼女も好意をもち、
故郷に戻る前に沢木に会いに来る。


刑事を辞めようと思ったことはないと彼女に話す沢木ですが、#9で「刑事なんて辞めてやる~」と泣いていたことを
忘れたんでしょうか。


これからつきあいが始まりそうな良い雰囲気だったのに、数時間後まさか永遠の別れがくるなんて。

上野で組員から裏金を預かった若い男がそれを着服し、そのために恋人を連れ去られてしまう。
その恋人のアパートに踏み込み男から事情を聞いた沢木は、四機捜に連絡を入れ、男とともに彼女が捕らえられている工場へ急ぐ。

制止も聞かず男が飛び出して行ってしまい、やむなく追いかける沢木。
あっというまにヤクザに囲まれ、拳銃を抜いたところを後ろから撃たれる。

2発、3発と至近距離から銃弾を受け、それでもなんとか立ち続けたものの、
残る力をふりしぼって引金を引いたと同時についに倒れてしまう…。

そこに加納主任登場!
沢木が倒れたあたりを勢いよく覆面車で走り抜けてる気がするのですが、踏んじゃってないですよね??


いつになく透けたシャツなどを着てワイルドな主任が、1人であっというまにその場を制します。
そして、ふりかえると変わり果てた沢木の姿が!

中林と水野(赤塚真人)の沈痛な表情にすべてを察し、加納は茫然と歩み寄り沢木を抱き上げて連れて帰る。



最初に見た時は、あまりにあっけない最期にびっくりしました。

主任たちが駆けつけたタイミングからして、若者が暴走しないであとちょっと待っていれば
沢木が命を落とすこともなかったでしょう。
いや、沢木も応援が来るのを待てばよかった。若者だけならその場ですぐに殺されることはなかった気がします。
でも、彼は見過ごせなかった。

「俺が死んだら、故郷(くに)のお袋が悲しむだろうな。やだなぁ」
かつてそう呟いていた沢木刑事。
倒れる瞬間、なにか思ったことはあったのか。そんな暇もなく息絶えてしまったのか…。

故郷がどこかはわかりませんが、なんとなく首都圏ではない感じがします。
彼の母親や家族が知らせを受け、どんな気持ちで上京するかと思うと胸が痛みます。

悲しみに包まれる刑事部屋で、ひとり窓辺に佇み涙を流す加納主任。
自分の片腕に育ちつつあった後輩を失った喪失感は日に日に大きくなりそうです。
そこに流れるのが『君は人のために死ねるか』!!

途中からゆるめの歌謡曲に変わっていたエンディングが、今回はもとに戻りました。
最初は笑っちゃったこの曲ですが、このタイミングで聴くと泣けます。
歌詞がいちいち沁みます。

ひょっとしてこのために途中エンディングを変えてたんでしょうか?
だとしたら、「太陽にほえろ!」に移る神田さんに対して、「大捜査線」チームと杉サマからの
最高のはなむけだと思います。



【本日の妄想】
沢木刑事の殉職場面は、神田さんが監督と相談して考えたそうですね。
「太陽」では希望は出したものの殉職できなかったとのこと。

ドックが番組最後までいてくれて私としては良かったですが、
一方で神田さんがドックの最期をどのように演じたかったのかも気になります。

歴代の新人刑事が殉職し、ついには中堅・ベテラン刑事も殉職していった七曲署。
それぞれの最期が印象的なだけに、後になればなるほど死に方に困るんじゃないかと思っていました。

それでもドックという個性的なキャラクターを作り上げ変化させてきた神田さんなら、
殉職もきっと他の人とは違ったものになったと思います。

「太陽」スタッフがどのようにそれを演出し、仲間がどう見送るのか。
一番観たくないけど、一番観てみたかったのは他ならぬドックの殉職でした。


「大捜査線」加納班

2019年03月24日 | 刑事・探偵モノ


警視庁第四機動捜査隊・加納班は、当初加納主任(杉良太郎)、沢木(神田正輝)、都築(本阿弥周子)両刑事という
メンバーでしたが、途中でベテランの中林刑事(青木義朗)、若手の水野刑事(赤塚真人)が加わり、そのせいか
事件後にみんなで行きつけの小料理屋で一杯…というシーンも増え、和やかさが増しました。

