元不登校の皆勤賞へのロード

中学時代ろくに学校に行かなかった自分が高校は皆勤賞を目指す。管理人は平田真優香さんを応援してます。

私が人生を知ったのは、人と接したからではなく、本と接したからである。 アナトール・フランス

2014-08-10 23:02:53 | 読書日記
台風凄かったな。






今更ですが2014年下上半期に読んだ本で特に面白かったもの10選。忘れてた!



1.清原幹雄著『生野銀山と銀の馬車道』

明治期の鉱業の柱としてまだまだ地力の弱い日本を支えた生野銀山とそれに纏わる歴史書。
昔はキチンと外国人を排斥してたんだなあ……。明治から敗戦までの日本には英雄多過ぎ。




2.チヌア・アチェベ著『崩れゆく絆』

精霊信仰により成立していた共同体がキリスト教徒に滅ぼされる様子を描いた小説。
みんな違ってみんな良いが理解出来ないキリスト教徒ゲフンゲフン人達がいるんだ。




3.マーラ・ヴィステンドール著『女性のいない世界』

何だかフェミっぽいアオリですが「女性に権利を!」なんていう頭悪い感じの本じゃないです。
個別具体的な問題と世界で起こっている性比不均衡を取り扱った一冊。日本って良い国だな。




4.オルダス・ハクスリー著『すばらしい新世界』

究極の管理社会を描いたSF。正直構成に甘い部分はあるけど補って余りある心情描写が良い。
ごめんちゃんと分かってないんだけど作中で言われるフォード様ってヘンリー・フォードだよね。





5.ニール・セッチフィールド著『世界で一番恐ろしい食べ物』

世界中から所謂ゲテモノを集めた一冊。日本からのランクインが思いの外多くてわろた。
中国や韓国からのランクインもかなり多く世界の極東は食の魔窟か。皆違って皆良い。




6.永山久夫著『戦国の食術』

戦国時代における当時の武将を主に日本人の食に関する技やこだわりを纏めた一冊。
読み終えたら湯漬けがすげえ美味しそうに思えてわろた。食べる事は生きる事だ!




7.ジュール・ヴェルヌ著『地底旅行』

最強のSF作家の一人ヴェルヌによる例によって面白過ぎる一冊。ハンスこいつフォッグ氏だろ。
物語の半分以上を地底への移動に使うのが天才たる所以か。普通表紙の怪獣をメインにするぜ。




8.主婦と生活社編『手巻きタバコ STYLE BOOK』

私は煙草に頼らないと間が持たない人でないし煙草も喫煙者も嫌いですが煙草文化は嫌いじゃない。
徹底的にカッコつけるのってカッコいいよね。自分の苦手な分野でも学べるのが本の長所だな。




9.瀧澤中著『どうして、国を守らなければいけないの?』

正直こんな題名の本が日本にはあるってのが馬鹿馬鹿しいと言うか悲しいと言うか。本自体は良書です。
現在日本は3ヵ国から領土侵略を受けてますがそれでも軍隊はいかんってんだから敗戦の呪縛は凄い。




10.フィリップ・カー=ゴム著『「裸」の文化史』

おっぱい!おっぱい!






チチをもげ。