やっぱり面白いカリギュラ
主人公サイドと楽師サイドはそれぞれ似たトラウマ持ちがいるから個別でぶつかっていってる感じですね
コオリくん、少年ドールは花守ゆみりさん
たぶんデビューしてヒットしだしたあたりの頃の役
イケメン役なのでゆゆゆの銀が思い浮かびます
スズナはいじめによる対人恐怖症がトラウマ?
少年ドールは人間嫌いによるドール偏愛から人間が蔓延るリアルに疲れてメビウスにたどり着いた感じか
どちらも人と接するのは嫌いで独りでいたい
でもスズナはいじめにより独りにならざるをえなかっただけで本当は人と接したい
だけど人と接するのはカロリーを消費するから、楽な孤独を選びたい
コミュニケーションとは他者と軋轢を生む行為とはよく言われます
人は欲望を原動力に生きているので抑圧しないと他者の欲望とぶつかり合ってしまう
だから上手く折り合いをつけないといけない
現実世界でコミュニケーション能力に秀でた人間はバランス感覚に優れた人間です
心の凸凹をうまく他者の凸凹に合わせ、時にはカチッと組み合わさったもの同士が本当の意味で親友になれる
自分も他人に合わせないといけませんが、それ以上に相手も自分に合わせてもらわないといけない
無理して合わせあっても互いにしんどいだけ
すぐ別れるカップル同士は無理やり合わせてるんでしょうね
スズナは独りは楽でいい。だからメビウスに堕ちたけど本当は他人と接したい
だけど少年ドールはどうか
少年ドールはおそらく人間が大嫌いです
人が怖くて恐ろしくて嫌いだからこそ、現実では物言わぬドールを偏愛していた
一見にして少年ドールも本心では他者と触れ合いたかったかのように思えます
しかしそれは違う
少年ドールが他者とのコミュニケーションごっこに手を伸ばしたのは、人間の本能に抗えなかっただけ
「独りぼっちは寂しいもんな」という出自は忘れましたが有名なネットスラング?がありますがまさにそれ
集団生活で暮らしてきた人間という生き物は本能に他者との触れ合いの欲求が刷り込まれているんです
どんなに人間嫌いな人でも本当の孤独の辛さには勝てない
スズナは孤独に逃げたがそれでも他者と触れ合いたい、相手との軋轢を生じる可能性を受領した上で他者の意思の尊厳を許容できましたが
少年ドールは同じく孤独に逃げたがそれでも孤独はつらい、自分の孤独を紛らわせる為の体のいい道具として他者と関わりたいだけ
似たトラウマを持っていても、それでも外向的でポジティブになろうとするのが主人公サイド
内向的でネガティヴなままだからずっとメビウスという楽園にいたいと願うのが楽士サイド
物語の構成が見えてきました
楽士たちにとって現実は地獄、メビウスは楽園。だからずっとメビウスにいたい
主人公サイドにとっても現実は地獄、メビウスは楽園。だけどこのままではいけない、と地獄への帰還を目指すのが主題
プレイした事はないですが、伝説のエロゲー
さよならを教えて、というものがありますが
あの主人公は本作でいうと楽士側か
このままではいけないと現実に戻る意思を持とうとするも、現実を目の当たりにした際にその重圧に耐えきれず妄想に逃避した
少年ドールは少し似ているところがある
今回、スズナに近づいたのは自分と似た人間嫌いのスズナならもしかしたらコミュニケーションをとれるかもと希望を持ったからでしょうね
主人公サイドと楽師サイドはそれぞれ似たトラウマ持ちがいるから個別でぶつかっていってる感じですね
コオリくん、少年ドールは花守ゆみりさん
たぶんデビューしてヒットしだしたあたりの頃の役
イケメン役なのでゆゆゆの銀が思い浮かびます
スズナはいじめによる対人恐怖症がトラウマ?
少年ドールは人間嫌いによるドール偏愛から人間が蔓延るリアルに疲れてメビウスにたどり着いた感じか
どちらも人と接するのは嫌いで独りでいたい
でもスズナはいじめにより独りにならざるをえなかっただけで本当は人と接したい
だけど人と接するのはカロリーを消費するから、楽な孤独を選びたい
コミュニケーションとは他者と軋轢を生む行為とはよく言われます
人は欲望を原動力に生きているので抑圧しないと他者の欲望とぶつかり合ってしまう
だから上手く折り合いをつけないといけない
現実世界でコミュニケーション能力に秀でた人間はバランス感覚に優れた人間です
心の凸凹をうまく他者の凸凹に合わせ、時にはカチッと組み合わさったもの同士が本当の意味で親友になれる
自分も他人に合わせないといけませんが、それ以上に相手も自分に合わせてもらわないといけない
無理して合わせあっても互いにしんどいだけ
すぐ別れるカップル同士は無理やり合わせてるんでしょうね
スズナは独りは楽でいい。だからメビウスに堕ちたけど本当は他人と接したい
だけど少年ドールはどうか
少年ドールはおそらく人間が大嫌いです
人が怖くて恐ろしくて嫌いだからこそ、現実では物言わぬドールを偏愛していた
一見にして少年ドールも本心では他者と触れ合いたかったかのように思えます
しかしそれは違う
少年ドールが他者とのコミュニケーションごっこに手を伸ばしたのは、人間の本能に抗えなかっただけ
「独りぼっちは寂しいもんな」という出自は忘れましたが有名なネットスラング?がありますがまさにそれ
集団生活で暮らしてきた人間という生き物は本能に他者との触れ合いの欲求が刷り込まれているんです
どんなに人間嫌いな人でも本当の孤独の辛さには勝てない
スズナは孤独に逃げたがそれでも他者と触れ合いたい、相手との軋轢を生じる可能性を受領した上で他者の意思の尊厳を許容できましたが
少年ドールは同じく孤独に逃げたがそれでも孤独はつらい、自分の孤独を紛らわせる為の体のいい道具として他者と関わりたいだけ
似たトラウマを持っていても、それでも外向的でポジティブになろうとするのが主人公サイド
内向的でネガティヴなままだからずっとメビウスという楽園にいたいと願うのが楽士サイド
物語の構成が見えてきました
楽士たちにとって現実は地獄、メビウスは楽園。だからずっとメビウスにいたい
主人公サイドにとっても現実は地獄、メビウスは楽園。だけどこのままではいけない、と地獄への帰還を目指すのが主題
プレイした事はないですが、伝説のエロゲー
さよならを教えて、というものがありますが
あの主人公は本作でいうと楽士側か
このままではいけないと現実に戻る意思を持とうとするも、現実を目の当たりにした際にその重圧に耐えきれず妄想に逃避した
少年ドールは少し似ているところがある
今回、スズナに近づいたのは自分と似た人間嫌いのスズナならもしかしたらコミュニケーションをとれるかもと希望を持ったからでしょうね