さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

琴平 大麻山トレッキング 秋

2016年10月30日 | トレッキング  さぬき里山
 昨日は休日出勤や家の用事をいろいろと・・・快晴の天気予報の今日は、朝早くから連れ合いを誘いトレッキングへ。昼には帰りたいので、上りやすい金毘羅さんの山へ。紅葉が色づくころかなあ・・・

 8:14 車を止め歩きだす。駐車地点の標高は70mほど、大麻山山頂まで500m強の上りだ。


駐車場にあった観光地図 金刀比羅宮 本宮 奥社と参り、大麻山山頂へのルート

 初めて通る、アーケードの「新町商店街」シャッターはどこも閉まったまま。まだ朝が早いせいか。

 金倉川を「一の橋」で渡る。



8:27 象頭山(琴平山)を見ながら表参道に入る

 朝は早いが、観光客の姿がもうちらほら。地元のウォーキングの方が下りてくる。

8:32 土産物店が並ぶ 今日は参拝客でにぎわうだろう

 何かテレビの取材のようなグループも見える。


8:35 本格的に石段が始まる


8:38 大門 頼重公が寄進されたという

 この門の中に「五人百姓」のお店が並ぶ。


まだ店の準備中、両脇に石灯籠が並ぶ石畳道を気持ちよく歩く


イチョウの葉に色の変化はなし


8:47 旭社(国の重要文化財)


8:49 本宮までの最後の長い石段を上がる 標高は約230m


8:52 金刀比羅宮 本宮 弔問記帳台前に警備の方


本宮広場前からの展望 人の姿は20人ほど 

 ここからさらに進んで奥社へと向かう。大きなカゴノキやクスノキ、ツブラジイなどを見上げながら歩く。奥社まで足を延ばされた10人ほどの方に出会う。


ツブラジイの大木を見上げる 琴平山にはこのシイの木が多い


9:20 奥社に着く人の姿はまばら 標高は約420m


ここでも素晴らしい展望


ケシロヨメナが見ごろ


ここから大麻山山頂へ

 ガラスビンの破片が散乱した道を下り、工兵道へと入る。防火帯の分岐からは、葵の滝方面へ進む。

 ふもとの町からは、獅子舞の太鼓や鉦の音が聞こえる。


ミヤコアオイの葉が美しい


アオテンナンショウの果実が赤くなりつつある

 琴平山には、このアオテンナンショウ以外に、ユキモチソウが見られるが、マムシグサは見られないようだ。


9:36 葵の滝 きれいに草刈りされた広場

 滝の水はわずか、崖にはキイロスズメバチの巣が見える。

 しばらく進み、次の分岐標識から七曲りの登山道で標高を上げていく。

 足元には、ハリギリの葉がたくさん。ムベの実もたくさん落ちている。ここ大麻山は、前からムベが多い印象がある。登山道わきには、カゴノキ、ヒサカキなどの常緑小低木が続く。


見上げると、頭上にムベの実


10:00 池の水が干上がった竜王社に着く 標高は約520m

 ここから標高で100m近く、緩やかにコンクリ道やアスファルト道を上り、


10:18 大麻山山頂 616.3m 2等三角点

 山頂付近は、ちょうど草刈りの後。ヤマラッキョウの花がわずかに残る。日当たりの良い所ではオオイヌノフグリの花も見える。

 温かく日が差す道を下り、竜王社から上りとは違うルート(一般ルート)で下山する。


10:38 下りは歩きやすい道だが、よく滑る


10:44 讃岐岩室安山岩が粘土化した登山道



下山中に冠毛をつけたキッコウハグマ


10:56 防火帯からの展望 綾歌の城山、猫山 ケヤキの葉が色づく

 奥の院まで下ると、参拝者の姿がたくさん。本宮まで下り、ここからは紅葉を少し期待して、カエデの木が多い裏参道を下りた。


11:30 イロハカエデの葉にも色の変化はなし


11:55 JRの線路を渡る陸橋から見た琴平山と大麻山


 ちょうど12時に車に戻る。3時間45分、17000歩のトレッキングだった。


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