勇気を出して、お金を差し出そう！

外資系企業で働いていると、お給料やベネフィット（福利厚生）がとてもいい。

ただ、その国の事情や会社の社員に対する、扱い方が違うので、ある日突然、解雇になることがある。

大手の企業で働いていて、日本だとそんなに、急に解雇を言い渡されたりしないと思う。（最近はわからないが）

また、会社が利益が出ているときは、社員に還元されたり、株で渡されたりするので、年に3回ボーナスがあるようなものだった。福利厚生も桁違いに、いい。そういった、環境にいると天狗になるというところまでは、言いたくないが、自分は高給取りだと勘違いしてくる。

ゆったり、余裕のある暮らしをしているので、投資をしようとか余分にないかを始めようという考えは、基本起こらない。一部の人はやっていたが、それも内緒なのでわからない。（以外におとなしい人がやっているんです、これが）

私の働いていた外資が、そうだった。なんとなく、会社が撤退するうわさは立ち始めたが、まぁまだだろうと。

でも、その日は突然やってきた。

3か月の間に、次の仕事を探してください、お手伝いはします。また、関連会社のご紹介もしますと。エリートサラリーマンが、奈落の落とし穴に落ちてしまう事態を、目のあたりに、してきた。

関連会社に行けば、職はあるが年収がほぼ、半分に落ちる。皆、途方にくれていた。電話しながら、泣いている上司も私は見かけたのだ。

早くから、副業をしていた私は、関連会社や紹介の会社のオファーをさっさとお断りしていた。あの時ほど、副業をやっていてよかったと思ったことはない。

しかし、私はあからさまに当時、副業があるからとは公表していなかった。でも、実際気分的に、心配もなかったし、半分のお給料にされても、やっていけると思ったからだ。

私は、周りには申し訳ないが、涼しい顔で、解雇の日を迎えた。そして、少し声をかけてくれた会社の上司の紹介で、楽しい職場に契約社員で少しばかり働く、と決めたぐらいだ。

毎日、一生懸命、貯金ばかりしていると、お金を生むガチョウは買えない。やはり、何かを差し出さないと私は、いつも思う。守りすぎるのは、よくない。

心配だから、貯金しないと、ちょっとでも残さないとばかり思っていると、チャンスはやってこない。ここぞと、言う時には出さないといけない。

もし、今、あなたが200万持っているとする、目の前のアパートが売りに出ていて、200万出したら買えそう。融資も受けれそう。いつも見ていて、人が入っているアパートだ。しかし、だいたいの人が、200万出したら貯金がなくなる。と思うらしく、出せない人が多い。

次の月には、アルバイトの15万が入るとしてもだ。私は、なんとか生活はできるだから、この200万は出そう。後から、利益が少しずつ積みあがって、なおかつ、そのアパートを持っている限り、毎月いくらか入金されるからと考える。

一か月って、あっという間に来る。また、30日に入金される、次の月もすぐ来る。出した、200万はすぐもどってくるのだ。

それを何度か、繰り返しFIREしよう！