ジョルジュ・サウンド先生の夢と感動日記

人生のテーマは「夢と感動」
音楽に関する夢や感動を綴っています。

ヴェルディづくし!佐藤しのぶデビュー25周年グランドコンサート

2010年03月28日 | 音楽
今日は夫婦でオペラシティホールに行きました。
佐藤しのぶさんも指揮者の現田茂夫さんとご夫婦で出演。
私たちの席は、指揮者と歌手が横から見える位置で、
二人のアイコンタクトや仲睦ましい様子まで見ることができました。

現田さんの指揮って、とってもわかりやすい!
演奏者への指示を出す前に、早めにそちらの方を向いて目で合図をしてらっしゃるので、
次はどの楽器が演奏するのか、よくわかりました。
オケの方も、よく指揮者を見て演奏していらっしゃいました。
また、しのぶさんの歌を立てるため、オケの音量コントロールを上手にしていらっしゃいました。
音量を出したくない時は指揮棒を短く持ったり、
楽譜を捲る時に音がしないように右下のページを折ってあったり、
細かい配慮をされていることに気づきました。

東響コーラスに入団してからは、指揮者にとても注目してしまいます。
この指揮は演奏しやすいかどうか、気になってしまうのです。

しのぶさんの歌声は、全盛期のような声量はないものの、Pの表現に研ぎ澄まされた美しさと深みを感じました。
また、オケや観客に対しての謙虚な立ち振る舞いが、しのぶさんの人間性を表していました。

アンコールに、しのぶさん十八番の『運命の力』より「神よ、平和を与えたまえ」を歌ってくださり、これが一番感動しました!!
私はヴェルディのアリアの中で、これが1番好き

ショパンイヤーなのに、私の周りにはヴェルディの音楽が溢れている~
ヴェルレクは「リベラメ」を毎日練習中。(オーデションに出そうだけれど、未だに覚えられません。アルトパート難しい!)

底冷えの体育館での卒業式

2010年03月26日 | 学校での出来事
今年の卒業式は雨の中、本当に寒かった~
ピアノを弾く指先が凍りそうだった。
また、入退場での「威風堂々」の指揮は、着膨れしていたため腕が上がらず…肩が凝った。
それでも、歌声もピアノ伴奏も入退場の演奏も、本番が一番よくできた
子ども達もよく頑張っていた

卒業生の保護者からは本番前に、
「先生からヴァイオリンを教えていただいたことを、子どもがとても喜んで話してくれました。
これからは家族でコンサートに行きたいと思います。」
とお話いただいたのが嬉しかった。

私がヴァイオリンを始めたのは35歳からで、今はほとんど弾く時間もないのだけれど、
また練習を再開しようというきっかけを子ども達につくってもらった。

コンサートに行く度、ヴァイオリンが上手な人に憧れる

P席はNG

2010年03月22日 | 音楽
西本智実指揮、日フィルのマチネ公演にサントリーホールまで行った。
西本さんが指揮するコンサートはP席(指揮者が見える席)がS席表示で8500円もしたが、音響はよくなかった。

一番楽しみにしていた「弦楽セレナーデ」
指揮者の動きに気をとられ、弦楽器の音色が堪能できなかった。
音楽を味わうなら、ちゃんと正面のS席を買うべきだったと後悔した。

今日の西本さんは、お疲れなのか顔色が悪く不機嫌だった。




指揮はパッションだ!

2010年03月21日 | 音楽
上記の言葉は、今朝の「題名のない音楽会」で茂木健一郎さんが発した言葉。
佐渡豊さんと一緒に指揮をして感じた一声である。

指揮は全身運動で本当に疲れる。
明日は、西本智実さんと日本フィルのコンサートに行くが、
西本さんは公演数が多いので、身体が心配。
しかも彼女のブログによると、今日まで長野にいらして明日は東京。
同じ国内といえども気候も違うのに、体調管理は大丈夫なのだろうか?

昨日は暑いくらいの陽気だったのに、今日は強風。夕方から急に冷え込んだ。
東京でも毎日の気候の変化が激しい。

彼女の情熱的な指揮は人々を感動させるけれど、長期公演では力配分を考えて、お身体を大切にしていただきたい。
季節の変わり目。みなさんも健康に気をつけて!
私も今日は、ひとつコンサートを聴きに出かけるのはやめて、
家でヴェルレクの練習と卒業式のピアノの練習をすることにした。

西本さんのコンサートは、ものすごく集中して聴くので、
聴くのにも体力が必要だ。

西本智実さんもいらした新宿の玄海本店「桂の部屋」

2010年03月18日 | 出会い
今年は私たち夫婦の結婚20周年 
3月29日が結婚記念日ですが、仕事の関係で28日にイベントをすることにしました。
午前中は家族で記念撮影。
(恵比寿のレンタルブティックARKにて。
ドレスの品揃えが豊富で、ヘアメイクも撮影もしてくれます。)
午後は夫とオペラシティで佐藤しのぶさんのデビュー25周年コンサート。
夜は水たきの玄海本店で祝い御膳。
実はこのお店、西本さん情報をネットで検索していて見つけたのです。
玄海本店社長の落合さんが気をきかせてくださり、
西本さんが以前お食事をされたお部屋を用意してくださいました。
嬉し~い感激
何よりものプレゼントです。
今から待ち遠しいです

http://kichijitsu.sblo.jp/article/19028358.html
ここをクリックすると、落合社長のブログが見られます。
西本さんの写真と記事も載っています

音楽室に西本智実コーナーをつくっちゃいました!

