さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

さぬき市 檀特山 ミニトレッキング

2012年11月24日 | トレッキング  さぬき里山
 この3連休は、用事があったり、天気が悪かったりで山へ行くのを諦めていた。唯一時間が少しとれる今日、午後から少しだけ出かけることにした。先週、東女体山から尾根を東へ歩いたときに北側に見えていた檀特山が少し気になっていたので、久しぶりに上ってみることに・・・様子をみて、檀特山の尾根を西へ歩き、ミニ縦走してもよい。

 13時過ぎに家を出て、車を東へ走らせ、大川町の欄川沿いに南へ入る。欄川ではオギの穂が開き、晩秋の里山の景色を作っている。

 南川に近づくと、「自然薯の里」の名の通り、畑に自然薯の弦が目につく。その自然薯を守るためイノシシ除けの鉄筋製の柵が山と里の境に巡らされていた。

 南川自然の家を過ぎ、さらに車を進めて、大樅の分岐手前で車を止めた。標高は、およそ250m。ここからしばらく車道を歩き、


13:39 大北の大クワ(香川県自然記念物)を過ぎる

 さらに車道を歩いて、久しぶりの檀特山登山口に着く。


13:46 新しい登山口表示 手入れもされている

 
メタセコイヤが植林されている 結構大きい


13:50 下草刈りなど、よく手入れされている登山道 



13:59 登山道周辺の林もすっきり 


 黄色に色付いたダンコウバイの葉


この辺りに多いイタヤカエデの幹と落ち葉

 登山道には、ダンコウバイやイタヤカエデ、ケクロモジなどの黄色の落ち葉、ホオノキの大きな茶色の落ち葉、さらにウラジロノキやコナラなどの落ち葉が積もっている。

途中トラロープがつけられた急斜面を上り、また緩やかな尾根に出る。


14:14 頂上が近づくとウリハダカエデの落ち葉が・・・


14:17 檀特山 山頂631mに着く きれいに草が刈られている


北側の展望が少しだけ 五剣山・屋島が見える

 まずはここから、東側に小さなこぶが続く尾根を少し覗きに行くことに・・・手入れされた登山道(尾根縦走路)があるようだ。


ヒオウギの黒い実が残っていた

 このヒオウギ、かなり前に家族で上ったときに頂上で見ていた。今日の頂上はすっかり手入れされ、見えなかったので諦めていたが、ここで見ることができた。今日はこの後、西側の尾根でもかなりの株数見た。

 この他、足下には咲き残りのイナカギク、赤い実が動物に食べられ始めたアオテンナンショウなどが目についた。


14:24 こちらもよく手入れされている

  14:27 10分ほど下って、2つ目のこぶまで歩き、まだ尾根道は続くようだが、引き返すことにした。(標高580m)・・・


向こうに見える尾根は笠ケ峰だろうか?


タヌキの溜め糞がこの尾根にも・・・


引き返す途中の気持ちの良い尾根道


イタヤカエデの落ち葉

 14:37 再び檀特山頂上に戻り、今度は西側の尾根道へ入る。ピンクリボンがつけられている。木に掴まりながら急斜面を下る。


14:39 西側にもこぶが見えている


14:42 檀特山を振り返る


南側には五名 鈴竹の集落だろうか?


14:44 岩場にさしかかると ウバメガシ林が広がる

 先週、南側から見た檀特山には岩場が広がっていた。その岩場(標高550mから600m)にはウバメガシ林が発達している。ウバメガシは海岸性の樹木・・・。五色台や屋島の岩場にもこのウバメガシ林が発達している。

 このウバメガシ林と広葉樹林の境の辺りの斜面を下ったり上ったりを繰り返す。


14:48 向こうに小さなこぶを見ながら進む


14:53 幹の模様に特徴のあるリョウブ 太い


すっかり葉を落とした 何の木だったか・・・
 

14:57 ほとんどは、はっきりした尾根道だ


14:57 こんな岩場もある


15:04 日が差すと黄金色の登山道・・・


登山道のヤブレガサの冠毛


ヒオウギが所々に見える


15:11 かなり大きいウバメガシを過ぎる

 ここで地図の登山道から外れたことに気づき、少し引き返す。このまま下ると、鈴竹の上に下りてしまうようだ。


15:15 引き返すところから先週歩いた鉄塔群

 少し引き返すと、古道が見えたのでそこを進む。

15:20 黄色く色付いたカナクギノキ


実が赤くなりかけたオモト
 
 このオモト、見るのは五色台以来。ここのも植栽のものかも知れない。この辺りで、数株見えた。


15:23 地図にある道の交差部分に出た

 ブルーシートが見える方へ行くと鈴竹方面だろうか。


15:30 植林地内のはっきりとした道を行く


赤い実をつけたアオテンナンショウ


15:36 小さな砂防ダムで向こうに渡り、沢の向こうの道を行く


15:43 この沢を渡るところで道が崩れていて苦労する


15:49 地図にある砂防ダム 水は溜まっていない


15:49 道は太いが草深い



15:54 予定通りの場所に出てきた

 2時間20分、9000歩余りのミニトレッキングだった。檀特山周辺の尾根の様子が分かったので、また機会があれば、檀特山から笠ケ峰へと続く尾根を縦走してみたい。


 下山して、大樅の民家の大モミジの写真を撮る。日が差さず、これぐらいだが、天気だとどれほど美しいだろう。なかなかこれだけの大木はない。しかも民家の庭先に・・・









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