先週に続けてトレッキングへ、午前中の予定で出かけることにした。
日の出が早くなっているので、家を5時半には出て車を走らせる。菅沢から塩江に下りると、気温は7度。まだ少し朝が冷えこむ。
6:17 標高が500m近い、2週間前と同じ場所から歩き出す。今日は、細井三角点の尾根を歩き、細井集落まで下って、阿波竜王へと上り返し、東浅木原へと下る予定だ。
しばらく車道を歩き、鷹山作業道に入る。フキの花、スミレの類、斜面にはヤマルリソウが目に付く。岩場からは、タゴガエルの鳴き声が聞こえる。
6:19 先週歩いた水ケ本三角点から続く鉄塔尾根を振り返る
6:27 満開のヤマザクラの向こうに竜王
6:31 ちょうど良い頃合いのイタドリがたくさん
作業道が終わり、沢沿いの道に入る。
6:39 貝の股川上流の沢から山の斜面に取り付く
スギの枯れ枝が積もった急登を上がる。
7:05 標高900mを越えてヒノキ林の上の開けた場所に出る
展望が良い 982m尾根から続く雨島尾根
展望を楽しんだ後、少し上って尾根に出て、歩きやすい尾根道になる。
7:10 歩きやすい遊歩道?を細井三角点に向けてペースをあげて歩く
1年前に初めて歩いたこの尾根、この1年で季節を変え何度歩いたただろう。かなり歩きなれた尾根道になっている。
ユキザサの蕾、ヤブレガサやチゴユリ、イチヤクソウ、シャクナゲも時々見える。この尾根でなんといっても目立つのは・・・
大群生のミヤマシキミ ちょうど花が満開
場所によっては、足の踏み場のないほどミヤマシキミが群生する。その花の香りが漂っている。
7:30 和泉層の砂岩が恐竜の背骨のように出る尾根
和泉層が傾斜しているので、阿讃の山の尾根では、このような場所によく出会う。
7:34 細井四等三角点を踏み、すぐに引き返して、
7:36 ここから細井集落への下山道に入る
ピンクリボンに従い、モウソウチク林の手前から南へ曲がり、杉林を抜ける。
花はまだのサワルリソウ 去年より遅い?
地図にある林道まで下り、南に伸びる登山道へ入る。昨年の秋、キャンプ場からの登山道2合目付近に合流した古道を進むつもりだった。
ギンリョウソウが顔を出し始めた
昨年も、4月29日に雨島周辺で顔を出し始めていたと思うので、ほぼ同じ時期だ。このギンリョウソウも雨がほしいだろう。今日歩いたルートで見たのは、ここだけだった。
この後、昨年秋に進んだ道のさらに上に伸びる踏み跡が目に入り、スギ林の中へ入り登っていく。足下には、タンナトリカブトやアケボノソウの葉が広がっている。
ニリンソウの葉が広がってきた
ニリンソウは、竜王キャンプ場からの登山道に群生しているので、ここで見られてもおかしくない。
時々、バラ科の「いばら」が登山道を塞いでいるが、はっきりした踏み跡のある登山道を進む。
やがて、
8:18 今朝、最初に上がっ細井尾根の近くに出た
讃岐竜王がすぐ向こうに見える。
ツクバネソウ 大滝山で見て以来
8:30 讃岐竜王から阿波竜王へと繋がる遊歩道に出る
新緑で気持ちの良い道を歩き、
8:41 阿波竜王山頂に着く 電波塔と竜王社方面
しばらく休み、今日も竜王社方面へ足を延ばす。ブナ?の芽吹きは始まっているだろうか。芽吹きを見て、ブナかどうか確かめたい。
8:52 斜面の下から竜王社とスギの大木を見上げる
スギの横にある大きな木、ナラ類と思っていたが、膨らんだ芽を見ると、どうもハリギリのようだ。
斜面では群生するニシノヤマタイミンガサが葉を広げた
9:48 見上げたブナと思われる木の芽吹きはまだ
ブナと思われる木の奥の林に入っていく。日がさしこみ明るい。
林の中に少し入るとコケリンドウの花があちこちに・・・
花が終わったケスハマソウの葉 この時期の葉が美しい
林から出て、車道を戻っていると、何か林の中を走っている。鳥?と思ったが、少し背が高い。ヤマドリにしては小さい・・・
よく見ると、何とニホンリスだ。香川で初めて出会う。前回、松ぼっくりのエビフライを見つけていたので、いるとは思っていたが、出会えるとは・・・
ズーム・トリミングしてこの程度にしか見えない
龍神の池 2週間前よりおたまじゃくしがたくさん
6月にはたくさんの子ガエルが上陸するだろう。
9:08 稜線分岐の地蔵まで戻り、ここから下る
9:10 下りながら見える細井三角点尾根
川奥への分岐を過ぎ、雨島へと続く小さなこぶが続く尾根を歩く。ツツドリが尾根沿いに移動しているのか、鳴き声がついてくる。
コバノミツバツツジの花を見上げる
こちらはナナカマドの類か?
