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趣味の世界

私の趣味(主にオートバイ、アマチュア無線)を掲載しています。

モービルアンテナ マルドル HFC-40L

2009年10月22日 | アマチュア無線アンテナ


今回、マイカーのアース見直しに伴って、7MHz帯のアンテナもグレードアップしました。

以前、使っていたのはマルドル社(現在はありませんが...)のHFC-40という全長1.31mの比較的短いアンテナです。

 VSWR特性が中心点前後17kH(1.5以下)と狭帯域の製品ですが、短い割には送受信共にFBに動作していたものの帯域に少し不満がありました。

そこで今回は、もう少し広帯域のアンテナが欲しくなり、お馴染みのハムショップに見に行ったところ、同製品の上位製品であるHFC-40Lというアンテナを見つけました。

メーカー廃業のため今後は手に入らない製品ですが、以前から在庫があったら欲しいと思っていましたので即決で購入しました。

性能はHFC-40で実証済みでしたから、安心して購入する事ができました。

全長は1.87mと長めですが、そのため帯域が広く、VSWR特性は取り説によると、中心点前後25kHになっています。

早速、架設して特性を調べて見たところ、ほぼ取り説どおりの値を示しました。

このアンテナは、ベースローディング式でベース部のエレメントの出し入れで調整をとりますので、先端エレメントは挿すだけで調整には影響がないようになっています。

一度ベース部のエレメントで調整をとってしまえば、その後先端エレメントを抜き差ししても影響がありませんから、2分割してトランクに収納するのにも便利です。

調整後、聞こえている局をコールしてみましたが、若干のパイルの中でも3コールほどでコールバックがあり、送受信共に満足のいく結果となりました。

また、ベース部が深いのでエレメントの切断なくして新バンドにも対応できましたので、たいへん良い買い物だったと思っています。

これで、モービル用のアンテナは、コメット社のCHF-10(3.5-50MHz)、HFB-17(18MHz)、旧マルドル社のHFC-40L(7MHz)のと3本体制となり、この3本を状況に応じて使う事で簡易移動運用の幅が広がりました。


ダイハツ コペンのモービルアンテナ設置

2009年10月19日 | アマチュア無線アンテナ




弟が所有するダイハツのコペンは、屋根が自動オープンのためトランク部分が使えず、無線用のアンテナを設置す る場所がまったくありません。

そこで、既設のラジオ用アンテナ端子部分を改造してアマチュア無線用のアンテナを設置しました。

残念ながら私は改造に立ち会っていないので、改造部分の詳しい処理方法は説明できませんが、外観は写真のとおりで、ラジオのアンテナ端子を外しM型コネクター(メス)を埋め込んでありました。

使用しているアンテナは、第一電波(ダイアモンド)社のAZ510FMというFM/AMラジオ受信対応の144/430MHz帯2バンドモービルアンテナで、ラジオも聴けるようにしたとの事でした。

改造、配線等はかなり苦労したようですが、綺麗に仕上がっていましたし、送受信共にFBに動作してしていました。

ラジオの受信もFM/AM共にFBに受信できるとの事で、結果は良好だったようです。

弟も言っていましたが、アンテナ長が0.92mと少し長く、さらにエレメントが柔らかいのでもう少し短い方が走行中エレメントがしならなくて良いような気がします。

ただ、AMラジオ受信対応という事になるとアンテナ長が長くなってしまうのも仕方がないのかもしれません。

昔と違って、最近の車はアンテナを設置できる場所が少なくなって、皆さん苦労されているみたいです。


モービルアンテナ コメット CHF-10

2009年10月17日 | アマチュア無線アンテナ

昨年、購入したコメット社製の10バンドモービル(3.5-50MHz)アンテナCHF-10は、ハイバンドではそこそこ使えるのは確認しましたので、今回モービル運用にアクティブなローカル局から3.5および7MHz(送信出力50W)で使ってもらい動作確認してもらいました。

このアンテナは、バンド毎に調整金具を移動し、エレメントの長さを調整して使う多バンド対応(3.5/3.8/7/10/14/18/21/24/28/50MHz)のモノバンドアンテナです。

