劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly 特報第1弾 | 2019年1月12日(土)全国ロードショー

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly 特報第1弾 | 2019年1月12日(土)全国ロードショー



キービジュアルもナイス


素晴らしい
PV見ただけでニヤニヤ出来たのは1章のPVを見た時以来

自分の中でアニメ作品で別格扱いなのは「UFOが創る『奈須きのこの息のかかった』fate」と結城友奈は勇者であるシリーズのみ

UFOの作画描写はレベルが違う
予定通りならあと半年で2章が見れるという幸せ

2章の戦闘シーンの見どころはギルガメッシュ対桜戦と黒セイバー対バーサーカー戦が多分一章のランサー対真アサ並みに盛られているはず
あとは腕士郎のナインライヴズまで進むかどうか
黒セイバー、真アサ、腕士郎というワードを使った古参アピール
セイバーオルタよりも黒セイバーの呼び方の方が好きです

キリがいいところまで行くなら士郎と言峰のアインツベルン城殴り込みまで行けるかどうな


言峰が1番輝くHFルート
城襲撃前の過去回想はみっちりねっちりとやって欲しいところ
アソコで言峰が流す涙と思考を停止させた所に言峰というキャラの魅力の真髄が詰まっているから
その後の洗礼詠唱からのゾウケンもみじおろしの舌戦も好きです

やれ愉悦部だとか、この身は星の光を食べて生きているドヤァとか、そんな薄っぺらいところが持ち味ではないんですよ言峰は

UFOが描いたzeroのアニメでは虚淵さんが書いたzeroで描かれた言峰の過去が殆ど省略されていたから、HFでの彼の描きに期待


そういえばzeroのアニメは群像劇の色合いを濃く出す為にモノローグを殆ど使用していなかったのが残念だった

言葉で内面を語らないが故に趣深い作品になった印象もあるがもう少し独白シーンを各キャラに入れて欲しかった


ギルガメッシュは「貴様よもやそこま、ガッ」で最終散るとは思いますが、そのシーンに至るまでもう少しかっこよく描かれている事に期待

HFでのギルガメッシュは珍しく王様として世の摂理を守護るために桜の前に立つんですよね
桜に対して「人として死ねなくなるから早い内に自殺しておけ」と助言する優しさ？溢れるギルガメッシュ

アーチャー対ライダーとかも盛ってきそうだし、よく考えたら2章に該当するだろう部分は戦闘パートがたくさんありそう

ほぼ戦闘シーンがない一章をよくあそこまで盛り上げたと改めて脱帽




一章の副題は予兆の花
二章の副題は失われた蝶

個人的予測として、中国の故事の「胡蝶の夢」をモチーフにしていると思うから

おそらく三章の副題は「〜の夢」で来ると予想

beautiful dreamでくると予想します

当たっていたら褒めて欲しい

当たってる気がします

殺戮の天使 8話 感想

レイチェルも異常者だけど、周りの登場キャラが異常者ばかりで異常な環境であったために、レイチェルの異常性を浮き彫りにしにくくする

叙述トリックの一種？だと思いますが面白い描きかた

もし平和な日常にレイチェルという存在が普通に暮らしていたらすぐに「この子おかしい！」って暴露されてしまうんですよね
ザックの少年時代は猟奇殺人者として日常と切り離された異質だったように

木を隠すなら森、みたいな感じでしょう


罪を知らぬ哀れな断罪を求める子羊的なレイチェル


登場キャラはみなマジ基地だから倫理観がズレているのも面白い

その中でもザックのバックボーンが丁寧に描かれている
猟奇殺人者の作り方のレシピとでもいうべきか


盲目の老人は実は「目が見えないフリをしていた」ならかなり面白くなるんですが、多分本当に目が見えなかったんでしょうね

その割に文字が書けたり、介護なしで普通に暮らしていたりツッコミどころ満載ですが

仮に、目が見えなかったのが演技だった場合
ザックを拾ったのは「寂しさ」からくるものだったのでしょう

いびつな少年と老人の話として、掘り下げたら一話くらい作れそうです


この作品の根底にあるテーマは「寂しさ」「人とのふれあい」「自身の価値観の他者との共有」であると感じます

レイチェルとザック、互いに利害関係の一致から始まる信頼関係を構築しているように一見にして見えますが
お互いに価値観のずれた者同士、仮初めの信頼でしかない

目的の一致から始まった2人であるが、徐々に惹かれ合い特別な存在へと昇華するようになるが
やはり最後には殺し合う

殺し合いではなく殺し愛

fate HFの士郎と言峰の最終決戦のようなニュアンスの殺し愛になると思います