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ドブロヴニク 城壁巡り(クロアチア)

2019年05月19日 20時21分46秒 | 日記
ドブロヴニクの旧市街はアドリア海沿岸に面する

ヨーロッパの真珠と謳われている要塞都市です。

飛び地でクロアチア本土とは陸続きではありません。




厚さ5.5m、高さ23m、総延長1、940mの

堅牢な城壁に囲まれた交易都市です。

城壁に登って空中散歩、見事な街並み。

レンガ色の波のような屋根の波。



フランシスコ会修道院の鐘楼




アドリア海の真珠と謳われるドブロヴニク旧市街と

ロクルム島



この街は、1991年に大きな不幸に見舞われてい

ます。独立を宣言したクロアチアに対しセルビア、

ユーゴスラビア軍が1日に2,000発もの砲弾を

撃ち込み、街の8割が破壊されました。



所どころに大砲が設置されています。




海洋博物館



以後4年間にわたって戦争状態が続き街は荒廃し、

一時は世界遺産の危機遺産リストに挙げられました

が、市民の努力でここまで復興しました。



ロープを渡し洗濯物を干す生活感あふれる景色です。




聖イグナチオ教会



城内のカワラ屋根の色のキレイな物は再建された

物です。

クロアチアは小さな国だけれども、とても大きな

歴史を背負っているんです。



旧市街を城壁が取り囲む様子がきれいに見えます。




海面から37mの岩山に立つロブリイェナッツ



ドブロヴニクの人々は戦争を回避するため時には

自由をお金で買ったり、表向きは忠誠を尽くしながら、

実質的には自治を保ち、自分たちの政治には他国に

口を挟ませなかった。



城壁から見たブラツァ通り、ひときは高い鐘楼は

フランシスコ会修道院




ドブロヴニク 城壁巡り(クロアチア)