9:32 930mこぶで少し休憩 982m尾根と枯れ松
相変わらず倒れたままの石仏を見て、982m尾根を東側で巻くトラバース道に入る。
クロフネサイシンの花が咲いていた
阿波竜王の山頂付近のクロフネサイシンは、葉が出たところだったが、ここでは花を咲かせていた。
9:53 イイギリの谷でイイギリの大木を見上げる 芽ぶきはまだ
たくさんの木々の葉が広がり始めた 美しい新緑
ヤマシャクヤクやユキザサも来週に咲きそうだ
途中から、今日も2週間前と同じように、ヒノキ林の急斜面尾根を下る。シャクナゲの木が残る古道跡まで下り、少し左に巻いて谷へ下りる。
今日は、最後の下りで失敗・・・2回崩れる斜面に足をとられ、転倒滑落する。幸い大けがをせずに済んだが、もうこのルートを歩くのは止めよう。
10:08 谷の上部から足元に気を付けながら下り始める
そこら中に満開のイワボタンの類が
上を見上げるとイイギリの木がたくさん
下りた谷を、岩に気をつけながらゆっくり下る。2週間前に残っていたユキワリイチゲの花はもうない。同じく、ハシリドコロの花も終わり、実になり始めている。
10:17 新緑の斜面を見上げる 静かな森林浴
10:51 東浅木原の民家まで下りた。今日は、一眼レフを持っているので花の写真をたくさん撮った。
いつものコンデジではなかなか撮れない、
ムラサキケマンも
フウロケマンもきれい撮れた
双子の?ユキモチソウ 今日もたくさん見た
11:07 車に戻る。4時間50分、約16000歩のトレッキングだった。
日の出が早くなっているので、家を5時半には出て車を走らせる。菅沢から塩江に下りると、気温は7度。まだ少し朝が冷えこむ。
6:17 標高が500m近い、2週間前と同じ場所から歩き出す。今日は、細井三角点の尾根を歩き、細井集落まで下って、阿波竜王へと上り返し、東浅木原へと下る予定だ。
しばらく車道を歩き、鷹山作業道に入る。フキの花、スミレの類、斜面にはヤマルリソウが目に付く。岩場からは、タゴガエルの鳴き声が聞こえる。
6:19 先週歩いた水ケ本三角点から続く鉄塔尾根を振り返る
6:27 満開のヤマザクラの向こうに竜王
6:31 ちょうど良い頃合いのイタドリがたくさん
作業道が終わり、沢沿いの道に入る。
6:39 貝の股川上流の沢から山の斜面に取り付く
スギの枯れ枝が積もった急登を上がる。
7:05 標高900mを越えてヒノキ林の上の開けた場所に出る
展望が良い 982m尾根から続く雨島尾根
展望を楽しんだ後、少し上って尾根に出て、歩きやすい尾根道になる。
7:10 歩きやすい遊歩道?を細井三角点に向けてペースをあげて歩く
1年前に初めて歩いたこの尾根、この1年で季節を変え何度歩いたただろう。かなり歩きなれた尾根道になっている。
ユキザサの蕾、ヤブレガサやチゴユリ、イチヤクソウ、シャクナゲも時々見える。この尾根でなんといっても目立つのは・・・
大群生のミヤマシキミ ちょうど花が満開
場所によっては、足の踏み場のないほどミヤマシキミが群生する。その花の香りが漂っている。
7:30 和泉層の砂岩が恐竜の背骨のように出る尾根
和泉層が傾斜しているので、阿讃の山の尾根では、このような場所によく出会う。
7:34 細井四等三角点を踏み、すぐに引き返して、
7:36 ここから細井集落への下山道に入る
ピンクリボンに従い、モウソウチク林の手前から南へ曲がり、杉林を抜ける。
花はまだのサワルリソウ 去年より遅い?
