鳥居

日本の神話によると、高天原の主神天照大神

（あまてらすおおみかみ）は実弟である素戔嗚尊

（すさのおのみこと）の乱暴狼藉が絶えず、これ

に激怒した天照大神が天の岩戸にこもったため、

世の中は真っ暗闇になり、あらゆる災いが起こっ

たという。







そこで、何とか天照大神に出てきてもらうため、

長鳴き鳥（鶏）を集めて、いっせいに鳴かせてみ

たり、天の鉄山（かなやま）の鉄で鏡を造ったり、

無数の勾玉（まがたま）をヒモに通して玉飾りを

造るなど、知恵をこらし天照大神の興味をひこう

としたがまったく効果がなかった。





そこで天鈿女命（あめのうずめのみこと）が裸踊

りをすることにしました。天の岩戸に桶を伏せて

踏みとどろかし、これをドーンドーンと踏みなら

し踊ったというわけです。

その光景に集まった八百万の神々は大声で笑い転

げました。





その騒ぎを気にした天照大神が岩戸を少しだけ開

けたところを手力雄命（たぢからおのみこと）とい

う力持ちの神が戸をこじ開けて、外へ連れ出したの

です。

この世は再び光を取り戻し、五穀豊穣、病魔退散を

実現することができました。





神社には鳥居がつきものです。

天の岩戸に閉じこもってしまった天照大神に出てき

てもらうために岩戸の入口に木を建て、鶏をその木

の上に居させて鳴かせた。この木がすなわち鳥居の

初めなり。

鳥が居るゆえに鳥居といいます。





鳥居とは、神社の入口に立って、神域と人の住む

俗世界との境界を表すものです。

諸説の中に、鳥居は女の大股開きというのがあり

ます。

湖水地方（イギリス）

日頃の忙しさを自然の中で癒され穏やかな

ひとときを過ごしたい。

ウィンダミア湖をはじめ、山々に囲まれた大小

の湖が点在する湖水地方です。








ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター

絵本の世界に迷い込む博物館、

「ピーターラビットのおはなし」など２３の

話の世界を再現したアトラクションです。

本物そっくりに作られた人形とジオラマで紹介

されています。私なんか急いでスルーした結果

これです。





ボウネス・オン・ウィンダミア

ウィンダミア地方の中心で、ウィンダミア湖東岸

のちょうど真ん中にあり、さまざまなクルーズの

起点となっています。





埠頭前から高台へと延びるショッピング街は

「ボーネス・プロムナード」で食事やショッピング

が楽しめます。





ウィンダミア湖（Ｌake　Ｗindemere）は

イングランド最大の湖で

（全長１７㎞、深さ６７ｍ、幅５００ｍ～２ｋｍ）

南北に細長く横たわっています。

大きな湖は、ミア（Ｍere）あるいは

ウォーター（Ｗatre）という名が付いています。





レイク・クルーズ

遊覧船でウィンダミア湖をガラス張りの船内から

眺められますが有料です。見晴らしのいい甲板

で風を避けながらのクルーズでした。寒い！





Ｌ＆Ｈ鉄道

レイク・クルーズの発着所と直結、ここから

ハヴァースウェイト駅へ向かいます。

片道２０分の旅です。








湖水地方（イギリス）

河津桜（なばなの里）

３月中旬頃から見られる桜の季節。

ひと足早く春の訪れを知らせる「河津桜」が

穏やかな風に揺れる花とともに、移りゆく

季節を感じてきました。







カワツザクラは、日本にあるサクラの一種で

オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種で

あると推定されています。





ソメイヨシノよりも開花が早いうえに、

花期が約１ヶ月と長く、花が大きくピンク色が

とくちょうです。









河津桜（なばなの里）