松本清張・黒の地図帖―昭和ミステリーの舞台を旅する (別冊太陽 太陽の地図帖 2)

古書店で発見した『松本清張・黒の地図帖―昭和ミステリーの舞台を旅する (別冊太陽 太陽の地図帖 2)』…　ついつい買っちゃいました、、、


『『松本清張傑作選 時刻表を殺意が走る―原武史オリジナルセレクション』を読みながら、解説代わりに一緒に読んでいます。

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――地図を見るのは愉しい。
地図と時刻表とを傍に置いて、小説を考えているときが、私にはいちばんたのしい時である。 (「松本清張」 『黒い手帖』より)

人気再沸騰の昭和最後の文豪「松本清張」。
数々の代表作の魅力を100点近い詳細な地図と写真で徹底紹介する画期的な一冊。
「みうらじゅん」、「川本三郎」、「泉麻人」など、熱烈な「清張」ファンも執筆。
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『『松本清張傑作選 時刻表を殺意が走る―原武史オリジナルセレクション』に収録されている作品以外でも、小説だけでは理解し難かった部分や、その作品の背景等、実際に読んだ作品のことを思い出しながら愉しく読めました。


　■清張の日本地図
　■清張の世界地図
　■「清張スイッチ」がはいる風景。 文=みうらじゅん

　■第1部 小説篇 点と線の座標軸
　　作品解説=郷原宏
　　ゼロの焦点/砂の器/点と線/球形の荒野/Dの複合
　　眼の壁/西海道譚綺/陸行水行/火の路

　■清張・黒の東京地図 文=泉麻人
　■清張の鉄道地図
　■清張の宿・温泉地図 文=川本三郎

　■第2部 ノンフィクション篇 黒い霧の遠近図
　　作品解説=郷原宏
　　下山国鉄総裁謀殺論/推理・松川事件/小説帝銀事件
　　黒い福音/黒地の絵/鹿地亘事件/小説3億円事件

　■第3部 人間・清張の人生走路
　　[年譜]人生の旅路、めぐりあった土地
　　作家清張、4つの原点 文=郷原宏
　　[テーマ別 清張作品ファイル]未完の目録
　　北九州市立松本清張記念館案内



以前、読んだ作品も、再度、読んでみたくなりましたね…　「松本清張」作品は奥が深いです。