さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

真名屋敷~大滝山~大生口トレッキング 秋 

2016年10月23日 | トレッキング 阿讃の山
 午前中、畑仕事をいろいろと・・・早めの昼食を食べ、連れ合いを誘いトレッキングに出かけた。連れ合いと一緒でも歩きやすい、大滝山へ。ブナの葉もそろそろ色づくことだろう。

 12:26 キャンプ場駐車場に車を止め歩きだす。天気がすっきりせず、秋のいい時期だが、利用者は1組だけ。ここまでの道がもう少し良ければ・・・



13:04 真名屋敷集落の民家を見上げる


標高が上がると、大滝山の稜線が見える


13:08 真名屋敷 最上部の民家の入口を通過


青いトタン屋根の民家と斜面の畑


13:14 「香川の自然記念物」に指定された春日神社


アカガシの大木を見上げる

 真名屋敷集落の最上部(標高750m)に祀られた神社、周辺に大きなアカガシがたくさん残り、いい雰囲気を出している。秋の祭りの時期だろうが、狛犬や鳥居などのしめ縄は古びたまま。集落の人が減り祭りを行うことも難しいのだろう。
 先日の新聞に、香川の限界集落のことが記事にされていた。よく通ったまんのう町の雨島集落は、無住集落になったとのこと。この先10年で、無住になると予想される集落もかなりあるという。


集落横の茶畑

 この後もアスファルト道を上がっていく。手入れされた、さらに上の茶畑などを見ながら、


ケシロヨメナとナギナタコウジュ

 アキノキリンソウやヤクシソウなども見えるが、雨の後であまりきれいではない。


ウラジロノキ 葉の色が変わるのが早い


13:27 地蔵杉(天満ケ原と大滝山方面の分岐三差路になっている)

 ここから、西照神社まで2km以上はある車道歩きが続く。


13:27 歴史を感じる道標

 13:32 六角堂(若者交流の家)を過ぎる。まだまだ新しいようだが、ほとんど利用されていないのではないだろうか。

 色づいたウラジロノキや真っ赤になったヤマウルシなどが目に付く。少し雨が降り始めるが、木の下を歩くので傘をさすこともない。


期待していたオヤマボクチ


リュウノウギクが咲き始めた

 雲がかかった大相山を見て、


14:12 西照神社(お祭り?)の拝殿

 拝殿の左からブナ峠へ、倒木を越えて


ガスの中のブナ峠

 足元には、ひっつきむしのノブキの実がたくさんついている。

 ノブキもここと東女体山でしか見たことがない。そんなに多くはないのだろう。

 ここからさらに県境尾根を歩き、城ケ丸へ向かう。連れ合いは、ミニ四国霊場の石仏を確認しながら歩いている。ブナの木の根元などに石仏が建っている。


14:28 県境を歩く


 ブナの葉の色づきはまだのようだ。


ヤスマツトビナナフシ 以前にも大滝山で見ている


14:33 城ケ丸の三角点(どちらが先か、三角点のすぐ横に石仏)

 ここを過ぎて下り始める。


きのこ ツチグリと似ているが・・・


14:42 色づいているのはシラキ


14:45 大生峠(分岐標識が新しくなった)


14:52 中腹道まで下る(中腹道通行禁止の表示)


15:02 登山道横の斜面が崩れた個所(そのまま)


15:10 大生口に下る(県道から大生口)

 この登山口から、100mほど県道を上がったところに駐車スペースがある。

 ここから、車を止めたキャンプ場まで1km強歩く。途中、大滝山への登山口を3つ過ぎるが、どの登山口の表示にも、「中腹道」については通行止めと書かれてあった。中腹道は、登山道の崩落などにより荒れているため通行止めということだ。私も数年前に歩いているが、当時も落石や倒木でかなり歩きにくかったことを覚えている。

 「大滝山県民いこいの森キャンプ場」からの、登山ルートは、大生口から大生峠まで上がり、県境尾根を通って大滝山へ歩くのが一番のお手軽ルートだろう。


大ケヤキ群落へ20分の三本松登山口

 ここからは、阿讃県境尾根(縦走路)まで1時間、城ケ丸までは2時間ぐらいだろうか。

 15:30 車に戻る。3時間弱のトレッキングだった。昨日、今日と秋晴れとは程遠い天気だった。来週はどうだろう。


 







 


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