さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

北アルプス 燕山~大天井岳~槍ケ岳縦走(2)

2010年09月07日 | トレッキング 四国外
 昨夜は、夜半から風が強くなり、窓に風が吹きつけ目が何回も覚めた。そのたびに、もう槍は無理かと思った。結局、4時30分に起きた。朝食は5時からなので、一度外に出たというかトイレが外なのである。
常念岳方面からの日の出が見える。そとは風が強くかなり寒いので中に入り、同泊の方から情報を集める。皆さん槍をあきらめ、水俣乗越で下山するらしい。



 5時過ぎから朝食。食べながら同泊の登山者と話をするが、やはり皆さん 水俣乗越で下山するという。東鎌尾根はやせ尾根で危険な所が多くあるので、強風の中では危険ということである。わたしも北アルプスは初心者なので、無理をせず下山することに決めた。
 6時前にヒュッテ西岳を出発し、はしごや鎖場に注意しながら下っていく。10分前に出発したグループが先に見えるので安心だ。

下ったきたはしごを振り返る
50分ぐらいで水俣乗越に着く(6:45)。ここまで出会った登山者は1人だけ。やはり槍からこちらに縦走する人も少ないようだ。出会った1人の方も話をすると、よくこのルートを歩かれている方だった。
 

北側には高瀬ダムが見えていた
 

水俣乗越から先 このような岩場が続くのか?
 
 ここからはエスケープルートなので、かなり急な下りになる。滑らないように気をつけながら下るが、結局45分ぐらいで一気に下った。これが後で後悔することに・・・
 大曲に出て(7:30)からも休まず、どんどん歩くが左膝が少しずつおかしくなる。槍沢ロッジに8時10分に着く。ベンチで膝を伸ばし少し休むと、膝の痛みは良くなる。
 上高地までまだ4時間近くある。少しペースを落としながら歩くが、膝の痛みが徐々に出てくる。去年は通り過ぎた横尾でも休憩し、膝を休めるが良くならない。結局、膝の痛みからかなりペースダウンし、上高地に12時20分に着いた。後は去年と同じルートで高松へ帰った。膝の痛みはかなりなもので、駅の階段が本当にきつかった。

 今年の北アルプス遠征は、台風で中途半端になった気もするが、初日燕山から大天井、西岳を快晴の中をトレッキングできたことで満足 満足。来年は、今回情報を仕入れた白馬岳~鹿島槍縦走を計画したい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