教育のためのお金を稼ぐ方法

小学校受験→私立小中→私立高校入学退学→アメリカボーディングスクール編入→卒業→アメリカ私立航空大学入学

思ってもみない仕事に就くこともある、、、

2021-02-10 17:25:27 | 日記
昔、私は、ひょんなことから、航空会社の機内食部で働くことになった。

小学校の卒業文集に、確か、栄養士になりたいなどと書いた覚えがあったが、まさか自分がここで、調理師免許まで取ってしまうとは思わなかった。

中学の時は、すでに英語を使える、航空会社に入りたいと思っていたのにだ。人は、わからない。巡り巡って何をするかわからない。もちろん、その後留学もさせてもらい、念願の航空会社にも若いころ働くことができた。しかし!機内食部で働くというチョイスは、私の中で、なかったのだ。

しかも、40歳を過ぎて。慣れない仕事をすることになるとは。

最初、総料理長やスーシェフのオフィスに配属された。しかし、シフトで回しているため、秘書的な業務をこなすのは、一日1人で、場所がないため、重なった勤務の時は、現場に出ることになるのだ。最初、私は信じられなかった。どうして、私が料理?するの。

機内食部は、ありとあらゆる部署に分かれていた。私がいたところは、スペシャルミールを主に作るところだった。わかるだろうか?意外と、日本人は注文しないだろうが、宗教上、牛が食べれない、豚が食べれない、アレルギーがある、お祈りをした食事しかダメ、小麦粉ノー、ハイカロリーだめ、などなど。また、ベジタリアンも3種類ある。ベイビーミールにお子様特別食もある。

今から思えば、色々体験できたし、機内食がどうやって決まっていくか、どうやって飛行機まで運ばれるのかまで、知れてよかったと思えるが、どう考えても、今まで、経験してきたサービス業とは違う仕事だった。

合間合間、秘書業務をする。その総料理長やスーシェフの補佐をするのだ。はっきり言って、雑務なのだが、最初はわけわからなくても、楽しかった。変な、お局様はいたが、各航空会社の機内食を決めていく作業は、すごすぎる。

料理のプレゼンテーションも、よく細かく何種類も作り、見せていく、味見をお偉い様方たちとしていく。(私はこの時点で、味見はさせてもらえません)決まったメニューをどんどん、パソコンに入力していく作業だ。しかも、すべて英語で。これで私は、野菜や料理の英語を覚えることができた。

そして、料理の仕方や、飾りつけも勉強になった。なんだか、無料で料理学校に行っているようだった。ましてや、私が担当しているのは、ファーストクラスやビジネスクラスの食事だ。エコノミークラスは、料金が低いのでほとんど冷凍で、業者が持ってくることが多い。

たぶん、一緒に働いている仲間のうち、料理界で働きたくて努力をしてきた方もいると思う。でも私は、全く別世界から来たのだ。
流れに任せてやってみるのは、大事だと本当に今になってわかる。自分が想像していなかった仕事したことになる。不思議だ。

もし、私がもっと、早くから投資に気が付き、早くから、アパートを購入したり、大家さんをやっていたら、この工程はわからなかった。ビジネスで早く、儲けがでていたらやってなかったことだ。だから、そんなに急ぐ必要はなかったし、これでよかった。

さらに、思うのは、未来もさらにわからないなぁと。えっと思う事をやっているかもしれないからだ。なんとなく、予感がする。だから、楽しく毎日、暮らそう!