ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

光に波立つ海

2012-10-15 21:58:24 | Weblog
毎夜 眠る前に
「光に波立つ海」に
手足を浸す

メディテーションの一種
至福の光
暖かな光に満ちた

「光に波立つ海」に足を浸す

七色に輝く小石が
足裏に触れて
さざなみの音が光となって
足元に漂うから

毎夜10:00時に横になる
「光に波立つ海」に沈む

夢に夢を重ねて
光を浴びきる

光は 光は 甘い雨
通り過ぎる
夏の忘れ物

「光に波立つ海」に
足を浸して
お互い洗い合う
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内と外

2012-10-15 16:14:53 | Weblog
天国の雛形
あのコスモス畑が見える
視界の外に

天国が見える
あのコスモス畑だ
心の内に視覚レンズを通して

外のあるものは
内にあるもの

内にあるものは
外のあるもの

だから良い想念を心がけよう
良い言葉を一つ作りだせば
世の中はそれだけ明るくなる

邪悪な言葉・概念は
世界を汚す 公害

正しい言葉を 正しい概念を 正しい努力を

この秋の陽のように

世界を明るみに出そう
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光への郷愁

2012-10-15 14:43:42 | Weblog
木陰に座り込んで
この丘の全体を見渡して
冷えたミネラルウォーターを飲み干して

私の秋は始まっている
天国の名残りのような
コスモス畑の外れで

強い秋の陽を受けながら
思い出に引きずられながら
秋の一日を過ごしている


光は歓喜を思い出さすか?
風は髪をなでて
天国と同じように吹くか?

青い空と白い雲は
天国の入り口か

夢はいつもの様にやってきて

光への郷愁に

まだここに留まる意味を見つけては
日々活動しているか

己の義務を果たせ!
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コスモス

2012-10-15 12:22:59 | Weblog
陽光がコスモスの花にとらえられて
まわるく湾曲すると
秋の一日はなお深まり

光がその透明度を増して
我々に迫り来て
秋の光の谷間に留める

空が限りなく青く
雲は遠く遠く流れて

私の夢みる才能は
大気圏へ昇ってゆく

コスモスが光の圧に屈し
その頭を下げるとき
光は喜びの歓声をあげて
飛び回り 風を起こす

何もかもが明らかだ
悪い企みで明るみに出ぬものはなく
髪の毛一本まで数えられる

そんな存在に絶体の信頼を置いて
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