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ニュートラルな心

2011年02月11日 19時55分01秒 | 生活・文化
人間は様々な智恵を持ち、同じような智恵で仲間意識を持っている。
しかし、人間は智恵だけでも生きていけると言えるだろうか。
同じ知恵を持っている者同士であっても対立は生じるだろう。
別な智恵と融合を図ることも通常は必要だ。
自分だけの凝り固まった知恵だけでは人と人が共存しているとは言えない。
違う智恵に言う通りにさせたいとも思うだろう。
そんな師弟関係のような社会に嫌気が差して、いっそ違う智恵と違う智恵が対立して争っていて欲しいとも思うし、そんな対立から逃れていたいとも思う。
対立と対立に挟まれたなら、心をニュートラルにしてどちらともつかない生き方をするしかない。
違う智恵の交差には混乱が生じる。
その混乱を克服できたなら、新天地が待っていると思う。
だから心をニュートラルにしなければならないのだ。
急ぐことはない、混乱に心をニュートラルにできたなら、後は時間が解決する。
ニュートラルでなければ超えられないのだ。
ニュートラルは智恵か?智恵とは違い、ただ立場を貫くだけだ。
超えられれば知恵がつく、知恵を持つ以前に心をニュートラルに構える必要があるのだ。
より人間らしい智恵を得るために。