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『みんなの党』 ・ 渡辺代表が党代表を辞任 議員は辞職せず!

2014-04-07 17:36:36 | 政治
2014年4月7日(月)

 遅きに失したとはいえ、当然のことだ。

 但し、議員は辞職する積りはないらしい。

 本来選挙に関わった資金提供問題が政治資金規正法などとの関連で問題と
なっているのであるから、まずは議員を辞職するのが筋である。

 党代表の辞任は、『みんなの党』 の党内問題に過ぎない!

みんな・渡辺代表が辞任=8億円借り入れで引責―議員活動は継続
 (時事通信) - 2014年4月7日(月)17:17


みんなの党 渡辺代表辞任を表明
 (NHK)- 2014年4月7日(月)17:02 


渡辺代表辞任:冒頭発言と質疑の要旨
 (毎日新聞)- 2014年04月07日(月) 22時17分


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みんな・渡辺代表が辞任=8億円借り入れで引責―議員活動は継続
 (時事通信) - 2014年4月7日(月)17:17

 みんなの党の渡辺喜美代表は7日、国会内で記者会見し、化粧品会社会長から8億円を借り入れた問題の責任を取り、代表を辞任する意向を表明した。
 党内で辞任を求める声が広がったことや、今後の党運営や選挙への影響を考慮し、混乱を収拾する必要があると判断した。ただ、渡辺氏は詳しい資金の使途などを明らかにしておらず、説明責任を問われるのは必至。公職選挙法や政治資金規正法に抵触するかどうかも焦点となる。

 会見で渡辺氏は、「一連の報道により、大変心配、ご迷惑をかけた。全ての責任は私にある。代表の職を辞す」と述べた。また、渡辺氏は「一議員に戻る」と語り、議員活動は続ける意向を示した。

 渡辺氏は、支援者だったディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から、参院選直前の2010年6月に3億円、衆院選直前の12年11月に5億円を借り入れた。このうち約5億5000万円が返済されていなかったが、7日の会見で渡辺氏は、全額を返済したことを明らかにした。

 ただ、吉田氏が選挙資金として貸したと説明しているのに対し、渡辺氏は「個人的借り入れ」と主張。酉(とり)の市の熊手を購入したなどと発言して党内外から批判を浴びていた。



みんなの党 渡辺代表辞任を表明
 (NHK)- 2014年4月7日(月)17:02 
 

 みんなの党の渡辺代表は7日夕方、記者会見し、化粧品会社の会長から合わせて8億円を借り入れた問題で、「同志の皆さんにつらい思いをさせていることは本意ではない」と述べ、代表を辞任することを表明しました。

みんなの党の渡辺代表は東京の化粧品会社、ディーエイチシーの吉田嘉明会長から4年前の参議院選挙の前の月に3億円、おととしの衆議院選挙の前の月に5億円の合わせて8億円を借り入れました。
これについて、渡辺氏は7日夕方、急きょ記者会見し、「私が個人として借り入れをお願いし、貸していただいたものだ。借入金は、主に党への選挙関係費用や政策決定、党勢拡大に資するために代表である私が支払った情報収集、意見交換などの費用として使った」と述べ、法的には問題はないという認識を改めて示しました。
そして、渡辺氏は借り入れていた残高の全額を7日、吉田会長に返済したことを明らかにしました。
そのうえで、渡辺氏は「同志の皆さんにつらい思いをさせていることは本意ではない」と述べ、代表を辞任することを表明しました。



渡辺代表辞任:冒頭発言と質疑の要旨
 (毎日新聞)- 2014年04月07日(月) 22時17分
 

 みんなの党の渡辺喜美代表は7日、国会内で記者会見を開き、8億円を借り入れた問題で責任を取り、代表を辞任する意向を表明した。発言要旨は次の通り。

 【冒頭発言】

 DHC、吉田嘉明会長からの個人借り入れについて報告する。借り入れていた5億5000万円に、金利分をつけて返済した。銀行から、吉田氏の口座に届いたと連絡を受けた。吉田氏には御礼を申し上げたいと思い、電話をしたがつながっていない。

 法的に問題はないが、世間のみなさん、みんなの党の支持者、国会議員、地方議員、多くの関係者に大変心配をかけ、ご迷惑をかけたことを、おわび申し上げる。党に迷惑をかけないため、個人で借り入れをし、金利も個人で払うとの方針でやってきた。しかし、残念ながら、逆の結果をもたらしてしまった。責任はすべて私にある。代表の職を辞したいと、浅尾慶一郎幹事長に申し伝えた。一兵卒として再び原点に立ち返って、目指してきた何をなすべきかにまい進したい。

 2010年の参院選を控えた時期に3億円、12年総選挙をひかえた時期に5億円、それぞれ吉田氏の個人口座から私の個人口座に送金していただいた。政治資金規正法や公職選挙法に違反する可能性があると報道されたので、三谷英弘倫理委員長を中心とした検証チームを作り、事実関係及び、法律に抵触するか否かの調査をしている。借入金は主に党の選挙関係費用や、政策策定の費用、また党勢拡大に資するために、情報収集、意見交換などに支出した。借り入れが選挙の前であり、吉田氏から選挙の話が出たとしても不思議はない。報道では、貸し付けが、猪瀬直樹前東京都知事の事例と同じとの指摘があったが、政治資金規正法、公職選挙法に照らしてなんら問題がないことは総務省などで確認した。

 10年の3億円は借用書を作成し、借用書にのっとって返済したが最後の返済だけ滞った。12年の5億円も吉田氏が説明されている通り、個人として借り入れた。代表を辞するので、保管している理由がなくなったと考え、返済した。私の選挙費用として借り入れたものではない。猪瀬氏は、自身の選挙資金として提供を受けた。この点が根本的に異なる。党勢拡大のため、党の選挙関係に2億5000万円を党に貸し付けているが、この貸し付けは12年度の党収支報告書に記載し、報告している。政治資金規正法上、適正に処理されている。

 【質疑】

 −−返済の原資は。
 
 渡辺氏 政界再編が起きたときの軍資金として5億円弱は妻の口座に移し、残っていた。他は親類縁者や知人らから融通してもらった。年に約1000万円を個人的に使った。

 −−なぜ妻の口座に金を移したのか。

 渡辺氏 私は政治家なので、どうしても手元にあると使ってしまう。妻に保守管理してもらった。

 −−5億円弱を手元に残したなら借りる必要はなかったのでは。

 渡辺氏 ありがたい資金だったのは事実だ。吉田氏から返してほしいと言われなかったので、虎の子の資金として大切に保管した。もっと早く返済すればよかった。

 −−3月27日の会見で手元に金を残していたと言わなかった理由は。

 渡辺氏 全額返済してから明らかにしようと思った。

−−将来の代表復帰の可能性は。

 渡辺氏 全く考えていない。

−−衆院政治倫理審査会で弁明する考えは。

 渡辺氏 党の検証チームが私の通帳を調べているので、その結論が出る前に政倫審(で説明する)ということはあり得ない。

−−離党や議員辞職の考えは。

 渡辺氏 ない。

−−今後の党運営は誰にどうしてほしいか。

 渡辺氏 私が言うべき問題ではない。役員会や両院議員総会で話し合ってほしい。



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