どこか銀河の遠い所で
星の周回軌道上で
深紅の薔薇が一輪
咲き誇る
月が満ちはじめて
夜を照らしだすと
あつい薔薇の吐息が
見知らぬ街角に漂い
通りすがりの人を酔わす
その薔薇を取ってください
私とあなたの古い約束を成就し
太古の薔薇園を散策した
あの清い夜の思い出を
銀河の中心へ送り返す
祝祭の日
宴の円舞の娘たちを
魅了して止まない
深紅の薔薇の物語を
銀河のお伽話に変える
魔法をそっと
私に耳打ちした
あなたの瞳は
深い蒼を湛え
紺碧の海へ帰る
その黒く染め上げた髪に
深紅の薔薇をかんざしにして
星の周回軌道上で
深紅の薔薇が一輪
咲き誇る
月が満ちはじめて
夜を照らしだすと
あつい薔薇の吐息が
見知らぬ街角に漂い
通りすがりの人を酔わす
その薔薇を取ってください
私とあなたの古い約束を成就し
太古の薔薇園を散策した
あの清い夜の思い出を
銀河の中心へ送り返す
祝祭の日
宴の円舞の娘たちを
魅了して止まない
深紅の薔薇の物語を
銀河のお伽話に変える
魔法をそっと
私に耳打ちした
あなたの瞳は
深い蒼を湛え
紺碧の海へ帰る
その黒く染め上げた髪に
深紅の薔薇をかんざしにして