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junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

7度目のネパール 3日目 キルティプールby bus

2011-01-17 00:10:11 | ネパール
 2010.11/18(木)

 今日はネパール語のウルミラ先生と11:00のアポで打ち合わせです。
 
 ディネシュさんも来ることになっていたのですが、ウルミラ先生がいつも 「5分前に着くように」 と言っていたので、その為には15分前に出ないといけません。時間になってもやってこないディネシュさんを待たずに出かけてしまいました。

 すると大分遅れてディネシュさんがやってきました。 ディネシュさんはホテルで待ち合わせと思ってホテルに行き、私が出てくるのを待っていたとのこと。 待ち合わせ場所をきちんと確認しておかなかったためこんなことになりました。

 ネパール語のレッスンは明日からということにして、今日はこのあとバスでキルティプールの町まで行くことにしました。

 今回の訪問の目的の一つに「一人でバスに乗る」 というのを入れました。 

 私は一人で大丈夫だから・・・というのですが、ディネシュさんは心配らしく、今日は付いて行くといって、一緒に行ってくれました。

 確かにカトマンドゥのバスパークはたくさんのバスでごった返していてややこしい感じがしました。

 ここまで来たので訪問予定の町までのバス料金を聞いておくことにしました。

 キルティプールまでは 片道 13ルピー(約16円) 
 パタンまでは          11ルピー(約13円)
 バクタプールまで        25ルピー(約30円)

 パタンまではよくタクシーを使っていましたが、交渉次第かもしれませんが、私はたいてい250ルピー(片道)はかかっていましたから、ウソのような安さです。


 初めてバスに乗る

 今日のキルティプール行きのバスはマイクロバスでした。

 日本で2人がけのところは3人座ることになっているそうで、だんだん混んでくると、みな詰め合わせてぎゅうぎゅうに座ってがまんです。

 既にぎゅうぎゅう詰めだというのに、途中で南京袋を4つも5つも積み込んで乗って来た人もありました。 袋の中には野菜や豆や米などが入っているそうです。 いつもの風景らしくだれも文句一つ言う人はいません。

 2年前に車で行った時は20分ほどで着いたところが、今日は道路が混んでいたこともあって45分もかかりました。 

 降りたところは、ウルミラ先生お勧めの“スリ・キルティビハール”でした。

 このバスはもっと先の村まで行くそうです。


 スリ・キルティビハール

この寺院はタイの援助で出来た寺ということで、建物の形でそれとわかります。


中に祀られているお釈迦様


タイホールという別棟があり、中にはりっぱな 「お釈迦様の生まれたときの像」 「悟りを開いたあと弟子や動物たちに説教をしているときの像」 「亡くなるときの涅槃像」 がありました。

お釈迦様の生まれた時の像


悟りを開いた後、5人の弟子や森の動物たちに教えを説いている時の像


涅槃像の前でハルテモンと言う楽器を弾いているご婦人。


中に入って見せて頂いていると、シェルというほの甘いドーナツを戴いてしまいました!

 実は、ここに着いた時、この寺院の門には鍵がかけられていて中に入ることが出来ませんでした。 どうしたものか・・・と思案しているところに、外出から戻った僧が鍵を開けて下さり中に入ることが出来たのでした。 ラッキーでした。


 この後、少し戻って、以前車で登った急な坂道を今日は歩いて登り、バグ・バイラヴ寺院に回りました。


 バグ・バイラヴ寺院  (バグ=とら バイラヴ=シヴァの化身)


結婚式のカップルが1組、家族や友人たちとお参りしていました。



 次に向かったのがウマ・マヘイソールの像のある寺院でしたが、その途中にあったのがこの農機具の飾り。 お祭りの時に各家庭から持ってきてこのように飾りつけるのだそうです。 このほかにも色々飾られていました。


こんな座布団様なものも・・・



ウマ・マヘイソール寺院  ガイドブックにはウマ・マヘシュワールとありました。
(マヘイソール=シヴァの別名 ウマはその妃のパールヴァティと思います。) 


  天気が良ければここからヒマラヤの山々が見えるはずですが、今年は雲の多い日が多くなかなか見られないということでした。 この日も見えませんでした。


キルティプールの町も大分新しい家になりつつあるようですが、ゆっくり歩いて見るとまだまだ古い建物もたくさんあります。

新しい建物群


古い建物



 サンカダル・サクヮの像 

 街中と街はずれで見かけたこの方はネワール暦を作った人だそうです。
砂を掘り出す仕事をしていたところ、金が出てきて大金持ちになりましたが、そのお金はすべて貧しい人のためや人々の役に立つことに使い、ネワール暦も作ったということで、ネワール族の人々に敬われているそうです。


 新しく家を作っているところなどを見学しながらバス停に戻ると、ちょうどカトマンドゥ行きのバスが止まっていてそれに乗り込みました。

 ここで乗る人は座れますが、途中で乗る人は座れなく、マイクロなので掴まるところがあるわけでなく、頭も天井にぶつかるので体を前かがみに曲げていないといけないし、とても大変そうでした。 おまけにカトマンドゥの町に近づくにつれ、道路は大渋滞、なかなか目的地に着きません。


 カトマンドゥに戻ってから昼食にしましたので4時過ぎになってしまい、夕食兼の食事となりました。