さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

奥の湯~阿波竜王~相栗峠周回トレッキング

2016年08月21日 | トレッキング 阿讃の山
 久しぶりに阿讃の山へトレッキングに出かける。忙しくてトレッキングに出かけられる状態ではなかったが、1か月ほど、早朝のウォーキング(6~9km)を続けているので歩くのに心配はない。しかし、上りに足がもつか心配なので、以前はお手軽ルートだった奥の湯から阿波竜王へのルートを歩くことにした。


 7:25 奥の湯温泉を過ぎたキャンプ場を出発する。快晴で今日も暑くなりそうだ。大手前高校の学舎を過ぎ、スギ林の登山道へ入る。クサアジサイの花、アキノタムラソウ、ミズヒキも見える。


日陰に見られるクサアジサイ ちょうど花時


植林地内の登山道を進む 東へ下る道が新たに開けている


茶畑を通る(少し荒れている 作物としては手入れされていないのだろう)


7:38 斜め向かい合わせに、廃屋と空き家がある場所を過ぎる

 空き家の方は、塩江の「山の民家」という雰囲気を残している。昭和50年代ごろまでの山での生活を感じさせてくれる懐かしい感じだ。

 しばらく登山道を進み、車道を横切り、


民家の下に広がる畑 豆類が育っている

 細い急登の生活道を上がり、再び車道に出て、しばらくの車道歩き。


7:52 ここの茶畑はよく手入れされている キャンプ場へ続く車道が見える


細井集落への分岐を過ぎた最終民家を見下ろす


8:03 ここから登山道へ入る


リョウブが花を咲かせている 青空


8:08 この登山道は一部注意が必要な斜面がある

 8:10 1合目の表示があるキャンプ場からの登山道に合流する。ここからは手入れされてた歩きやすい登山道になる。植物も豊富だ。


アオテンナンショウが果実をつけている

 よく似たマムシグサやウバユリも見える。


気温は高いのだろうが、登山道は日陰で涼しい


ミズタマソウだろうか


モミジガサが白い花を咲かせているのが目だつ

 このルートにはヤブレガサ、ニシノヤマタイミンガサも見える。


目立たないがハナタツナミソウもある


このルートでよく見るテンニンソウ(花はまだ)

 七曲りの登山道を上がり、


8:53 聞いてはいたが、林業用の作業道ができていた

 作業道を横切り、小さなはしごで斜面に取り付いて、登山道を進む。


8:59 松尾集落方面との分岐 開発で明るい


ヤマジノホトトギスが咲き始め


キバナガンクビソウとテイショウソウの花茎


9:10 讃岐竜王への階段分岐 足元にはニシノヤマタイミンガサが少し



再び、ヤマジノホトトギス


9:15 ブナなのだろう


9:17 雨島方面との稜線分岐の地蔵を過ぎる

 ここからさらに歩きやすく広い登山道になり、


9:23 阿波竜王山頂展望台 ずいぶん久しぶり



足を延ばしいつもの龍王社




シラヤマギクが見ごろを迎えつつある


同じくオトコエシも


シギンカラマツ 写真に撮るのが難しい



鉄塔周辺にはコオニユリやオミナエシが群生 見事


 期待したオオバショウマは、やっと花茎を伸ばしたところ。クマシデの果穂がたくさんついているのが見えるが、ヤマボウシの実はほどんどついていない。


竜王社の横ではシコクアザミが見ごろ


車道沿いで、たわわに果穂がついたアカシデ

 車道を歩き、山頂下から登山道に戻る。稜線分岐の地蔵をしばらく過ぎたところから、遊歩道に入り讃岐竜王を目指す。暑さと渇水でクリが毬をたくさん落としている。


所々にツチアケビを見る 渇水の関係か、実が少ない


10:48 展望のない讃岐竜王 登山者が数人

 ここからは鷹山を通り、鷹山公園まで下る。


11:04 鷹山公園 途中で会った登山者の車だろうか

 再び登山道に取り付き、上り下りの登山道を縦走し、

 11:50 相栗峠に着き周辺をうろうろ。


相栗峠からの下りで、平帽子山をバックにイヌキクイモの花


 12:40 キャンプ場の車に戻る。5時間越えのトレッキングだった。途中出会った植物調査の方と、2か所で長々と話し込み予定時間をかなり過ぎてしまった。





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