たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

ヘブバン 4章後編 感想2 ネタバレ注意

2023-05-05 07:43:00 | ヘブンバーンズレッド
DAY12 ランタン飛ばしまでクリア



神シナリオ
やばい、ランタン飛ばしのくだりだけでもう泣ける


というか、それ以前にタマと虎徹丸の回想で既に泣いた、、、



麻枝准のシナリオはヤバすぎる
なんなんこれ、、、

なんこれ、、、じょうたい


基本的に、だーまえシナリオは目新しいものがあるとか
誰もが気づかない展開で感動させにくるとか

そういった種類のものではない

人間誰しもが日常生活を送る上で、ふと感じたり気づいたりする
心がぽかぽかするような物事、事件

そういったものを敏感にキャッチして、取りこぼさずに
誰もが共感できるような形で、誰もが理解できるように言語化して

プレイヤーが泣けるようにゲームシナリオに落とし込んでいく


その感性、センスが飛び抜けているんだろうなぁと


誰もが経験してきた感動を、誰もが理解出来るシナリオに落とし込んで
得意の感動BGMを自作して、ここぞという場面で流して
力技で泣かせにくる


これはもう凄い


ずば抜けたセンス、バランス感覚がないと

こういったハートフルなシナリオで泣かせる、ってことはまず不可能



プレイヤーの心にどうやって響かせるか、というやり方を心得ているのが
さすがだと感じました



4章後編
プレイ時間にして20時間くらいか
もう佳境でDAY12まで進行


その出来に大満足

ここまで完成度を高めていたら、そりゃ開発に9ヶ月かかるよねという

納得の出来栄え


難点があるといえば、ダンジョン部分がめんどくさいところ
FGOでいう「話の途中だがワイバーンだ」が頻繁にあるところ

でもまぁ、RPGであることを考えれば致し方ない
ゲームプレイにボリューム持たせないといけないし


しかも、ゲームバランス的にこれ狙ってやってるなーと感じるのが
31A縛りでやっていると、打弱点のゲート系の的に苦戦する部分

めぐみんが31A唯一の打属性のために、いなくなって初めてわかるめぐみんの不可欠さ
というのをゲーム難易度がプレイヤーに教えてくる構造になっている



まさか、本編シナリオを31A縛りでやってなくて日和ってる奴いるー!?
いねぇよなぁ!そんな(ry



雰囲気重視の為に、メインシナリオはシナリオに連動したキャラしか使ってませんが
DAY10以降くらいからいい感じの難易度になってくるので、そのあたりも満足


我ながら、結構な課金者だと自覚してますが
そんな重?課金者がやりごたえを感じるバランスになってるので個人的には満足です

というか新規とか無課金微課金クリア無理やろ、、、というバランス

今後の難易度緩和でクリアしやすくなったり
アクセ追加、新たな育成要素追加の線のレベルデザインで
どんどんクリアしやすくなるとは思いますが

個人的に、無課金微課金は死んでまえってくらいの今のバランスは好きです
課金者がやりごたえを感じるくらいのバランスでないと、なんのための課金だ。ってなりますし





DAY11の31Fとの共同作戦は楽だった



3凸広島ことマッキーが打弱点に対して人権級

というか4章後編の後半部分は今までメインシナリオに絡んでこなかった31DE F Xも活躍の場があるので
シナリオに新鮮があっていい


いのりんこと夏目祈が1番好きなので31Fと31Aが絡むシナリオをもっと見たい、、、




今回の4章後編のシナリオでDAY12までに泣いたポイントは二つ


タマの虎徹丸とめぐみんのランタン飛ばし


虎徹丸は描き方が秀逸

まず、タマの艦長描写が可愛過ぎた
責務ある可愛さ満点の艦長時代

しかも、いい感じにどこか抜けててポンコツな感じがグッド


これ、最初は「名前を決めた、アリスだ」を広げていって
伝書鳩、戦地の兵士、アリスからヘブ泣きシナリオに持っていくのかなぁと思っていたら
実は虎徹丸との絆を描く回想であり

そこからめぐみんとの絆にまで持っていくシナリオの流れが素晴らしかった


AIとの絆っていうのに結構弱かったりします

AIもデザイナーベイビーも言ってしまえば、生み出された存在
そんな作りものであろうとも、確かに自我は存在して絆を育む

そこに偽りや優劣の差は無く

生じた感情はホンモノだった、って部分がヒトナービィに絡めた部分の一つのテーマとしてあり


タマが虎徹丸に感じていた絆、それは偽りのものではなかったか?
タマがめぐみんに感じていた絆も、一方通行なものではなかったか?