新しい刑事の加入が一大イベントとなる「太陽にほえろ!」とは違って、「今日から入るからね」くらいの
さらっとした描写でそのまま一緒に捜査をしています。

メンバーが増えたことと関係があるのかないのか、番組の初期では愁いを帯び、美しく大人っぽかった都築さんが、
途中で突然くるくるパーマの髪型になり、どことなくコミカルで快活なキャラに変わっていきました。


もっと彼女をメインにした話があっても良かったと思うのですが、残念ながらメンバーが増えると出番も少なめに・・・。
まだまだ女性が活躍できる時代にはなっていなかったんでしょうか。もったいない気がします。




意外に…といってはなんですが、子どもの相手がうまい初期メンバー。
全員独身ですが、良いパパ・ママになる素質がありそうです。
余談ですが、神田さんがキャッチボールしているのを初めて見ました。
なんとなく野球のイメージがなかったので新鮮でした。


途中で加わった中林刑事と水野刑事。なんというか、ホントに職場にいそうです。


崩れやすい急斜面を逃げる犯人と追う沢木。途中であきらめて下で待ってる中林先輩。
スーツに革靴でぐわーーーっと駆け上がる沢木刑事がツボです。
こういう場面を見ると、雪山で鍛えた神田さんの脚力は伊達じゃないなと思います。


手錠は先輩がかけますw



この少し前に「ちょっとマイウェイ」というドラマで三兄弟の次男常夫(赤塚さん)・三男満(神田さん)役で共演していたおふたり。
「あんちゃん」「みつ~」とやけに仲良し兄弟でしたが、こちらでは立場が逆転しております。
個人的には赤塚さんが年長役だったほうがしっくりくるのですが、実際は同じ学年のようですね。


この他にも、途中からオープニングが杉サマオンリーのちょっとポップな曲に変わり、
エンディングも「君は人のために死ねるか」から、ゆるやかな歌謡曲に変わりました(歌は杉サマ)。

そしてついに、沢木刑事が去るときがきてしまいました…。

「大都会 闘いの日々」#24 急行十和田2号

2019年02月17日 | 刑事・探偵モノ


新米記者の九条(神田正輝)にそろそろ一本立ちの機会を与えようと、
キャップのバクさん(石原裕次郎)は少女売春の実態を取材し連載記事を書くよう命じる。

暴力団の息のかかった東金商事に、水商売や芸者として売り飛ばすために少女を騙して連れてくる役目のスケコマシを
紹介してくれと直球取材する九条。
呆れつつも四課の丸山刑事(高品格)の口利きならと、新宿のイナケンこと稲田健一(川谷拓三)を紹介された九条は
さっそく彼に会いに行く。




新聞記者から取材を申し込まれ、戸惑いつつも顔を出さない約束で応じるイナケン。
九条から乞われ上野駅で少女たちに声をかけるところを見せるが、その日はことごとく不発に終わる。
彼が気に入っているのは青森発急行十和田2号。
その乗客でイナケンが簡単に騙せたという少女の話を聞いた九条は、彼女に会わせてくれと頼みこむ。

元々どこか人のよさそうなイナケンですが、若い記者が自分を頼り記事にしようとしているのをどこか喜んでいるようす。
喫茶店で最初に会った時、生クリームたっぷりのいちごアラモード?を食べるイナケンに対し九条はコーヒーゼリーでしたが、
次に行った時にはイナケンと同じものを食べていました。

彼女に会わせてくれと言われ当初の話と違うと断るイナケンですが、九条が自分の飲みかけの水を頓着なく飲み干すのを見て
思わず尋ねる。
「にいちゃん、あんた人間の種類にはあんましこだわらないタチなの? 堅気じゃないモンに対してもさ」

「わかんないです」
ぼそっと答え黙々と弁当を食べる九条を見てイナケンは態度を軟化し、彼女に自分の正体を明かさぬ条件で会わせてくれる。
人たらしで海千山千のスケコマシを、記者になりたての愚直な若者がたらしこんだ瞬間ですw

このあたりの空気感は、キャスティングの勝利と言えるかもしれません。
憎めないスケコマシに拓ぼんこと川谷拓三さんはぴったりですし、九条の堅さとまっすぐな感じは
不慣れな神田さんが無我夢中でやっているからこそ説得力があると思います。

そして、九条の前に現れた初代(坂口良子)。

か、かわいい…!

