JQ1ZEV WiRES ネットワーク コミュニティーズ

八重洲無線のC4FMやWiRESに関する情報を中心に、ALL JA CQ ROOMの運用情報もいち早くお伝えします。

WIRES-X ALLJA CQ ROOM#2(ALL JA C4FM CQルーム)のご案内

2015-03-14 | WIRES

WiRES-X の「ALL JA CQ ROOM#2 」が運用テーマを変更して運用中!

従来 ALL JA CQ ROOMが停止したとき用のバックアップ・ルームとして運用されていた「ALL JA CQ ROOM#2」が「ALL JA C4FM CQ ROOM」として新ポリシーで運用されていることはご存知でしょうか?
このルームは、C4FMでノード局を運用、または利用を推奨しているルームです。C4FMでノード局を運用したり利用されている皆さまは、ALL JA CQ ROOM #1 とあわせてご利用いただくと面白いかもしれません。例えば、ALL JA CQ ROOM #1 でCQを出したあと、ALL JA C4FM CQ ROOM でCQを出してみる、そんな楽しみ方もあります。 

■ C4FM CQ ROOM 運用に至る背景

WiRESを主催している八重洲無線によれば、C4FMのテーマは「FMフレンドリー・デジタル」、これは、アマチュア無線のデジタルは「移行」ではなく「新しいモードが増えた」と捉えて推進していこう、という考え方だそうです。
それゆえ、WIRES-Xでは、FMモードを使う人とC4FMデジタルを使う人との間で交信できるようになっていてデジタルとFMが共存できることを「メリット」として推進されています。素晴らしいことです。 

「FMで問題なく交信できんだから、FMでいいじゃん!」
という人もいます。それは確かにごもっともです。ノードとアクセス用に無線機を2台以上用意しないといけない。C4FMでノードを運用しようとすると初期投資額が、HF機を買うぐらいかかる(そう思うと始まった当初のWiRES-Xキャンペーンは何かとお得でした).
ぶっちゃけ、経験値が高いひとほど(耳が慣れているひとほど)FMモードのほうが交信可能距離は長いと感じることでしょう。そして、WiRES-Xの仕様として、違法局だろうがノイズだろうがBUSYランプが付く状態ではDSQを付していても送信を待ちますから、スケルチ・レベルをかなり高めに設定したりノード局を狭域化する必要に迫られます。そういった面ではFMのほうがいいかもしれません。

ところが、WiRESなどのVoIPを使う無線ではデジタル化により各種のデメリットが解決できる のです。
デジタルを使うと、

・うるさいDTMF音がない ・スケルチ解放ノイズがない
・移動局のQSBによる耳障りなガサガサ音がない
・マルチパスや音声レベル設定の不備による音声の歪みがない
・ルーム管理者にミュートされたりする可能性が極めて低い
ほかに、コールサインや接続先が無線機のディスプレイに表示できるとか、書き切れないほどたくさんのメリットがあります。

WIRES-Xでも、アナログ運用のノード局が、DTMFを連打されたり、違法局の音声をルームに垂れ流したり、WIRES-II時代によく見られたことが同じように発生しています。これはこれでしかたがないことです。工夫で最低限に抑えるしか方法がありませんでした。
ところが、このような諸問題がWIRES-XのC4FMデジタル運用することでそのほとんどが解決されるのです!
そこで、試験的に運用が始まったのが、C4FM運用ノード局が集まる「ALLJA C4FM CQ ROOM」です。FMとデジタルの良いところを使い分けるようなノリでこの二つの【CQルーム】を上手に使い分るというのはいかがでしょうか。


de JQ1YDA 東京WiRESハムクラブ 
 

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