goo blog サービス終了のお知らせ 

MailING!日月説法日誌

一生の宝物「法華経」の宝島の世界へあなたをエスコート
仏教経典の中の王様「法華経全28品」の完全解読に大チャレンジ!

Popular Deciphering101 比喩品第三(その23)

2025年04月15日 16時53分23秒 | 生き方
比喩品第三(その23)

またさまざまな鬼たちがいる
There are also many demons
その体は非常に大きい
Their bodies are very large
裸で黒くやせ細った姿
Naked, dark, and emaciated
常にその中に住んでいる
Always dwell therein
大きな悪声を発する
Emit terrible loud sounds
食を求めて叫び呼ぶ
Shouting and calling for food
またさまざまな鬼たちがいる
There are also many demons
その喉は針のように細い
Their throats are like needles


また多くの鬼がいる
There are also many demons
頭が牛のようである
Their heads are like those of oxen
ある鬼は人の肉を食べる
Some eat human flesh
また犬をむさぼり食う
Others devour dogs
髪が乱れてぼさぼさである
Their hair is disheveled
残酷で危険な存在である
Cruel and dangerous beings
飢えと渇きに苦しめられている
Tormented by hunger and thirst
わめきながら走り回る
Screaming and running about
夜叉や餓鬼たち
Yakṣas and hungry ghosts
凶暴な鳥や獣たち
Wicked birds and beasts
飢えた者たちが四方へ急ぐ
Rushing in all directions from hunger
窓をのぞき見ている
Peering through the windows




日曜日、月曜日を除く毎日、法華経を訓読に解読したものをブログ投稿しておりますが、同時に法華経原文の真読(漢文)と読み仮名(和英両方)も掲載し照らし合わせれるようにしたものを電子書籍化して安価な有料販売を開始しております。この度は、序品第一に引き続き、方便品第二の真読&訓読(和英翻訳付き)を発行いたしました。
 ぜひお買い求めください。↓


2年間で法華経経文すべての解読を完成させます!

なかなか手に入りにくい素朴に残された漢字だけで綴られた法華経の真読翻訳ですが、案外確かな方法での整理がついてない現状を知るにつれ、これは兎にも角にも自分で調べて作ってみる手段が何より自分のものとして本当の仕事の価値を得れるに違いないと思いました。その方法はどうあれ、案ずるよりもた易く疲労感なしに執筆完成したのがこの宝の本書でした。その秘訣に、実践すべきは仕事の道であり、その中央に法華経を置いて訓読を理論とし、その後に法華経の真読を仕上げることで自分の仕事の道がすでに理論付けられてきます。法華経の真読をあなた自身のバックエンドの実践とし、法華経の訓読をフロントエンドの理論として獲得されることを期待します。
 
 「方便品第二」について 方便というものは仏教用語であり、仏教とはそもそも真実の知恵へと教え導いてくれるものですが、その真実の目的地へ挫けずに至らせるために方便という教えが別にあるのです。それが真実の仏教の道のりではない寄り道をしながら導く方便説法です。夢のようなおかしな話だけれど、導かれる人が興味を持って理解しやすいような例え話や比喩の物語を用いながら導く教えが別にあるというわけです。このような方便な教えは仏教の真実よりも普段日常に過ごしている一般的な話題や情報のようなものの中から本当に真実のゴールへ通じているかどうかを見通す力を養い授けてくれることになるでしょう。多くの情報に埋もれる中ですべてを丸のみに信じることは不可能であり、どうも変だな、それは本当なんだろうかと自分で判断しながら捨てるべきものは捨てるようにして、淘汰して残った真実が普段の生きるべき道になって見えてくることは何よりも楽しいことです。