さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

塩江柞野~仏谷~大相山中腹トレッキング

2013年08月14日 | トレッキング 阿讃の山
 盆休みの今日も、早朝からいろいろと忙しく働き、2時頃になってやっと時間ができた。先日と同じく猛暑の中だが出かけることにした。

 地図を見ると、妙見神社の奥から林道が大相山のかなり上まで延びているようだ。菅沢を抜け、193号を走り、柞野集落の近くで車をとめた。



14:48 大相山を見ながら、柞野集落を歩き出す

 稲穂の垂れた水田を見ながら、妙見神社を過ぎ、椎茸畑をみて林道入り口に着く。この林道に沿って、仏谷を上がっていく。地元の方2人にお聞きしたが、仏谷の名前の由来は分からない・・・



ここでもシラヤマギクが咲き始めている


路上に国蝶 オオムラサキの♀の死骸が・・・ 


山側には今が花時のイワタバコの花

 ここ最近歩いたルートでは、今日のルートがイワタバコが一番多いようだ。花もよくついている。最奥の民家を過ぎ、アスファルト道は終わる。


キヨミズギボウシだろうか?もうすぐ花が咲きそうだ


15:17 スギ林に囲まれた林道を上がる 

 ミンミンゼミ、ヒグラシなどの蝉が盛んに鳴いている。2mを越える高さまで伸びたオトコエシ、群生しているキンミズヒキなどが目に入る。


冠毛をつけたムラサキニガナ


オトコエシも咲き始めた


キブシの実


キガンピ?蕾が付いている


中腹を巻きながら上る林道 西側に来ると日が射す

 明るく日が射すところでは、クサギの花が咲いている。


和泉層の露頭が続く ノジュールのようなものが見える

 林道には、このノジュールのようなものが沢山転がっている。だれか、化石を探しに入ってきたのだろうか。少し割ってみたが、化石らしいものは見えない。


キバナガンクビソウも花を沢山付けている


阿讃の山に多いケクロモジ 実がついている

 順調に歩き、標高500mを越える。時折見える、三木町の高仙山あたりがほぼ同じ高さに見えてくる。


15:42 東の支尾根を見上げると、境松として植えられた大きなアカマツが見える


コメナモミだろうか 大きく成長している


15:52 風化でもろくなった和泉層の露頭 


15:56 三木町 高仙山とくまんど嶽


先日からミズキが気になっているが、これはクマノミズキだ


数株みられたアケボノソウも大きくなっている


16:00 標高600mを越えて 林道が終わった

 山側に大きなイノシシのぬた場がある。奥の谷をのぞくと、木の橋があり、その奥に細い登山道のようなものが見えるので少し上がってみた。50mほど上がったところで、踏み跡が見えなくなったので引き返した。谷の沢に沿って、上俵(うわどおら)からの登山道に合流できるかもしれない。

 16:20 林道の終点まで下り、引き返すことにした。


果実をつけたコガクウツギ 先ほど上がった谷でも多くみた


装飾花が残ったコガクウツギ


一昨日も見ていたが、クズの花が咲き始めた


16:42 水分補給で止まって上を見るとホオノキの緑が映える


イヌホウズキ?の花


16:58 最終民家近くまで下りて、ヤブミョウガの花


やっと撮れたハグロトンボ 今日はこれが多かった


17:15 妙見神社の下で「町道 仏谷線」を振り返る 奥に変わった形の山

 柞野集落まで戻り、水田でトノサマガエルを探しながら歩く。先日より多くのカエルに出会った。


かなり大きい まさしく殿様?(♀だが・・・)

 畑で仕事をしていた方と15分ほど話をして、17:52 車に戻った。


地元では「御所ケ平」と呼ぶらしい 大相山


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