ダンナが出勤準備で口を開けている鞄に、
ジュルがスルリと入ってしまう。
客観的に見れば、たんに袋モノ好きなだけ なのだけれど、
ダンナからしてみれば、
「オレがいなくなるのが、さびしんだなぁ。。。」
ということになる。
遅刻しちゃうじゃないかぁ~
ニヤけて写真を撮る余裕があるうちはいいのだけれど、
朝の時間は想像以上の早さで、タッタカタッタカと駆け足で過ぎていく。
もういい加減 ヤバいんで、出てくれる?
イヤ。
すっかり寛いでしまったジュルに、手をこまねくダンナ。
「ジュルのごはん、買えなくなっちゃうんだよ」
え゛っ!
ということで、最後はわたしに引っ張り出される。