さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

九重 牧の戸峠~九住山~長者原トレッキング  

2013年08月19日 | トレッキング 四国外
2013.08.17の記録

 忙しい8月前半を終え、春から予定していた通り九州へ向かう。初日は、家族と共に宇佐方面を観光し、別府で宿泊。2日目は、春と同じように家族と長者原で分かれ、登山のため別行動にしてもらう。

 牧の戸峠で車から降ろしてもらい、九住山へ向かう。駐車場は、結構埋まっている。夏休みの休日の好天日、登山者で賑わっているようだ。

 この時点では、4時間後に赤川登山口に迎えを頼んでいた。


9:51 春に来たときに確認していた「牧の戸峠登山口」を出発


9:53 しばらくコンクリ道が続く

 頭上では、エゾゼミだろうか。やかましい蝉の鳴き声が響いている。ノリウツギの白い花が見える。まあまあの上り坂を、ゆっくりペースで上がっていく。標高1400mに近いが、暑い・・・


エゾゼミの写真を何とか撮る



9:58 展望所に出る 三俣山が見える



黒岩山だろうか アカネ類が沢山飛んでいる


10:09 沓掛山 1503mを過ぎる

 
三俣山 星生山が見える


10:19 九住山への縦走路を見ながら、気持ちよいトレッキング

 満開になっているワレモコウ、ツリガネニンジン、ノギラン、ホソバシュロソウなどたくさんの野草が見える。ホツツジの花も目に入ってくる。


10:22 人気のルート よく整備されている



10:42 登山者にお聞きすると正面が九住山らしい


左には星生山が間近に見え出す


10:51 避難小屋が見えてきた

 避難小屋周辺には、2、30人の登山者が見える。若い方や私よりかなり年輩の方、様々な年齢層が登山を楽しんでいる。さすが人気のルート。


10:54 九住別れを通過 右前方は中岳

 ここからは、あと標高差100mほど、転石がごろごろしている登山道を上がっていく。


11:04 中岳手前の天狗ケ城を振り返る 御池は向こうか?


11:12 頂上尾根に出ると下界にすばらしい展望


11:12 頂上付近には登山者が多い 小学生の団体が上がっている


11:13 九住山頂上 1786.5mに着く

 頂上尾根では、気持ちの良い風が吹いている。気温は20度ぐらいだろうか。今日も下界は35度を越える猛暑日だろう。下界に比べると、天国のような山頂だ・・・


硫黄山・三俣山方面の素晴らしい展望

 反対側には、九住高原から続く、牧場や広い畑などの景色がかなり下に広がっている。

 おにぎりを頬ばり、5分ほど休憩し頂上をあとにした。

 この後の下山ルートは、時間的に余裕が出来たので、春に見ていた北千里浜へ下り、坊ガツルを通って長者原に戻ることにした。迎えの変更は携帯電話で、便利だ・・・

 地図にある、稲星山、鳴子山、天狗ケ城、中岳、などを見ながら下山していく。下山中も登山者が次から次に上ってくる。

 11:37 九住別れまで下山し、


11:39 ここから北千里浜へと下山する 大きな転石が続く

 黄色のペンキ印を頼りに、足場に気をつけてくだる。左手には、美しい硫黄山の景色が続く。


北千里浜への下り 黄色のペンキ



11:43 硫黄山と青空に白い雲

 数人の登山舎とすれ違いながら下り、北千里浜に出る。名前の通り、海辺の浜のような下りを気持ちよく歩く。


11:53 北千里浜に降りてきたようだ


11:58 何度も硫黄山方面にカメラを向けながら歩く


果実が赤い イタドリに見えるが・・・

 穂が出たススキや花をつけたノリウツギを見ながら下る。


12:03 諏蛾守越との分岐 上る登山者が見える

 春に上った三俣山に上る登山者が多くいるようだ。子どもの声もしている。

 長者原方面から上がってきた中岳に向かう若い女性グループと挨拶をかわし、北千里浜を過ぎると再び大きな転石が転がる下山道となる。


12:19 坊ガツルだろうか 広い平原の中にテントが見える

 ほぼ完成している、工事中の砂防ダムを見ながらコンクリ道を下り、


12:33 静かな法華院温泉を過ぎる


12:35 坊ガツルの湿原 ツルヨシの穂が赤く見える


12:42 坊ガツルの向こうに大船山と北船山を見ながら車道を歩く

 12:45 長者原への登山道(九州自然歩道)へ入り、緩やかに上っていく。樹林帯の中の涼しい登山道を上がっていく。


青々とした葉を広げたミズナラを見上げ


12:58 途中このような看板が数カ所にある

 雨ケ池越の峠(標高で100mほどの上りだった)を過ぎ、しばらく下ると、


13:12 雨ケ池に出る 雨の後だけ池になるそうだ



マツムシソウがあちこちに出てくる


茎や葉に刺がないのでタムラソウだろう


ママコナもたくさん


四国の山でもよく見る イブキトラノオ

 雨ケ池を過ぎると、ゆっくりと下り始める。


13:20 長者原が見えてきた まだまだ遠い

 オーバーユースで荒れた登山道を、少し飽き飽きしながら下り続け、



13:52 長者原湿原の木道入り口に着く ここまで長かった

 法華院温泉まで、4.7kmの表示がある。途中、雨ケ池越までの100m程の上りがあるので、1時間25分かかっている。

 ここまでの間に出会った登山者は、30人ほど。坊ガツルでテント泊か、法華院温泉で宿泊という方が多かった。雨ケ池か坊ガツルまでの日帰りハイキングの方もけっこういるようだ。

 湿原では、多くの花やトンボが迎えてくれた。


九州でもシコクフウロ


ちょうど花時のサワギキョウ


ヒゴタイ  


13:59 長者原の駐車場に着く 美しい三俣山

 家族との約束通りの4時間あまり、約21000歩のトレッキングだった。九州でも人気のルート、展望に恵まれ、すばらしい景色を堪能しながら歩くことができた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