さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

小蓑北谷線~二ノ坂~仏山 トレッキング

2013年08月10日 | トレッキング  さぬき里山
 今日は早朝から忙しく、午後2時になってやっと時間ができた。以前は、ビールを飲んで昼寝だったが、最近は少しでも時間があれば歩くようにしている。高知では40度を越えたというニュース、高松でもかなり暑いが、少しでも歩こうと車を走らせた。

 小蓑線に入り、足田打を過ぎ、折返峠(おりかせとうげ)に着いた。今日は、ここから少し下って、林道「北谷-菅沢線」を峠まで上がり、二ノ坂への道を探る予定・・・


15:03 折返峠の地蔵横にある道標(何回見ても読めない)

 ここから小蓑方面へ下っていく。途中の民家の方にお聞きすると、「二ノ坂」のことをよくご存知だ。灼熱のアスファルトの車道を歩いていく。

 15:11 には、林道「北谷-菅沢線」に入る。ここを歩くのは、久しぶりだ。途中の畑にいた方に、二ノ坂への道をお聞きすると、やはりよくご存知だった。峠までいくと、北側に急な下りの道がついているとのこと。


北谷集落 稲穂が垂れ、田の水も抜かれている 稲刈りも近い


15:15 「林道 北谷-二ノ坂線」こんな林道口が・・・

 すぐ上に見える民家で行き止まりとのこと。二ノ坂まで、林道を通す予定なのだろうか?予定だったのだろうか?


15:22 表示が見えた ここから入るようだ


入り口の上には峠の地蔵がある



聞いていたとおり、かなり急な下りのコンクリ道だ

 何カ所か草深くなっているが問題はない。やがてスギ林の中の道になると、草がなくなり、歩きやすくなる。


イワタバコの花が咲いている


ウバユリも見える ちょうど今が花時


スギの木が切られ、ここで簡単な製材をしているようだ


沢沿いにも、昔コンクリで道が付けられていたようだ

 スギ林を抜けると、草深い道になり、畑の横を通る道になる。冬場は、郵便のバイクがここを通るという。

 トラクターや作業用の機械などが見え始めると、 


15:37 「二ノ坂山荘」前の車道に出てきた


ゲンノショウコの花が咲き始めている

 ゲンノショウコには赤花もあるが、ここ数年見ていない。東讃に多かったのかな?

 ここまで順調にきたので、仏山への道をのぞくことにした。


15:47 最奥の民家と仏山が見え始めた

 仏山に続く西側のピークでは、ミサゴが旋回している。

 最奥民家に声をかけると、ちょうど表で手仕事をされているおばあさんががいたので、仏山への道をお聞きする。



15:51 最奥民家の上の小池まで上がる 地蔵が見える


ため池の堤防に祀られたお地蔵さん


 池の中には、ウシガエルのオタマジャクシがたくさん。堤防奥には、


「仙返(仏坂?)峠入口」という表示がついている

 ここからは、マムシの出そうな道を上がっていく。

 トノサマガエルが驚いて池の中に何匹か飛び込むが、こちらも少し驚く。

 小さな沢沿いの道を上がると、やがて荒れたモウソウチク林になる。しかし、道ははっきりしていて迷うことはない。ここ最近人が歩いているようだ。



15:58 前回みていた、峠の地蔵に着く

 新しく、「仏返峠」という表示がついている。ここで左に折れ、仏山に向けて上がっていく。もう少しのはず・・・

 汗が滝のように出てくる。この暑さで、上りはきつい。



16:07 仏山 二等三角点に着く 

 標高500mあまりでは、涼しさは感じられない。ここにも「仏山」という新しい表示がついていた。

 わずかに見える、高仙山を見て引き返す。


16:13 歩きやすい尾根道を下る

 寂しげな峠の地蔵に別れを告げ、実をつけたフタリシズカ、アオテンナンショウ、ユキモチウソウ、青々としたセキショウなどを見ながら下る。



池を過ぎたところから棚田を見上げる

 二ノ坂集落で、稲作りが続いているのはここだけのようだ。

 16:27 には最奥民家まで戻り、


16:29 源氏の流れをくむという多田一族?の墓


16:36 北谷・菅沢方面に向けて歩く(二ノ坂山荘の200mほど手前)

 17:12 折返峠につく。2時間あまりのミニミニトレッキングだった。もっと標高のある涼しい山を歩きたいが、しばらく忙しい日が続く。


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