冒頭から、「太陽にほえろ!序曲」をバックに、ロッキー(木之元亮)とドック(神田正輝)が犯人を追って
工場のような場所へ。銃撃戦の末、ロッキーが犯人・水原に手錠を打って事件解決。
久しぶりに躍動感のある幕開けです。
水原の撃った弾丸の数でもめたふたり。結局ロッキーの方が正しかったのですが、
「大きいんだからね、ちっちゃいことこだわらないの」
ドックにはぐらかされ、その後も折にふれ責めるロッキー。案外こまかいですw
その夜、ロッキーのおごりでご飯を食べに行った若手4人。
そこで、ラガー(渡辺徹)に言われるまでマッターホルンのポスターに気づかなかったロッキーは、
そんな自分にショックを受ける。
翌日、5歳の女の子が誘拐された。犯人は水原の釈放を要求。
取引現場から逃げた水原をロッキーが車で追うが、逃げようと強引な走行をした水原が一般人の車両を巻き込み
そのまま逃走してしまう。
犯人逮捕しか頭になかった自分、関係ない市民に重傷を負わせてしまったこと、
被害者の妻の激しい非難…ロッキーは、激しく落ち込み仕事もうわの空に。
ドックは軽口を言って元気を出させようとするも、ロッキーは力なく返事するだけ。
見ていた山さん(露口茂)も、そんなロッキーを気遣っているのがわかる。
家に帰ると、赤ん坊が破ってしまったカナディアンロッキーのポスターを、令子(長谷直美)がつなぎ合わせて
貼っていてくれた。
刑事になる動機になった登山仲間の死を思い出し、ロッキーは日々の忙しさの中で、大切なものを忘れていたことに
思い至る。
気力をとりもどしたロッキーは、精力的に聞き込み捜査。水原と共犯者の行方を追う。
「お腹空いたよぅ、俺」と休みたがるドックですが、さっきひとりでリンゴ食べてましたがな。
生真面目なロッキーと、マイペースなドックのコンビも好きです。
警察学校の期としてはドックが先輩ですが、年はほぼ変わらないんでしたよね。
そのせいか、スニーカー(山下真司)がいたころから同期っぽい気安さがお互いにあった気がします。
あんなに怒っていた被害者の奥さんが態度を軟化させ許してくれたのは、
実はドックが病院に行って被害者に謝ってくれたからだと知ったロッキー。
気にしていないようで、ちゃんと自分を気にかけ行動に移してくれたドックの友情に、
ロッキーも力を得る。しみじみといいコンビです。
そんなふたりが水原を発見、追いつめる。
ロッキーは、現場にいた子供たちに気づき、水原の発砲にも恐れず飛び出していく。
拳銃恐怖症だったロッキーですが、父となったいま、刑事としても一段と強くたくましくなりました。
それにしても、ドックはどうしていつも子供に気づかないんでしょう。
#491でもロッキーに指摘されるまで気づかず、反省していたはずなのにw
【最後の?乾杯】
事件解決後、ロッキーは、ボス(石原裕次郎)に休暇をもらいロッキー山脈へ。
あの晩、ロッキー、ドック、ジプシー(三田村邦彦)、ラガーで交わしたのが最後の乾杯になるのでしょうか。
弾丸の数やら、映画の話やら、なにげない日常のひとこまが、あとから考えるとかけがえのない時間だったと思う。
危険と隣り合わせの彼らだけではなく、私たち誰もが明日をも知れぬ身。
それだけに、誰かと過ごす時間というものをもう少し意識して大事にしなきゃなと思います。
工場のような場所へ。銃撃戦の末、ロッキーが犯人・水原に手錠を打って事件解決。
久しぶりに躍動感のある幕開けです。
水原の撃った弾丸の数でもめたふたり。結局ロッキーの方が正しかったのですが、
「大きいんだからね、ちっちゃいことこだわらないの」
ドックにはぐらかされ、その後も折にふれ責めるロッキー。案外こまかいですw
その夜、ロッキーのおごりでご飯を食べに行った若手4人。
そこで、ラガー(渡辺徹)に言われるまでマッターホルンのポスターに気づかなかったロッキーは、
そんな自分にショックを受ける。
翌日、5歳の女の子が誘拐された。犯人は水原の釈放を要求。
取引現場から逃げた水原をロッキーが車で追うが、逃げようと強引な走行をした水原が一般人の車両を巻き込み
そのまま逃走してしまう。
犯人逮捕しか頭になかった自分、関係ない市民に重傷を負わせてしまったこと、
被害者の妻の激しい非難…ロッキーは、激しく落ち込み仕事もうわの空に。
ドックは軽口を言って元気を出させようとするも、ロッキーは力なく返事するだけ。
見ていた山さん(露口茂)も、そんなロッキーを気遣っているのがわかる。
家に帰ると、赤ん坊が破ってしまったカナディアンロッキーのポスターを、令子(長谷直美)がつなぎ合わせて
貼っていてくれた。
刑事になる動機になった登山仲間の死を思い出し、ロッキーは日々の忙しさの中で、大切なものを忘れていたことに
思い至る。
気力をとりもどしたロッキーは、精力的に聞き込み捜査。水原と共犯者の行方を追う。
「お腹空いたよぅ、俺」と休みたがるドックですが、さっきひとりでリンゴ食べてましたがな。
生真面目なロッキーと、マイペースなドックのコンビも好きです。
警察学校の期としてはドックが先輩ですが、年はほぼ変わらないんでしたよね。
そのせいか、スニーカー(山下真司)がいたころから同期っぽい気安さがお互いにあった気がします。
あんなに怒っていた被害者の奥さんが態度を軟化させ許してくれたのは、
実はドックが病院に行って被害者に謝ってくれたからだと知ったロッキー。
気にしていないようで、ちゃんと自分を気にかけ行動に移してくれたドックの友情に、
ロッキーも力を得る。しみじみといいコンビです。
そんなふたりが水原を発見、追いつめる。
ロッキーは、現場にいた子供たちに気づき、水原の発砲にも恐れず飛び出していく。
拳銃恐怖症だったロッキーですが、父となったいま、刑事としても一段と強くたくましくなりました。
それにしても、ドックはどうしていつも子供に気づかないんでしょう。
#491でもロッキーに指摘されるまで気づかず、反省していたはずなのにw
【最後の?乾杯】
事件解決後、ロッキーは、ボス(石原裕次郎)に休暇をもらいロッキー山脈へ。
あの晩、ロッキー、ドック、ジプシー(三田村邦彦)、ラガーで交わしたのが最後の乾杯になるのでしょうか。
弾丸の数やら、映画の話やら、なにげない日常のひとこまが、あとから考えるとかけがえのない時間だったと思う。
危険と隣り合わせの彼らだけではなく、私たち誰もが明日をも知れぬ身。
それだけに、誰かと過ごす時間というものをもう少し意識して大事にしなきゃなと思います。