以前、バンド毎にプラグを差し替えて使うオーストラリア製のアウトッバッカーというモービルアンテナがありましたが、本アンテナと仕様が似ています。

実験結果は、まず7MHzですが取説の仕様はSWR1.5以下が前後20kHzになっていますが、おおむね仕様どおりで、送受信共に特別性能低下はみられず、少なくともRigのSメーターが7から9前後の局であれば応答があるので、ほぼモノバンドアンテナ同様ではないかとの事でした。

次に3.5MHzですが、取説の仕様はSWR1.5以下が前後5kHzとかなり狭くなっていますが、これも仕様どおりとの事でした。

たいへん狭帯域ですが、SWR1.5以下の範囲で使うには、送受信共に思ったより好結果で、数局から59プラスのシグナルレポートをもらったとの事でした。

したがって、ローバンドでもそこそこ使えそうですが、モービルに設置して走行するには重量が830g全長が1.88mあり、重すぎるように思いますので2分割してトランクに保管しておき、移動場所で組み立てるという形がベストかと思います。

ただ、バンド毎にエレメントの長さを変える必要がありますので、アンテナアナライザーを持ち歩くか、事前に調整をとりエレメントにマーキングしておく等の準備が必要かと思います。

過去の経験から、2バンドあるいは3バンド用の共用HFアンテナは、思ったより効率が悪く敬遠していたのですが、本アンテナは多バンド対応ですが、モノバンドアンテナ的な所がありますので、そこそこ使えるような気がします。


7MHz帯GPアンテナ CHA-7000W

2009年09月30日 | アマチュア無線アンテナ




先日、お世話になっているハムショップに行ったところ、店の脇にコメット社の新製品CHA-7000W7MHz帯GP)が 架設してありました。

主な仕様は、エレメント長が約5.6m(ラジアル長約2m)、重量が3.9kgの7MHz帯専用1/4λ短縮GPで、7.0MHzから7.2MHzまでV.SWR2.0、耐入力300W(SSB)、価格は30k前後とのことです。

興味があったので早速、店に既設のロングワイヤーと聞き比べてみたところ、受信能力はほとんど差がありませんでした。

送信については、Rig内蔵のSWR計で測定してもらいましたが、ほぼカタログどおりの特性でした。広帯域なので例のブロードバンドアンテナ並の飛びでは...という心配もありますが、受信状況を見るとロングワイヤーと同等ですから、そこそこ飛ぶような気がします。

CQ局を数局コールしてみたかったのですが、残念ながらMyRigを持参して行かなかったので断念しました。今度Rig持ち込みで評価してみたいと思います。

地上高約3mの場所に架設してあった割には良く聞こえていましたし、ラジアルが付いていますので、少なくともノンラジアル仕様のブロードバンドアンテナよりは送受信共に期待できるのではないかと思います。

 

 


モービルのアンテナアース トヨタ RAV4編 No2

2009年09月29日 | アマチュア無線アンテナ


今回、HFモービルを始めるにあたり、アンテナを付け替えるのが面倒なので左側ルーフレールにもアンテナ基台を取り付け右側同 様取り付けボルトからアースをとる事にしました。

ところが、アース処理後18MHz用のモービルホイップ(COMET HFB-17)を取り付けてみたところ、SWRが2.0以下に落ちてくれず、かなり不安定の状況でしたひょっとするとアースがきちんと取れていないのではと、7MHz用のアンテナMaldol HFC-40L)を取り付けてみたところ、ばっちりとSWRが落ちてくれました。

したがって、今回増設した左側の基台では、18MHz7MHzはどちらでもOkという事になりました。

ローバンドでSWRが落ちるということは、アースはとれているという事なので???試しに右側の基台に18MHz用のアンテナを取り付けてみたところ、しっかりと中心点でSWR1.1さらに前後それぞれ40kHzまで1.5以内に収まってくれました。

さらに、試験的に144/430MHz用のアンテナを増設側に取り付けてみたところ、今まで右側設置の際は、SWRが145.80MHz台に合っていたのが、145.00MHzに合うようになりました。

左右共にアース線の設置方法や長さもほぼ同じですから、周波数によって変動するのは何らかの原因があるものと思います。

これから時間をかけて調べてみたいと思いますが、車のボディーからアースをとる際は1波だけでなく、いろいろな周波数で測定してみる事をお薦めします。