2010年03月16日 | 
今日、音楽室に50インチのハイビジョンTVがやってきました。
早速、西本さんのDVDを大型画面に映し出し、大満足。
先日、ミューザ川崎でいただいたポスターやフライヤーも掲示して、
西本智実コーナーをつくってみました。
上の方に、チャイコフスキーもいます♪
音楽の授業のモチベーションが上がる~
それに、子ども達も指揮者に興味を持ってくれるといいな。

アントレプレナーの福島正伸さんと写真家の宅間國博さん

2010年03月15日 | 出会い
2ヶ月に1度、夢実践会の卒業生が集う夢クラブ。
夢実践会とは、福島正伸さんが講師を務める、夢をテーマにした異業種交流の相互支援グループ。
今日は、主催者の篭池さんに宅間國博さんの写真集をプレゼントするために、夢クラブに参加した。

福島正伸さんと宅間國博さんは、とても共通しているところがある。
☆若い世代の人達の夢を応援していること。
☆仕事に対する姿勢。(人を喜ばせるために働く)
☆ピンチはチャンス!
 あきらめなければ失敗ではなく、それは学びであるというものの考え方。

宅間さんの写真集は、絶対に篭池さんが気に入ってくださると確信している。
篭池さんだけでなく、福島先生もこの夢クラブの人たちもみんな感動してくれると思う。
ぜひ、みんなに紹介したい。

最近、直感で動くと人脈が広がる。
福島先生と宅間さんが出会ったら、すごいことになると思う。
今年中に、お二人が出会うチャンスを作りたいと考えている。


写真家 宅間國博さんとの初対面

2010年03月14日 | 出会い
行きの電車の中では、まだ昨日の「田園」のメロディが、ずっと頭の中で鳴り響いていました。
今日の待ち合わせはオペラシティだったので、もう一度西本さんの演奏が聴けるような錯覚に陥ってしまいました。

初めて会う方とは、絶対に遅刻は許されないと思い、
15分前に到着するように家を出たのですが、私の方向音痴が…
新宿から新線に乗らなければいけなかったのに、京王線に乗って笹塚に行ってしまいました。
初台に戻ってからは出口を間違え、そこから迷子
何度も宅間さんに電話をかけて、ご迷惑をおかけしました。
上岡敏之氏の凱旋公演で、以前にも来たことがあるのに…

宅間さんは、思っていたとおりの気さくで親しみやすい方で、いろいろ勉強になりました。
『失敗やつらいことに出会ったら、これは何かを学ぶチャンスだと考える。』
『社会に出たら、まず返事と挨拶。大事なことはメモをとる。』
私の今日の失敗も、次に間違えずにすむようにメモをとりました。

今日、宅間さんにお会いした最大の目的は、来年度の芸術総合高校での講演依頼でした。
「夢をかなえるためのレシピを用意しましょう。」とおっしゃってくださったのが、とても嬉しかったです。
この企画、学校側にもキャリア教育の重要性を理解してもらい、絶対に実現させたいです
芸術の道を志す生徒が、自分の可能性を信じ、自信をもって進路を切り開いていけるように

打ち合わせの後半は、西本さんの話題に花が咲きました。
宅間さんも、すっかり西本さんのタクトに魅了されたようで、
「ファインダーを覗いている間、指揮者ってこんなにかっこいいんだ!ってずっと感動していた。」とおっしゃっていました。
やはり被写体に愛情と尊敬の念をもってシャッターを切るからこそ、あんなに素晴らしい写真が撮れるのですね!

西本さんのブログのトップページに、宅間さんのお名前が載っていることをお伝えしたら、喜んでいらっしゃいました。
そのおかげで、私も宅間さんと出会うことができました。
最近、シンクロニシティが頻繁に起こり、人との繋がりの不思議さを感じる今日この頃です。

西本智実指揮「田園」&「新世界より」の感想

2010年03月13日 | 今日、感動したこと
ミューザ川崎シンフォニーホールでのマチネ公演に行ってきました。
今も頭の中で曲が鳴り響き、感動で放心状態が続いています。

