ひねもすぐうたら

心の目で見る

ダリア・コスモス

2020年10月27日 19時18分11秒 | 日記
新型コロナウイルスの影響で、うちで過ごす

ことが多いかと思います。Go To Travel

キャンペーンも行われています。各所や各自

でそれなりの感染対策が講じられるように

なっています。今、出かけるには絶好の

シーズンです。10月26日、

ダリア・コスモスまつり(なばなの里)へ

行った時の写真です。





 










































ピエルタン要塞教会 (ルーマニア)

2020年10月09日 10時25分43秒 | 日記
シギショアラの南西にある小さな村。13世

紀にザクセン人(ドイツ)の入植地として始

まりました。





ピエルタン要塞教会は三重の壁で守られてい

ます。オスマントルコの攻撃に備え、防壁が

造られています。



ピエルタン要塞教会 上空から(ルーマニア観光・商務局)




村全体が望める見張り台もあります。その姿

は、まるで城のようです。幸いにも

オスマントルコの侵攻を受けなかったことか

ら教会と防壁が残っています。



ピエルタン要塞教会



入口



屋根付き 急な階段





きらびやかな教会とは違い、とても素朴な

教会です。建築様式はゴシック式です。

祭壇はゴシック式の聖壇タペストリーで荘厳

な雰囲気を持っています。



教会本殿 入口



教会内部



十字架の形をした開閉式の祭壇





祭壇脇にフレスコ画、その脇に聖具などを入

れる小部屋(宝物庫)があり、そこの重厚な

扉には鍵がついています。

15世紀に作られたもので、扉を閉めノブを

回すと、1回の施錠で一斉に16ヵ所の

閂(カンヌキ)が掛かるしくみになってい

ます。



フレスコ画



精巧な鍵




四方に倉庫を兼ねた見張り塔があります。

外敵に包囲されたときは城に籠ることができ

るように水や食料など生活物資を備蓄してい

ました。



見張り塔





離婚はピエルタンでは非常にまれなものでし

た。教会の裏側に「愛の回復小屋」と呼ばれ

る一軒家があります。

昔は、離婚の悩みを持つ夫婦は教会に相談し

ていたようです。その時夫婦がこの

「愛の回復小屋」に入り、1週間一緒に過ご

してお互いをもう一度見つめ直すチャンスが

与えられていたようです。

部屋にはベッド一個、枕も一個だけ。お皿や

スプーンも一個づつだけ。1週間の間すべて

シェアーしないといけなかったのです。

数百年間に渡って、この部屋の中で過ごした

夫婦が沢山いたようですが、離婚したのはた

だの1組だったそうです。(ホントかな ?)



「愛の回復小屋」




自分達を守るため、村人は三重の城壁を築き

ました。敵の襲撃に備え要塞に姿を変えまし

た。三番目の城壁は16世紀に作られ、

二番目の城壁は15世紀に作ったものです。

高台にある聖堂を守るため内側から次第に

城壁を増やし、二番目の城壁の脇にトンネル

のような通路を作り、荷馬車で食料を運ぶた

めに使われ狭い通路は敵が一気に攻め入るこ

とができないためです。



二つ目の壁



三つ目の壁




春の始まる頃アフリカからやって来ます。

高い木の上や、電柱、家の煙突の上などに巣

を作ります。

空気がきれいで、食べ物が豊富な川や水辺で

多く見られます。3~5個の卵を産み33日

後に孵化(フカ)し7月の終わりに巣立つま

で、2ヶ月ほど巣にとどまります。



コウノトリ




トキトゥーラはルーマニアの国民食の一つで

す。豚肉などを炒めてトマトと煮詰める感じ

で煮込んだシチューです。ママリガや目玉焼

きと合わせます。ちなみに、目玉焼きに

黒コショウを乗せて顔が表現してあります。

(面白いです!)

 ママリガ: ルーマニアの主食で
       トウモロコシの粉を
       練って作る

 目玉焼き: 目玉焼きが付いてい
       るのが特徴











ピエルタン要塞教会 (ルーマニア)