JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
文化関係の記事は、
【観劇レビュー&旅行記】(ブックマークのTOP)
で書いています

小保方さん圧勝! 私の印象ですが・・・ 理研や同僚は批判せず節度ある冷静な対応

2014-04-09 14:13:52 | 政治
2014年4月9日(水)

 理化学研究所の 小保方晴子研究ユニットリーダー が記者会見を行いました。
  (午後1時から3時半過ぎまで、2時間半以上に亘る会見でした。)

 NHKを始め民放各局(全部ではないが相当数)が生中継。
一部民放は、CMや他の話題も挟みながら会見終了の3時半過ぎまで継続。

 記者会見での一問一答を聞くまでもなく、冒頭の御本人の発言を聞いただけで、
私の印象としては 
 【小保方さん圧勝! 理研は責任転嫁した!】 と感じました。

   
     記者会見する小保方晴子氏=大阪市北区で
     2014年4月9日午後1時3分
         毎日新聞 三浦博之撮影

 それにつけても、記者たちの不勉強には唖然とせざるを得ません。

 これだけ問題になった記者会見で質問するのに、本質に突っ込む質問ではなく
ノートは何冊だった?とか、STAP細胞の生成には何回成功したか?とか、
悪意とはどういう意味と捉えているか?とか、いかにもマスゴミ的レベル。
 もっと勉強して質問しろと言いたい。

 「STAP細胞は本当に存在するのか?」と云う類の同じ質問が、
各社から出されていたが、彼らは他社の質問への応答には聞く耳持たないのか?
あるいは、他社の質問への回答を掲載するのはメンツに関わるのか禁止なのか?
 
 小保方さんは、その都度、「STAP細胞の生成には成功しています。」
「私は2百回以上確認しています」 「STAP細胞は存在します」と表現を変え乍ら
各社のメンツが立つことを心掛けて回答していました。

 極めつけのクダラナイ質問はスポーツ紙からの「週刊誌ネタ」(おそらく文春)
の(他社が質問を憚っていた)質問(内容はオゾマシイので書きませんが)。
 小保方さんは、これにも怒ることも泣くこともなく冷静に否定していました。

 一方で、小保方さんは、自らを突き離し犯罪者扱いした理研や、疑いの言葉を
吐いた同僚を一言も批判せず、「御迷惑を掛けたことをお詫びします」と云う
節度ある態度を貫いていました。

 弁護士が同席していましたが、冒頭の弁護士からの説明の時間を除いては
ほとんどの質問に弁護士に頼ることなく、自分で答えていたことにも共感!

 また、「2冊しかノートが無かった」という理研の発表に際しては、
ヒアリングに来た調査員が急にノートの提示を求めてきたので、手元にあった
ノート2冊を取り敢えず渡しただけであり、それが2冊しか無いと判断された、
と答えたが、その際にも理研の不公平な扱いに対して批判をしなかった。

 記者の質問では、小保方さんから理研や同僚への批判の言葉を引き出そうと
あの手・この手の姑息な質問の仕方をしていたが、小保方さんは、その挑発に
乗ることなく、絶えず冷静な対応を心掛けていました。

 昨日の弁護士の話では、相当憔悴しきっていると云う話でしたが、
少しは頬がこけたようではあったも、受け答えもしっかりしていて気丈かつ
けなげな様子でした。

 理研の責任回避の姿勢に比べて、小保方さんは誰にも責任を転嫁せず、
関係者をだれも批判せず、自ら全責任を負う覚悟の話し方にも好感を持ちました。

 全体として、好感の持てる記者会見でした。

 理研や同僚を一切批判せず、却ってご迷惑を掛けたことを謝罪したことで、
理研のやり方が、小保方さん一人に責任を押し付けて「トカゲの尻尾切り」
であったことが、よりリアルに感じられました。

 これには、弁護士の助言も役に立ったことと思います。


    日刊スポーツ 4月9日付け 写メ添付

 以上、私の小保方さん応援メッセージを書きましたが、「STAP細胞が存在する」
かどうかについては、小保方さんの説明を信じたいとは言え、
何しろ理研の調査でも判定できないほどなので、判断は避けたいと思います。

小保方氏会見:1月末以来公式の場に
 (毎日新聞)- 2014年04月09日 14時29分
 

小保方氏一問一答:(1)11年に画像取り違えに気付いた
 (毎日新聞)- 2014年04月09日



最も公平に記者会見の様子を伝えていると私が思う【Twittter】は、下記。
【弁護士ドットコムトピックス】 https://twitter.com/bengo4topics
‏@bengo4topics
小保方さん、入場。 pic.twitter.com/ZkC1ENsqP8
13:00 - 2014年4月9日
 (以下、連続ツイート数十件。御覧ください)
 
小保方氏の記者会見は終了しましたが、会場では、代理人の一人の室谷弁護士を囲んだ取材が続いています。 pic.twitter.com/l5b0nxiisd
15:42 - 2014年4月9日

*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

【関連記事】

『STAP細胞』 の疑義が解消されず! 小保方さんは、担ぎ上げられた 『みこし』 だった!
 JUNSKYblog2014 - 2014年3月15日(土)


STAP論文、不正認定=「捏造」 : 小保方氏は反論
 JUNSKYblog2014 - 2014年4月1日(火)


ここまで言われると 小保方さん 可哀想だね!
 JUNSKYblog2014 - 2014年4月2日(水)


30歳のカワイイ系女性がノーベル賞級の大成果!
 観劇レビュー&旅行記 - 2014年1月30日(木)