こんなに美しい「田園」を聴いたのは初めてです。
特に第2楽章。バイオリンの美しく豊かな音色に泣けました。
目を閉じると、おだやかな風景が浮かんできて、生きていることの幸せを感じました。
そして、耳が聴こえることの幸せも。
美しいメロディーに陶酔しながら、ベートーベンの心情に思いを馳せると、また涙がとめどもなく流れてきました。
最前列でチェロを弾いていた若い男の子、全身で音楽を感じて演奏する姿が印象的でした。

「新世界から」は、事前にブタペストのDVDを聴いて期待はしていましたが、生演奏は期待以上に迫力があり素晴らしかったです!
 第1楽章は、緊張感をともなった弦楽器の曲の入りが絶妙で、のっけから心が震えました。
 第2楽章は、とても温かいサウンドに、全身が夕焼けに包まれているような気分になり、幼い頃の記憶が甦りました。
 第3楽章は、ベートーベンの音楽を感じさせる冒頭部。
切れの良いテンポで進みいい感じだったのですが、中間部で長調になるところで、
ちょっとトライアングルの出だしの音量が大きく耳障りでした。
(私の席が近かったからなのかな…)
 第4楽章は、智実さん渾身の力で振っていて、聴衆も手に汗を握るくらいの迫力でした!
トロンボーンもバリバリ吹いていて、かっこよかったです。
最後の演奏が終わっても、私は心臓がバクバクして、すぐには拍手ができないほど興奮状態でした。
今まで私が何度も聴いた、どの「新世界交響曲」よりも素晴らしい、
最高の演奏でした!!

東京交響楽団の皆様、すばらしい演奏をありがとうございます!
そして、そのすばらしい演奏を充分に引き出した西本智実さん、ありがとうございました!

アンコール曲も私の大好きな思い出の曲で、大学時代に友だちとピアノで連弾したことを思い出しました。

今日のコンサートはホールの音響も良く、席も前から7列目のコンサートマスターが正面という位置で、
思いきり音楽に浸ることができました。
自分が舞台で歌っている時は、緊張感もあり泣けないし、感動の種類が違うと感じました。
こちらは達成感ですね。)
西本さんの音楽、お客さんで聴きに行くのもいいなぁ。
日本にいることを忘れ、海外の空気を吸いに行ったような気分を味わい、至福の時を過ごしました。
ずっと余韻を味わっていたくて、ホールから出るのが一番最後になってしまいました。
出待ちをして、子どもの感想文を渡そうと思っていたけれど、
ホールを出る頃には、涙で全部メイクが落ちてしまって、
「こんな顔じゃ会えないな~」と思って、受付に預けました。

ところが会場を出ようとしたところ、東響の中塚さんがいらっしゃり、
「西本さんが、これからご挨拶においでになります。」ということで、
一目だけでも見てから帰ろうと思っていました。
「握手もサインもなし」と言っていたのに、実際に西本さんがいらっしゃると、みんなと握手をされ、会話もされ、私も便乗してしまいました。
西本さんの方から「感想文うけとりました。」とおっしゃってくださったので、子ども達との約束が果たせて良かったです。

その後、川崎に住んでいる大学時代の友人と会う約束をしていたのですが、
ちょうど西本さんがファンとの交流を終えられ、タクシーに乗るまでの間にすれ違い、
「すごく細くてきれい!スタイルいいね~。今度コンサート行く時は、絶対誘ってね。」と言われました。
彼女を一目見ると、み~んなファンになっちゃうのね。





東響コーラス入団のきっかけ

2010年03月12日 | 
ちょうど1年前の3月12日、私は西本智実さんが指揮するマーラーの『復活』を聴きに行きました。
そのときのパンフレットのチラシに、東響コーラスの団員募集がありました。
そのチラシを見るまで、東響コーラスはプロの合唱団だと思っていました。それほど上手な合唱団でした。

あれから1年後。
夢がかなって、私は東響コーラスに入れていただき、西本さんの指揮で歌う幸運に恵まれました。
感謝感謝の1年です。

明日は西本さんのコンサートにミューザ川崎まで行きます。今度は観客ですけど…
曲は、ベートーベンの『田園交響曲』とドボルザークの『新世界交響曲』
2曲とも、とてもメジャーな曲なので、どのような曲想表現をなさるのか、とても楽しみです
オーケストラは東京交響楽団。
ミューザ川崎は東京交響楽団の本拠地ですが、私は初めて行く場所です。
年末の第九、体調を崩して、このホールでは歌えなかったから。
写真で見ると、ものすごく広いホールのようです。
夫が、ホワイトデーのプレゼントだと言って、オペラグラスを買ってくれました。
S席でも見えないくらい遠いのかしら?

子ども達から託された西本さんへのメッセージを渡すため、
明日は初めて、出待ちというのをしてみようと思います。
楽屋で会うのと違って、ものすごい人だかりのような気がして心配ちゃんと会えるかな~
明日は西本さんの特製ポスターも配られるしね

でも彼女は、生が一番いい!
彼女の作り出す空気感みたいなものが、何とも言えず好きです。