という不安をルカが拭い去る


ルカのカリスマ性の高さよ、、、





さらっとこういうセリフが出てきて、それに説得力もある部分が本当にカリスマ性が高い


こういうカリスマ主人公って、読者やプレイヤーが共感しにくい場合がほとんどなんだけど

ヘブバンに関してはだーまえの表現力が凄まじすぎて、プレイヤーがすんなり共感できてしまうのが凄いところ



めぐみんのランタン飛ばしについて


正直、うっすらと
あっこれ、アキばーさんってめぐみんの母親じゃ、、、と出会った瞬間の関西弁から気づいてました


ランタン飛ばしでそれが確定して
やっぱりか、、、に


あかんて


こんなんあかんて




泣いてまうやん、、、、、、


あかん、日常生活で関西弁多様してないのに謎の関西弁が出てしまう、、、、



29年越しに再び始まる親子の愛の物語に

DAY13以降のシナリオに無事でいられる自信がない、、、


ランタン飛ばしだけでボロ泣きしたのに
こんなんもう無理やで、、、


めぐみんの過去が泣ける


リゼロのスバルみたいな幼少期だったんだろうな、となんとなく思ってます


負けん気が強くて、他者にくってかかる割に
でも実力がなくて、自己評価も低くて
いつも劣等感と焦りに苛まれていて

そんなめぐみんに優しくしてくれていたアキお母さんの愛にも気づけなくて、、、



めぐみんにとって4章後編は「気づき」の物語

灯台下暗しとはよくいったもので
一度離れることにより見えてくるものはあり
失ってみてから初めて気づくものもある

大切なものは、自分のすぐ近くにあったんだと気づく物語



そして、めぐみんにはまだ立ち上がる機会が残されている

挫折からの再起、そして躍進へ

DAY12以降

救世主として立ち上がる道筋はもう見えたように感じる
あとはどんなドラマが展開されるか


ちなみに、ネタバレを恐れてヘブバンの情報はほぼネット断ちしてます

だけど、新曲だけはどうしても気になるのでYouTubeでヘブバンの新曲は検索していたりします


ラスボス戦の曲名は「シヴァ」

前編のインドラ、後編のシヴァと対になる構造


インド神話についてはFGOで少し齧った程度しかないですが

シヴァは破壊をもたらす神であるとともに再生を意味する神でもある

インドラでめぐみんの挫折、絶望を描き
シヴァでめぐみんの再起、復活の希望を描く


というかシヴァの曲が良かった、、、
幻想都市も素晴らしい


だーまえは作曲の才能も神



シナリオかけて、音楽も作れて、顔面はイケメンとか最強すぎるやん、、、

メンヘラなのはたまにきず?だけど


天才にそういうのはつきものだからもはや、個性


ゴッホとかの天才画家も重度のメンヘラだし

普通の人とは異なる感性でないと、心に響く作品は作れない


デプレッシブメタルバンド的な


というか、4章後編にしてこれまで31ABC30Gがメインだったところに

DEFXが絡んできて、さらに部隊間の絆が生まれていき
それぞれの部隊同士が繋がっていくのがいい

4章前編とかレックリ戦とかも、多部隊との連携はテキストで表現されるだけ
背景演出的なしょぼさがあったけど、今回は違う

スカルフェザー戦に向けてかなり盛り上がっていってる


もういろんな部分が文句なしで楽しませてもらってる4章後編

クライマックスに向けて大いに期待です


あと、ひさめっちの声が後半の30Gが基地に帰還したあたりからもう代わってるっぽいですが
嶺内さんとほぼ変わらない声質と演技の仕方で、ほとんど見分けというか聞き分けつかないレベルで凄い

大声出したり叫んだりするシーンで前のひさめっちとはちょっと違うかなぁと感じるくらい



旧めっちの叫ぶセリフのあざとさ、というかちょっと抜けてる感じがなくて綺麗なままポンコツになってる感じ



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