福島第一原発で、作業員が体調不良で死亡した事件で、
【福島県警は14日、検視を行った。捜査関係者によると、死因は持病によるものとみられ、司法解剖は行わない 】(朝日 5/14付け) という。
東電福島事務所は、男性の放射線被曝(ひばく)量は13日が0.51ミリシーベルト、14日は0.17ミリシーベルトで「2日間の放射線被曝量を見る限り、急性の放射線障害による死亡とは考えにくい」としている、ともいう。
結局、放射線による影響については、何も検証されず、教訓や放射線による影響の状態を確認する検査結果も得られないまま、闇に葬られる結果となった。
亡くなられた方には、無念なことであろう。
お悔やみ申し上げます。
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福島第一原発作業員が体調不良、病院で死亡
(読売新聞) - 2011年5月14日(土)13:19
東京電力の福島第一原子力発電所で14日午前6時50分頃、機材の搬送をしていた東電の協力企業の60歳代の男性作業員が意識不明となり、福島県いわき市内の病院に運ばれたが、午前9時33分に死亡した。
同原発の復旧作業中に作業員が死亡したのは初めて。東電で死因などを確認している。
東電によると、男性は午前6時頃から、高濃度汚染水が移送されている集中廃棄物処理施設内の4つある建物の一つで、同僚男性と電動ノコギリを2階から1階に搬送している最中に体調不良を訴えた。同原発内の医務室に運ばれ、作業員の活動拠点「Jヴィレッジ」で医師の診察を受けた後、午前8時35分頃、病院に搬送された。男性のいた建物地下2階に汚染水が貯蔵されていたが、男性は防護服を着ており、 被曝 ( ひばく ) 線量は0・17ミリ・シーベルトで、身体に放射性物質の付着はなかったという。男性は、前日の13日から同原発に入り、午前6時~9時の作業時間で働いていたという。
原発で死亡の作業員、死因は持病の可能性 福島県警検視
(朝日新聞) - 2011年5月14日(土)22:48
東京電力福島第一原発で作業中に死亡した60代の男性について、福島県警は14日、検視を行った。捜査関係者によると、死因は持病によるものとみられ、司法解剖は行わないという。東電によると、男性は作業前に体調不良を訴えていなかったという。
東電によると、男性は13日から福島第一原発で作業を始め、初日の作業時間は3時間だったという。東電は「環境や作業内容で特別高い負荷がかかったとは考えていない」と説明した。
男性の放射線被曝(ひばく)量は13日が0.51ミリシーベルト、14日は0.17ミリシーベルトだった。東電福島事務所は「2日間の放射線被曝量を見る限り、急性の放射線障害による死亡とは考えにくい」としている。
男性の従事した作業は東芝が元請け企業だった。
作業員、心筋梗塞か…被曝影響考えにくいと病院
(読売新聞) - 2011年5月15日(日)03:04
原発作業員 過酷で劣悪、高まる疲労度
(産経新聞) - 2011年5月15日(日)08:00
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