*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************


小保方氏「STAPは真実」=「迷惑掛けた」と謝罪―「画像捏造」に反論会見
 (時事通信) - 2014年4月9日(水)13:59
 

 新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は9日午後1時から、大阪市内のホテルで記者会見した。小保方氏は「私の不注意で疑念を生み、迷惑を掛けたことを心よりおわびします」と謝罪。その上で「論文の結論には影響しない。STAP現象は何度も確認された真実です」と述べ、論文の画像を捏造(ねつぞう)・改ざんしたと認定した理研調査委員会の最終報告書に反論した。

 小保方氏の記者会見は、1月28日に理研発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)でSTAP細胞を発表して以来。小保方氏は時折涙声になりながら、「弁明と説明の機会を与えられれば、間違いが起こった経緯を理解してもらえる」などとコメントを読み上げた。

 論文の不正行為を認定した最終報告書に対し、小保方氏側は8日、「調査は不十分で、不正行為には当たらない」と不服を申し立てた。調査委が審査し、再調査するかどうか判断する。

 小保方氏は会見で「STAP細胞の作製に200回以上成功している」と主張。3年間で2冊しかないとされた実験ノートについて「もっと存在する。理研に提出したのが2冊」と反論した。

 英科学誌ネイチャーに掲載された論文は、画像に不自然な点や無断引用があるとインターネット上で指摘が相次いだほか、他の研究者から「論文の方法では再現できない」との声が上がった。

 理研が設置した調査委は今月1日、最終報告書を公表。論文でSTAP細胞がさまざまな細胞に変化することを示す重要な証拠とされた画像は、小保方氏が2011年に早稲田大の博士論文に掲載した別の実験画像に酷似したものを使ったと判断し、「捏造に当たる不正」と認定した。

 さらに、遺伝子の解析画像についても「きれいに見せる目的で加工した」と改ざんを認定した。

 調査委は、二つの不正行為は小保方氏が1人で行ったと判断。論文共著者の笹井芳樹CDB副センター長や若山照彦山梨大教授は不正に関与しなかったと結論付けた上で、チェックを怠った責任は大きいと指摘した。



小保方晴子さん記者会見詳報
 (時事通信) - 2014年4月9日(水)


小保方氏会見:1月末以来公式の場に
 (毎日新聞)- 2014年04月09日 14時29分
 

 新たな万能細胞「STAP細胞」の論文に不正があるとされた問題で、画像の捏造(ねつぞう)や改ざんをしたとされる理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)が9日午後、大阪市内で記者会見した。会見の冒頭で小保方氏は「私の不注意でご迷惑をかけた」と深々と頭を下げて謝罪する一方、「STAP現象は何度も確認された真実です。私自身、200回以上作製に成功した」などと理研調査委員会の調査結果に反論した。

 小保方氏が公の場に出るのは、今年1月末にSTAP細胞の作製成功を発表して以来。小保方氏らのグループはこの発表の際、酸などの刺激で万能細胞ができる現象を「STAP(刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得)現象」と名付け、これによって「STAP細胞」を作製したと説明していた。

 小保方氏は精神的に不安定として今月7日から入院し、この日の会見は医師が別室で待機した。濃紺のワンピース姿で現れた小保方氏は、前回の会見と比べやつれた様子。時折、涙ぐんだり言葉を詰まらせながら、用意した書面に沿って、自らの思いをしっかりした口調で語った。

 小保方氏は「私の不勉強、不注意、未熟さ故に論文に多くの疑念を生み、理研および共同執筆者の皆様をはじめ、多くの皆様にご迷惑をおかけして心よりおわびします」などと2度、頭を下げた。

 一方、「多くの研究者の方々から見れば、考えられないようなレベルでの間違いがたくさん生じたとは思いますが、この間違いによって論文の結論に影響しないことと、私は決して悪意をもって論文を仕上げたわけではないことをご理解いただきたい」と訴えた。また、調査委の報告書に不服申し立てをした理由を「事実関係をよく理解されないまま不正と判定された。弁明と説明の機会を十分に与えてもらったら、間違いの経緯を理解してもらえると思う」と明らかにした。更に「STAP現象は何度も確認された真実です。いつか多くの人に役立つ技術に発展させる日を夢見てきた。論文の体裁上の不備で否定されないことを心から願っている」ときっぱりした口調で締めくくった。

 この後、弁護士が申立書の内容を記者に説明。小保方氏は時折、うつむいたり、唇をかんだりして、じっと聞いていた。質疑応答では何度も「私の不注意です」「申し訳ありません」と繰り返した。

 STAP細胞の論文を巡っては、英科学誌ネイチャーに掲載された直後の今年2月上旬、インターネット上で画像に不自然な点があるなどと指摘され、国内外の研究者からも「STAP細胞の再現実験が成功しない」との声が上がった。理研は同月、外部の識者も加えて調査を開始。今月1日、細胞の万能性を示す画像と遺伝子の変化を調べる実験データ画像の2点について「捏造・改ざんがあった」と認定し、研究不正と結論づけた。

 これに対し小保方氏は今月8日、理研に不服申立書を提出した。申立書で、「捏造・改ざん」とされた画像はいずれも本来掲載すべきだった画像が存在し、理研の規定による捏造や改ざんには当たらないと主張し、再調査と結論撤回を求めた。理研は同日、申立書を受理。調査委が審査し、再調査の場合は原則50日以内に結論を出す。

【斎藤広子、松井聡、畠山哲郎】




    記者会見の冒頭、謝罪する理化学研究所の小保方晴子氏
       毎日新聞 = 9日午後、大阪市内のホテル

小保方氏会見:再現実験「見たい人いれば、どこへでも」
 (毎日新聞)- 2014年04月09日 14時29分


*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************