さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

さぬき市 本宮山トレッキング

2015年12月27日 | トレッキング  さぬき里山
 昨日に続き、今日も午前中は家の中や外回りの大掃除。年末でやることがいろいろあるが、昼からは少し歩きに出かけてみた。ここ最近歩いている、「さぬき市里山 チャレンジ30」に上ろうと考え、いくつかの山の地図を印刷してみる。いくつか候補があるが、今日は壇特山の東に続く笠ケ峰に上ってみることにする。うまくいけば、本宮山と2つの山を登れるかもしれない。

 車を、日下峠の手前の不枌に止め車道沿いに歩く。「林道不枌‐森行」線の途中から笠ケ峰への登山道に入ろうと考えたが、見つからない。それらしきものを見つけ尾根に取り付いたが、かなりの藪漕ぎ。今日は藪漕ぎに耐えられる服装ではない。あきらめて、笠松神社からのルートにした。



12:30 「林道不枌‐森行線」地図ではがけの手前から登山道が伸びている


崖は花崗岩 東讃では、この花崗岩がかなりの標高まで見られる


里山集落に入ると、イノシシ、サル除けの電気柵が続く



「森行」の集会所 背景は日が差し美しい里山と砂防ダム

 この辺りは、平成16年台風で最も被害が多かったところの一つ。砂防ダムがあちこちに造られている。 

 笠松の集落に入った辺りで、地元の方に道をお聞きすると、笠松神社からの登山道は川を通り、お勧めできないという。いろいろ情報をもらうが、結局東隣に見える本宮山に上ることにした。赤い鳥居が目印と聞き、少し歩いて、



13:14 赤い鳥居の登山口に着く

 看板、登山者用の杖、よく整備されている。


13:18 少し上ると、石灯篭が見える

 登山道沿いには、モチツツジ、ヤマツツジ、ヒサカキ、コナラなど讃岐の里山らしい木々が生育しているが、なんといっても多いのは、ウバメガシ。壇特山の尾根でも多く見たが、ここでもウバメガシ林が広がっている。

 途中、花崗岩が転がる沢を渡る。


ニホンザルの糞だろう



13:32 風化した花崗岩の尾根が続く


オオバヤシャブシの木も多い(落ち葉と果穂)



ツブラジイの木のようだ


途中、壇特山が見える



13:37 山頂が近づいたのか赤い鳥居がある

 少し上ると、


建物(平成12年に建てられた休憩小屋)が見えてきた


13:46 山頂346mに着く まずは有名なクジラ岩 花崗岩のようだ


休憩小屋と比べると大きさがよくわかる


山頂からの展望 大内ダム・那智山方面?


笠ケ峰への縦走路だろう

 時間が早ければ、今日の本当の目的の笠ケ峰へ縦走するのだが、今日はこのまま下山することにした。



帰り道、笠松神社(石清水神社)に寄ってみた 14:20

 隋神門や神楽堂もある立派な神社のようだが、平成16年の台風でかなりの被害を受けたようだ。

 後でお聞きしたが、台風の大雨被害でこの先の登山道もつぶれてしまったらしい。

 車道を、標高で200mほど上り返し、日下峠にも寄ってみる。


15:11 日下峠の標高290.0mの水準点 隣に地蔵がある

 この辺りにも、笠松山への登山道が地図に記されているが、不明瞭になっている。

 3時間5分、約17000歩のトレッキングだった。帰りの車で、真っ黒なイノシシとニホンザルの群れに出会う。イノシシは、道路をうろうろしているので、写真を撮ろうとしたが、ガードレールの上を軽々と跳び越え山に消えていった。





  


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