ジュルのしっぽ-猫日記-

おっとりネコ・ジュルとのほげほげした毎日。

雲が渡る。

2007-04-14 | ほげほげ日記
つややかな光沢が美しい シルクのような雲が、
青い空に広がる 初夏を思わせる空だ。



ジュルといっしょに ベランダに寝ころんで、
早足に季節を移り渡っていく雲を眺める。



陽が昇るごとに熱せられていくタイルから、
熱気がジリジリと背中に伝わってきた。
陽が、肌に刺さって痛い。

きのうまでとは違う陽ざしに、
ジュルの気分も高ぶっていく。




ひゃっほ~!

雲が渡り、季節がまた、移り変わっていく。
季節は四季だけじゃないのだと、今さら気がついた。
移り変わりを感じた数だけ、季節はゆっくり流れていく。

ジュルとこうして空を見るようになる前のわたしは、
一年に四季を感じることすら、できていなかったかもしれない。

これからの一年、わたしはいくつの季節を数えられるだろう。
きっとこうしてジュルと寝転ぶたびに、感じられることだろう。
季節をたくさん感じられるほど、きっとヒトもネコも、
幸せなのだろうとおもう。

ジュル、銀座にいく。

2007-04-09 | ほげほげ日記
ここ、どこ?



銀座だよ。

高原鉄男さんの個展が、
15日(日)まで銀座で開催されている。

厚めに重ねられていく絵の具から、
ネコの個性が見れば見るほど、沸き立ってくる。
そんな絵を描かれる作家さんの個展だから、
ぜひこの目で観てみたかった。


これ、なに?



ジュルの絵だよ。


ブログで見掛けたジュルをモデルにして、
描いてくださったという一枚。題名も『ジュル』。


(C)TETSUO TAKAHARA

あの写真だ。
まさか、高原さんの本『猫がいてよかった。』
登場することになろうとは。。。

これ、だれ?



高原鉄男さんだよ。

いい思い出がまたひとつ、増えたね。


ぬるく、ゆるく。

2007-04-09 | ほげほげ日記
ピカピカに光るランドセルを大きく揺らしながら、
一年生が元気いっぱいに登校していった後。
ジュルとわたしは、ゆるりとひと休み。



この時期のひなたぼっこは、わたしも大好き。
暑くもなく、寒くもなく、暖かい、というより、
体の内側からほわほわと、ぬるくていい具合。
半身浴に似ているのかも。



ぬるく、ゆるく。
こんなことしてて、バチあたらないのかな。。。
と、思うぐらいきもちがいい。

バチはあたらないか。
わたしはジュルほど、ほげほげしていないものね。


ゴロゴロ。。。

無題。

2007-04-05 | ほげほげ日記
日々がせわしく、通り過ぎてゆく。
陽が出て沈み、出ては沈むを繰り返す。

とめどなく流れゆく日々の中に溺れながら、
嬉しいことや悲しいことは覚えていても、
なんでもないことは、忘れ去ってしまう。



なんでもないことが、じつはとても幸せなことなんだと、
ジュルが、わたしに教えてくれた。



嬉しいときは喜び、悲しいときは泣けばいい。
なんでもないときは、どうしたらいいのか、わたしは知らなかった。
わたしの周りをただ、日々が通り過ぎていっただけだった。

楽しめばいい。
なんでもないときを楽しめることを、幸せっていうんだよ。
ジュルが、わたしに教えてくれた。