2か月前ですが
NHK「クローズアップ現代」で
「腸内細菌の知られざるパワー」(2022年6月20日)を放送していました。
腸内細菌の知られざる力 体質改善からがん治療まで最新情報! - NHK クローズアップ現代 全記録
ノーベル賞「オプジーボ」を始め
第4の治療薬と言われる各種「がん免疫治療薬」では
(残念ながら乳がんの場合、まだ標準治療に至った免疫治療薬はないけれど)
効果があらわれる人は、2割前後だそうです。
2割・・
この割合をあげていくのが、今ホットな研究課題で
効果を左右するとされているのが『腸内細菌』。
最先端のがん免疫治療、腸内細菌が薬の効きを左右する (asahi.com)
がん治療薬と腸内細菌との関係を調べる研究では
「治療効果のあった患者の腸内細菌は、多様性に富んでいる」
ことがわかっているそうです。
国立がん研究センターのグループでも
「がん免疫療法」の効果を高める可能性を持つ新種の腸内細菌を
世界で初めて発見したと紹介されていました。
「Uバンク(便バンク)」プロジェクトの昭和大学医学部の角田卓也教授は
「がんが不治の病ではなくなる日が遠からずやってくる。」
と言っています。
「不治ではなくなる」=「(永続的に)再発がんを抑制できる」
ということですよね。
がん免疫治療薬と腸内細菌の研究が一番の近道なのかはわかりませんが
一日も早くその日がくるよう、薬ができるよう、強く願って待っています。
待っている間に
今、最悪の私の腸内環境も何とかしなくては。
腸内細菌を多様化して環境を整えるために重要なことは、たった2つだそうです。
・「ビフィズス菌」「乳酸菌」「酪酸菌」等の菌をとること (菌)
・「食物繊維」「オリゴ糖」をとること (エサ)
この2つ、がんばろう。