日よけ効果より実益を優先して、例年のゴーヤからきゅうりに変えた窓際のネット。
夏本番が来る前に最盛期を迎えてしまいそうです。
さて、5月に体調を崩したまっくす、
まだ食は細いものの、以前の生活にほぼ戻りました。
この間、実際には闘病生活と言うほど苦闘があった訳ではありませんが、
もしあのまま旅立たれていたら気持ちの落ち込みは並大抵ではなかった筈。
今だから書ける数週間の事を記しておこうと思います。
事の発端は、
「今日は元気が無いね、朝からご飯を食べないし…。」
でした。
何が原因かわかりませんが、
普段の寝床と違い家族の居る場所に寝て、
飲まず食わずほとんど動かずで数日過ごしたまっくす。
無駄な希望で大きな落胆をさせないためでしょう、
妻はもうダメだろうと言いましたが、
私が望みを繋いだのはまっくすの気力。
よろよろと立ち上がって水場に行きわずかに水を舐めたまっくすを見て、
「ああ、この子は生きようとしている!」と涙が滲みました。
そして、最後まで諦めない決心をしたのです。
あの頃は会社に居ても暇ができればまっくすの事を想い、
通勤時は病気猫に関する情報ばかり検索する毎日。
初めて病院に行った時、
白血病の疑いもあるといわれた時はショックでした。
数日おきに点滴を受けて命を繋いだ日々。
黄疸が出た時は覚悟をしました。
もともと砂トイレが嫌いなまっくすのためにトイレシートを用意していたのですが、
わざとなのかふらつくためなのか床が濡れている事がしばしば。
それでも腎臓はきちんと機能している様だと自分に言い聞かせ、
尿の色を見ては一喜一憂しながら掃除をしました。
そして、掃除ができることにすら幸せを感じたものです。
嫌われながらも肝臓の薬を飲ませ続け、
効果があったのか無かったのか判らないながらもなんとなく回復したまっくす。
私も猫も生き物である以上、
いずれやってくる別れは避けようがありません。
思い出はいくらあっても多すぎることは無いと感じた数週間でした。
愛するペットが体調を崩したとき、
私と同じようにネットなどの情報を集めることは多いと思います。
もちろん病院に行くことは前提ですが、
人間ほど治療法が確立していないペットの病気。
気持ちを落ち着けるためにも先人の手記は無意味ではないと思います。
私もたくさん勇気づけられました。
もちろん、
ブログ繋がりの皆様から戴いた応援は何よりの励みでした。
決して有益な情報がある訳ではありませんが、
もしも私の記事にたどり着いた方が居ましたら、
こういうケースもあるのだと励みにしてもらえれば幸いです。
今日もお越し戴きありがとうございます。
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気持ち痛いほど判ります。
でも まっくすちゃんの生命力と ご家族の暖かい気持ちで無事生還。喜びも大きいですヽ(^o^)丿
愛猫との別れは想像するだけで悲しいですが最後まで
飼い主としての務めを果たせる事は幸せです。
お互い猫係として頑張りましょう^^
回復してよかったです。
動物たちは どんな時でも たとえ生死の境にあっても
きっと、もうダメだ…なんて思わないのでしょう。
いつも懸命に生きています。
生きている事はそれだけで本当に尊いです。
この先もニャンズともに平穏な生活がおくれますよう、
頑張っていきましょう。
その節はご心配をお掛けしました。
寿命まではまだ5~10年くらい大丈夫だろうと(根拠は無いのですが)常日頃思っていただけに、今回の体調不良はショックでした。
今後体調管理は万全に、としたいのですが、
気ままな外出自由猫なのでリスクは避けられそうにありません
戴いた言葉が大変励みになりました。
ここ数年、我が家に来て体調を崩した猫で
回復した子はいなかっただけに感無量です。
日常の有難味を再確認する出来事でした
回復に繋がったのでしょう。
『あきらめたら、そこで試合終了ですよ?』って
安西先生も言ってます(笑)←通じるでしょうか?
以前の猫の闘病が長引いた時に、同居人が病院の先生に
安楽死をほのめかしたんですよ。
彼としては猫が苦しむのも見てるのも辛かったのでしょうけど
先生から「この猫は諦めてないのに、なんて事言うんですか」って
怒られてました。
考え方、選択肢はそれぞれだと思います。
諦めずにできる事をしてあげて、回復したまっくすちゃんは幸せ者(猫)です♪
おしっこ出れば喜び、水飲めばよし!いけると思う。
その気持ち、すごく伝わってきました。
猫は諦めることは無い、
その言葉を心に刻んで毎日過ごしました。
ペットと暮らしていれば避けられない最期の瞬間、
少なくとも、
逃げない事が我々の務めだと思います。