さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

戸石~雨島峠~阿波竜王 元旦トレッキング

2013年01月01日 | トレッキング 阿讃の山
 元旦の今日は、家でおとなしくしているつもりだった。しかし、おせちを戴いた後、9時頃から南の方が暗くなり、阿讃のほうではどう見ても雪が降っているようで、落ち着かない。アメダスを調べてみると竜王山で降水を観測している。新雪が期待できる。昨夜の年越しで思ったより早く就寝(1時前)できたので、体のだるさがない。家族は家で寝正月のようなので、11時前から急きょ出かけた。竜王社に初詣を兼ねてということで・・・元旦トレッキングへ。

 家を出るときは雨だったが、安原に入る辺りから雪に変わり、谷岡食堂を右折すると完全に雪景色に変わった。柏原渓谷との分岐の手前では、ノーマルタイヤの車が立ち往生し、レッカー車が来ていた。

 下切集落に入ると積雪は5㎝、林道「塩江-琴南線」に入っても雪は降り続け、少し心配になりながら戸石水ケ本まで車を走らせた。駐車地点の気温は0度。


11:27 雪が止みかけた林道を歩き出す


11:36 最終民家を過ぎる 雨島尾根は雪雲の中?

 今日の新雪が積もった尾根を歩く。新雪の下の落ち葉は凍っているようで、バリバリ音を立てながら上っていく。

 
12:02 雨島峠に着く 足跡はない

 今日もこの先の分岐は左にとり、927m標高点のある雨島尾根を通るルートを歩く。


12:22 水ケ本三角点のある尾根との分岐を過ぎる


12:24 期待したより雪が多い

 12:28 トラバース道分岐を過ぎ、982m尾根の巻き道へと進む。


12:36 かわいらしい動物の足跡が・・・


12:38 実がついていないイイギリの谷を通過する

 去年の2月の初めの大雪では、股下まで雪に埋まっていた場所も、今日は積雪10㎝程度。しかし、左側の谷が深い急斜面なので慎重に進む。

 12:47 982m尾根から下るルートと合流する。12月の初めに直した石仏はそのまま立っていた。一安心・・・



12:52 930mこぶから982m尾根と枯れ松を振り返る

 南には阿波竜王と讃岐竜王が見えている。雪雲はすっかり退いたようだ。島の峰のキャベツ畑の辺りもよく見える。

 小さな上り下りを繰り返すが、下りで滑り止めに木を掴むと、葉に積もった雪が頭から降ってくる。



12:56 ノウサギの足跡がある 通ってから間もない

 13:10 川奥との分岐を通過する。壊れた標識の位置が変わっていた。

 このあと稜線分岐の地蔵までの標高差120mを上っていく。


粉雪が積もった新雪 美しい

 登山道脇にはミヤマシキミが群生するが、赤い実は見えない。ある程度あがると、讃岐竜王や細井三角点がある尾根が見えてくる。


13:22 稜線分岐の地蔵まで上る 雪が着いている

 讃岐竜王方面だろうか。往復した今日の足跡が付いている。



頂上手前の階段の雪はこれぐらい


13:29 阿波竜王の三角点が雪を被っている

 展望台に上がるとすばらしい展望が待っていた。大滝山から大川山、雨島・水ケ本尾根方面、遠くは剣山系も見えている。無理をしても、今日トレッキングに来て良かった。


年末に登った大川山 手前には島の峰の尾根 


982m尾根と雨島尾根方面

 パンを食べながら少し休憩し、竜王社へ向かう。山頂下の車道には車の轍が着いている。


13:45 青空の下の竜王社(通称西龍王神社とある)と電波塔

ついでに、前から気になっていた竜王社周辺のブナを探してみると、葉が落ちたこの時期、目立つ木があった。おそらくブナと思われる。


風格のある枝ぶり・・・


何かつる性の樹木に取り付かれている 幹回りは1.5m程度


 この後は、引き返す。日向では、雪は溶けかけている。


龍王社への入り口にある立派なクロマツ


13:55 稜線分岐の地蔵から下り始める

 14:01 川奥との分岐を通過する。この後の小さなアップダウンが堪える。年末の不摂生が響いているのだろうか。

 今日は、982m三角点には寄らずに、再びトラバース道に入る。14:35 イイギリの谷を通過するが、ものすごく静かだ。風の音も野鳥の声もしない・・・

 14:40 次のトラバース分岐を通過し、帰りはトラバース道を行く。


14:40 お気に入りのトラバース道


日が当たるところでは雪は溶けていた(標高800m)

 15:05 雨島峠を通過し、15:31 戸石水ケ本の車に戻った。4時間5分、20600歩のトレッキングだった。


下山後、水ケ本三角点がある尾根を見上げる 



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