地図にある林道まで下り、南に伸びる登山道へ入る。昨年の秋、キャンプ場からの登山道2合目付近に合流した古道を進むつもりだった。
ギンリョウソウが顔を出し始めた
昨年も、4月29日に雨島周辺で顔を出し始めていたと思うので、ほぼ同じ時期だ。このギンリョウソウも雨がほしいだろう。今日歩いたルートで見たのは、ここだけだった。
この後、昨年秋に進んだ道のさらに上に伸びる踏み跡が目に入り、スギ林の中へ入り登っていく。足下には、タンナトリカブトやアケボノソウの葉が広がっている。
ニリンソウの葉が広がってきた
ニリンソウは、竜王キャンプ場からの登山道に群生しているので、ここで見られてもおかしくない。
時々、バラ科の「いばら」が登山道を塞いでいるが、はっきりした踏み跡のある登山道を進む。
やがて、
8:18 今朝、最初に上がっ細井尾根の近くに出た
讃岐竜王がすぐ向こうに見える。
ツクバネソウ 大滝山で見て以来
8:30 讃岐竜王から阿波竜王へと繋がる遊歩道に出る
新緑で気持ちの良い道を歩き、
8:41 阿波竜王山頂に着く 電波塔と竜王社方面
しばらく休み、今日も竜王社方面へ足を延ばす。ブナ?の芽吹きは始まっているだろうか。芽吹きを見て、ブナかどうか確かめたい。
8:52 斜面の下から竜王社とスギの大木を見上げる
スギの横にある大きな木、ナラ類と思っていたが、膨らんだ芽を見ると、どうもハリギリのようだ。
斜面では群生するニシノヤマタイミンガサが葉を広げた
9:48 見上げたブナと思われる木の芽吹きはまだ
ブナと思われる木の奥の林に入っていく。日がさしこみ明るい。
林の中に少し入るとコケリンドウの花があちこちに・・・
花が終わったケスハマソウの葉 この時期の葉が美しい
林から出て、車道を戻っていると、何か林の中を走っている。鳥?と思ったが、少し背が高い。ヤマドリにしては小さい・・・
よく見ると、何とニホンリスだ。香川で初めて出会う。前回、松ぼっくりのエビフライを見つけていたので、いるとは思っていたが、出会えるとは・・・
ズーム・トリミングしてこの程度にしか見えない
龍神の池 2週間前よりおたまじゃくしがたくさん
6月にはたくさんの子ガエルが上陸するだろう。
9:08 稜線分岐の地蔵まで戻り、ここから下る
9:10 下りながら見える細井三角点尾根
川奥への分岐を過ぎ、雨島へと続く小さなこぶが続く尾根を歩く。ツツドリが尾根沿いに移動しているのか、鳴き声がついてくる。
コバノミツバツツジの花を見上げる
こちらはナナカマドの類か?
9:32 930mこぶで少し休憩 982m尾根と枯れ松
相変わらず倒れたままの石仏を見て、982m尾根を東側で巻くトラバース道に入る。
クロフネサイシンの花が咲いていた
阿波竜王の山頂付近のクロフネサイシンは、葉が出たところだったが、ここでは花を咲かせていた。
9:53 イイギリの谷でイイギリの大木を見上げる 芽ぶきはまだ
たくさんの木々の葉が広がり始めた 美しい新緑
ヤマシャクヤクやユキザサも来週に咲きそうだ
途中から、今日も2週間前と同じように、ヒノキ林の急斜面尾根を下る。シャクナゲの木が残る古道跡まで下り、少し左に巻いて谷へ下りる。
今日は、最後の下りで失敗・・・2回崩れる斜面に足をとられ、転倒滑落する。幸い大けがをせずに済んだが、もうこのルートを歩くのは止めよう。
10:08 谷の上部から足元に気を付けながら下り始める
そこら中に満開のイワボタンの類が
上を見上げるとイイギリの木がたくさん
下りた谷を、岩に気をつけながらゆっくり下る。2週間前に残っていたユキワリイチゲの花はもうない。同じく、ハシリドコロの花も終わり、実になり始めている。
10:17 新緑の斜面を見上げる 静かな森林浴
10:51 東浅木原の民家まで下りた。今日は、一眼レフを持っているので花の写真をたくさん撮った。
いつものコンデジではなかなか撮れない、
ムラサキケマンも
フウロケマンもきれい撮れた
双子の?ユキモチソウ 今日もたくさん見た
11:07 車に戻る。4時間50分、約16000歩のトレッキングだった。
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