ジュルのためとは思ってはいても、嫌われてしまうのではないかと心配になる。
そんな心配をよそに、ジュルはどんなに嫌なことをされても、
わたしたちのお腹や膝の上に、自分から乗ってきてくれる。
あれだけ嫌がるのだから、忘れたわけではないはず。
自分のためだとわかっているの?
ネコがそんなに物わかりがいいとは思えないけれど…。
ごめんねごめんねと言っているのがわかるの?
ネコに言葉が通じるわけがないと思うけれど…。
嫌われたくないのなら、嫌なことをした分、好きなことをしてあげればいい。
たぶん“絆”って、そうやってできるのだと思う。
そんなことでいいのなら、思う存分好きなことをして
絆をグっと深めていこう。