可憐な初代の気の毒な生い立ちと、騙されているのも知らずイナケンへの信頼と感謝の気持ちを聞くうちに、
そんな彼女を売ろうとしているヤクザに怒りを抑えられない九条。



「悩むなとは言わん、怒るのも結構。だがな、ブンヤってのはその怒りを記事に書くんだ。
それが俺たちの正義感ってもんじゃないの?違う?」
ボス、いやキャップの言葉は厳しくも温かく、新米記者の胸に刻み込まれます。
昭和の職場では、だいじなことはすべて屋上で学んだのでしょうか。


いよいよ伊香保温泉に芸者として売られていく初代。
出発の前の晩、初代が作った焼きそばを食べるイナケンが、畳にこばした麺を取ろうと屈んだときに見えた初代の脚に
発情して襲いかかる場面の目の表情が巧いです。いつもは丁寧な口調なのが急にぞんざいになって、ふだんとは違う
イナケンの一面が垣間見られました。

翌日上野駅で初代に弁当を買ってやり伊香保まで送っていく途中で、だんだんと初代に情が移っていくイナケン。
冬から編んでいた靴下を夏になった今くれる初代。お守りをくれる初代。
大切にしている金魚と鉢植えの世話を頼み、自分をお兄ちゃんができたみたいだと言ってくれた初代。



おそらく家族との縁も薄く生きているであろうイナケンにとっても、自分を信じ頼ってくれる初代は妹のように可愛かったのでしょう。
伊香保に着き、改札の外で迎えのヤクザの姿を見たイナケンは、ついに自分の正体を明かし、初代に逃げるよう告げる。
驚きショックを受けながらも一緒に逃げてとすがる初代を、イナケンは東京で合流すると約束しヤクザから逃がす。

初代を逃がしたことがバレて、イナケンは組織から追われ暴行を受けた挙句、刺されて死んでしまう。
イナケンに言われ九条に電話してくる初代。たぶん自分が行けない可能性が高いと覚悟し、九条に託したイナケン。
友情とまではいかなくても、このふたりのあいだにも何らかの情のつながりができていたんでしょうね。



身よりもなく、東京でひとりぼっちの初代を不憫に思い、とりあえず今夜は自分のところで面倒をみようと
妹の恵子に電話をする黒さん(渡哲也)。
このときの黒さんが、ぶっきらぼうながら優しさがにじみ出ていて大好きです。
恵子の声は聞こえないんだけど、電話のむこうの様子が目に浮かぶようで、渡さん巧いよなあと思います。

そして、実はバクさんも奥さんに初代の面倒を頼んでいた!
黒さんが恵子に頼むのを聞き、奥さんに「やっぱさっきの話はなし」と断るバクさん。
面倒見の良さが嘘っぽく見えない、裕次郎さんと渡さんの説得力。さすがです。


「大都会」はレギュラー陣の豪華さが、あらためて観るととんでもなく贅沢ですが、
ゲストも毎回素晴らしいです。
特に今回の川谷拓三や坂口良子は、このふたりがいたからこその物語になったと思います。

描かれていないイナケンの生い立ちにまでも思いを馳せてしまう拓ぼんのお芝居は、
45分のドラマとは思えない深みと余韻を残してくれました。
おふたりとも50代の若さで亡くなってしまったのが本当に惜しまれます。


【本日の衝撃】

徹夜で記事を書き上げる九条。彼のモノローグで本編が終わるのですが、記事を読んでいる態で語られているとはいえ
けっこうな棒読みで驚きます。

しかし、そんなことを吹き飛ばす衝撃がイナケンが23歳だったということ。
当時拓ぼんは30代半ばだったはず。実年齢でよかったんじゃないか?

