野良の意地

寒さのせいか、どうにも猫風邪が良くならないトラ太。
食欲は衰えていないのがせめてもの救いです。



朝、ご飯を食べているトラ太の脇でガラス戸を閉め、
無理にでも温かい室内で体を休めさせようとしました。
でも、かつての寝床もそのままにしてあるのですが行こうとはせず、
といって出してくれと騒ぐわけでもなく、
消えているファンヒーターの上でじっとしています。


お昼頃、午前のお散歩（最近はこの一回きりですけど…）から戻ったまっくすを玄関から入れたところ、
今度はトラ太が玄関に行こうとします。まあいいか、と外に出してやりました。



それからわずか2時間後、再び庭にやって来たトラ太。
今度は中に入ろうとせず、隙間を開けたガラス戸の前でじっとしています。
妻曰く、縄張りを守るために外に居るけど、いざとなったら家の中に避難出来るようにしているんじゃないかと。

家猫になることを拒む、野良の意地でしょうか。
家に入るのはそんなに嫌じゃないけど、
その間に縄張りを荒らされるのは嫌なのでしょう。




家猫になりきったようなまっくすも、
他の猫が来た時に見せる野良の意地は忘れていません。






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