23歳といえば九条と同年くらいですよね。いやいやいや、見えない見えない。

昭和の刑事ドラマなどでは、たびたび容疑者や被害者が見た目よりも若い設定で驚かされますが、
なかでもイナケンはダントツでした。


「大都会PARTⅡ」#48 狙われた刑事

2019年02月09日 | 刑事・探偵モノ


元ヤクザの松下に呼び出されて高架下に会いに行った徳吉(松田優作)は、後ろから別の男に殴りつけられ気を失う。
気がつくと自分の拳銃を握っていて、そばには松下が4発も撃たれて死んでいた。

徳吉の容疑を晴らすべく、黒岩(渡哲也)たちが徳吉に恨みをもっていそうな前科者を調べるうちに、
彼が逮捕して4年の実刑を食らった八代というタンクローリーの運転手が浮かんだ。
松下殺しの現場でもタンクローリーが目撃されていたのだ。




八代とは別の容疑者宅を家宅捜索する3人。
サル(峰竜太)とジン(神田正輝)は、あまりにずさんなガサ入れでトクさんから叱られる。
トクさんが指摘した場所から次々と怪しいものが見つかり、戸惑いつつも「見たんだけど」と言い訳する後輩たちw

のちに西部署と七曲署のお笑い担当刑事として人気を博すおふたりの、片鱗をうかがわせる場面です。



八代が事件当時いっしょにいたというアリバイを証言した水商売の女が、実は八代に脅されて嘘をついていたことが判明。
それを吐かせるトクさんは女に馬乗りになって何度も叩いたりして乱暴ですが、女もトクさんを「ばかやろう」と何度も罵り負けてません。
この女性、突然押し入ってきた徳吉に着替え中の下着姿を見られても、悲鳴をあげるどころか無くなったストッキングを探すことに夢中という
なかなか胆の据わったキャラで面白いです。


アリバイが崩れた八代を探す徳吉とジンの車をタンクローリーがずっとついてきた。
八代の車のナンバーではなかったが、実は八代が同僚の車と交換していたことがわかる。



課長からナンバーを聞き、ついてくるタンクローリーを確認するトクさんの横顔がカッコいい。
そして、トクさんから注意を促されふりかえるジンが一瞬きょとんとしているのがかわいい。

ついに八代が牙をむき襲いかかってくる。
タンクローリーに追突されボロボロの覆面車での公道でのカーチェイスや、助手席のドアが外れた車で空き地で何度も衝突する一連の
スタントを、優作さんと神田さんが実際にやっているのが驚きです。

時々後部座席に乗っているカメラマンさんが映ったりしてw、臨場感がより高まります。


ついに炎上する覆面車。走って逃げるふたりですが、ジンの後ろを走るトクさんとの間が一定の距離のままなので、
神田さんも実はけっこう足が速いのでは?と思いました。

周りを住宅が囲む空き地に逃げ込んだ八代はタンクローリーからガソリンを流し、火をつけると脅す。

黒岩が背後からタンクローリーの屋根に上り、八代の隙をついて襲いかかる。
すかさず徳吉が八代に飛び蹴りをくらわし、あとはもうボコボコに!
渡さんのアクションもさすがだし、優作さんの腕と脚の長さに改めて驚かされるアクションは痛快です。

カースタントでアドレナリンが出まっくったのか、珍しく興奮気味のジンも八代に殴りかかりますが、
脚を怪我したせいかヘロヘロですw
とくに劇中怪我をしたという設定でもなかった気がするので、神田さん自身が脚を痛めたのかも。



おなじみ、現場からみんなで帰る場面。
主題歌を歌いながら渋く歩く黒岩さんのうしろで、丸さん(高品格)がジンの身体を支え、
坊さん(小野武彦)がジンの頭をパコンとはたいた後に、わしゃわしゃと撫でているのがツボです。

先輩たちと談笑するジンの笑顔がとても自然で、私は神田さんがもうカメラが回ってないと思って
素でしゃべってるんじゃないかと睨んでおります(失礼)。


【本日のラストシーン】
多摩川を夕日に向かって歩く黒岩軍団のみなさん。
画的には素敵なのですが、そっちいくと城西署のある渋谷と逆ですよー(しかも遠い)。
もしかしたら調布の石原プロに帰るのかもしれません。